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献立いろいろ これはやみつき!新食感の唐揚げレシピ「味しみ大根揚げ」

大根を丸ごと1本買っても、使い切れずに余らせてしまうことありませんか?冷蔵庫の中で行き場を無くした大根を救うべく、今回は救世主的な大根レシピをご紹介します。使う材料は大根のみ。しっかりと煮込んで下味をつけ、カラッと揚げれば、食べ応えのあるおかずの出来上がり!衣はカリッ!中はホクホク、じゅわーっととろける食感は、夕食の一品はもちろんおつまみにもおすすめです。

▲教えてくれるのは、2児の母でもある料理家の宮崎知花さん。子育てと仕事を両立させる中で生み出す時短レシピは、忙しいママの強い味方。現在オンライン料理教室を開催中。


煮て揚げるから、ほくほくジューシー!
「味しみ大根揚げ」

外はカリッ、中はとろける食感。一度食べるとついついお箸が止まらなくなる、やみつきになる野菜揚げです。大根を黄金比率の調味料で煮たら、あとはサッと揚げるだけ。教えてくれるのは、お子さん二人に作ったら「パクパクと食べて、あっという間に完食しちゃった!」という料理家の宮崎さん。冷蔵庫に大根を見つけたら、迷わず作ってみてください。

\ 調理のポイント /

大根の煮物は、基本的に下茹をして柔らかくしてから煮込みますが、このレシピは下茹はせずに直接煮込んでOK。衣をつけて高温で揚げるので、中までしっかりと火が通ります。一度煮込む手間はかかりますが、手間をかけただけのおいしさが味わえますよ。ちょっと硬くなってしまった大根や、下の方の苦味の強い大根でも、このレシピならおいしくいただけます。おでん大根が余った時にもぜひ揚げてみてくださいね。

材料(2人分)

大根…1/3本(約250g)
(A)
水…150ml
しょうゆ…大さじ2
酒…大さじ2
みりん…大さじ2
片栗粉…大さじ4
油…適量
 
 

作り方

1.大根を切る

大根の皮を剥き、約3センチの乱切りにする。

■あえて不揃いの大きさに

大根は3センチほどの大きさに切り、あえて不揃いにします。食べ応えもあって、油で揚げた時に取り出しやすくなります。

2.煮込む

鍋に(A)の調味料と1を入れる。中火で30分ほど煮込む。

■覚えておきたい黄金比率

煮物をする時、黄金比率(水150mlに対して、しょうゆ・酒・みりん各30ml)で覚えておくと、色々な煮物料理の時に便利です。

3.冷ます

大根に竹串が通るまで煮込んだら、一旦取り出してバットに広げて冷ます。

■冷ます間に味が染み込む

20分程度、室温くらいになるまで冷まします。冷ましている間に味が染み込みよりおいしくなりますよ。また熱々のまま揚げると、衣がはがれやすいので、一旦冷ましましょう。

4.片栗粉をまぶす

油を170度(中火)に温める。油が温まったら、ビニール袋に片栗粉と3を入れる。袋の中に空気を含ませ、全体を軽く振りながら、大根にまんべんなく片栗粉をまぶす。

■片栗粉をまぶすのは、揚げる直前に!

まぶすのが早すぎると、片栗粉が大根に染み込んでしまいカラッと揚がりません。先に油を温めてから片栗粉をまぶしましょう。

5.揚げる

170度の油で揚げる。

■170度(中火)の目安

菜箸を水で濡らしてふきんなどで拭いてから鍋に入れ、油の温度
を均一にするために一度全体を混ぜます。動きを止めて、菜箸か
らやや大きめの泡が上がるくらいが170度(中火)の目安です。

■170度(中火)の目安

菜箸を水で濡らしてふきんなどで拭いてから鍋に入れ、油の温度を均一にするために一度全体を混ぜます。動きを止めて、菜箸からやや大きめの泡が上がるくらいが170度(中火)の目安です。

衣がきつね色になったら取り出す

6.完成

カラッと揚がった、味染み大根揚げの完成です。そのままはもちろん、お好みで黒こしょうをかければ、ピリッと味が引き締まり、お酒のおつまみにもピッタリ!ゴロリとした大きさの大根は食べ応えもあります。


このレシピで使えるコープ関連商品

うまくちしょうゆ

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特選丸大豆しょうゆ

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北海道産ばれいしょでん粉を100%使用。白さに優れ、強いとろみが特長です。

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わが家に大根のお裾分けがたくさん届いたので、早速作ってみました。宮崎家と同じく、うちの子どもたちも「おいしい!これ大根?」と言いながら、すぐに完食。大人はぜひ黒コショウを効かせて、お酒と共に味わうことをオススメします!
(SATETO編集部 佐藤)

教えてくれたのは

料理教室「スマイルスマイズ」主宰
宮崎知花
大手料理教室で13年間勤めた後、第2子出産をきっかけに自宅で料理教室を開始。料理とパンづくりを同時に学ぶことができる1回完結レッスンや、親子で一緒に料理が楽しめる親子レッスンなどを定期的に開催しています。

【エコレシピ】大根の葉や皮でもう一品!

大根の葉や皮には栄養がいっぱい。大根1本が手に入ったら、一切捨てるところはナシ。ササッと調理して、食卓の一品に変身させましょう。

「大根の葉の胡麻和え」

実は大根の葉は、β―カロチン、ビタミンC、カルシウムが豊富。とても栄養価が高いので、ぜひ食卓の一品に。

材料

大根の葉…適量
(A)
白ごま…大さじ1
砂糖…小さじ1
醤油…小さじ1

作り方

①(A)をボウルに入れて合わせておく

② 大根の葉を熱湯で茹でる

③ 大根の葉の水気を軽く絞り、3㎝ほどの食べやすい長さに切る。温かいうちに①に絡めて完成

「大根の葉の中華スープ」

カップに材料を入れて、お湯を注ぐだけの即席スープ。手間が掛からないのがうれしい!

材料

大根の葉…少々
鶏ガラスープ…大さじ1
熱湯…200ml

作り方

お椀(もしくはマグカップでもOK)に、みじん切りにした大根の葉(生のままOK)、鶏ガラスープの素を入れ、熱湯を注ぐ。

「大根と人参の皮のきんぴら」

厚めに切った大根の皮を使ったきんぴら大根。人参の皮も残しておいて、一緒に炒めましょう。

材料

大根・人参の皮…合わせて約100g
ごま油…適量
(A)
醤油…大さじ1
酒…大さじ1
みりん(砂糖でも可)…大さじ1

作り方

① 大根と人参の皮をそれぞれ千切りにする

② フライパンにごま油を引き、大根と人参の皮を炒める

③ ごま油が全体に馴染んだら(A)を加え、大根と人参の皮を柔らかくなるまで炒める

④ 火を止め、フライパンに蓋をしてしばらく置き、味を馴染ませる

※お好みで赤トウガラシや白ごまを散らす

「大根の皮とひじきの酢の物」

大根の皮が出たら、捨てずに試してほしいのが、ストック食材を組み合わせた、食感が楽しい酢の物です。ひじきや油揚げと聞けば煮物のイメージですが、酢の物にするとまた違ったおいしさが生まれます。

詳しいレシピはこちら

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