保存がきくうえに、炒め物や煮物、汁物、揚げ物などといったさまざまな料理に使える、使い勝手のいい食材じゃがいも。一年中手頃な値段で手に入るので、ご家庭に常備している方も多いのではないでしょうか。今回は、思い立ったらさっと作れる簡単レシピから、ホームパーティにもぴったりなアイデアレシピまで幅広くご紹介します。
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じゃがいもの特徴を知って、おいしさアップ
同じじゃがいもとはいえ「ホクホク系・しっとり系」などがあり、品種によって特徴が大きく異なります。まずは代表的な品種とその特徴を知りましょう。
知っているようで知らない!? じゃがいもの保存方法
長期保存に向いているじゃがいもですが、いつもどのように保存していますか?常温、冷蔵、冷凍のそれぞれの保存方法をご紹介します。
[ 常温保存 ](保存の目安:約4カ月)
じゃがいもは風通しがよく、光の当たらない場所で常温保存するのが最適。段ボール箱などに新聞紙を敷いてじゃがいもを入れ、上から新聞紙をかけて風通しのよい冷暗所で保管しましょう。この時、リンゴを一緒に入れると、エチレンガスの働きによって発芽しにくくなります。少量の場合は、光を通さないポリ袋や紙袋に入れ、小さな穴をいくつか開けて通気性をよくして保存を。
[ 冷蔵保存](保存の目安:約3カ月)
気温が高い夏場は芽が出やすいので、冷蔵庫の野菜室で保存するのがおすすめです。じゃがいもは低温に弱い性質のため、小分けしてキッチンペーパーや新聞紙で包み、ビニール袋に入れて野菜室へ。温度が低くなりすぎるとデンプン質が低温障害を起こして早く傷むので、冷蔵ではなく野菜室で保存します。
[ 冷凍保存 ](保存の目安:約1カ月)
じゃがいもを生のまま冷凍保存すると、水分が抜けて解凍した時にパサパサになるため、加熱をして冷凍するのがおすすめです。もし生のまま冷凍する場合は、皮をむいて棒状やくし形などに小さく切り、水分をしっかり拭き取ってチャックシール付き保存袋に入れて冷凍保存しましょう。お味噌汁などに入れると便利です。
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家庭料理の定番!覚えておきたい
基本の肉じゃが
家庭で作る和食の定番「肉じゃが」。これまで幾度となく作ってきた方でも、味が薄かったり、毎回仕上がりが違ったりとそれぞれ悩みがあるのではないでしょうか。こちらの記事では、そんな悩みを解決する「基本の肉じゃが」レシピをご紹介。料理家の宮崎さんに、煮崩れを防ぐ方法やお肉をふっくらと仕上げるコツなど、肉じゃがの基本の作り方を教えていただきました。
ささみとじゃがいもで節約!
じゃがいもの青椒肉絲
「牛肉→ささみ」「たけのこ→じゃがいも」に置き変えたコスパ最高のチンジャオロースをご紹介します。カロリー控えめで、しかもお財布に優しい、給料日前のお助けレシピです。チンジャオロースは、具材のシャキシャキ具合や、ささみのやわらかな食感がおいしさのポイント。事前に調味料を合わせておく、具材をカットしておく…など、下準備をしっかりしておくことが大切です。作り始めたら一気に炒めて素早く仕上げるのがコツです。
誰もが大好きな味つけ
鮭とじゃがいものカレー炒め
ごはんのおともにもぴったり。食欲そそる、カレー風味のおかずです。ほくほくのじゃがいもと、鮭のわずかな塩けが相性抜群。さらにカレー粉を加えることで、子供から大人まで大好きな味わいに仕上げられています。冷めてもおいしいのでお弁当におすすめですよ。
歯応えシャキシャキ!ボリューム満点
メインにもなる春野菜サラダ
新じゃがいもに新玉ねぎ、スナップえんどう、春キャベツと春野菜たっぷり!食感楽しい主役級サラダです。ポイントは、生姜とニンニクをきかせたひき肉ドレッシング。さらに、それぞれの春野菜の特徴を上手に生かして下準備することで、食感や栄養を損なうことなくいただけます。
爽やかなピリ辛がクセになる
大人のポテサラ
ヨーグルトとゆずこしょうのソースを使った、大人のポテトサラダです。おなじみのマヨネーズたっぷりのポテトサラダとはちょっと違う、ピリッと爽やかな味わい。ついついお酒もすすみそうな、おつまみにもなるサラダです。ヨーグルトのさっぱりとした酸味と、ゆずこしょうの爽やかな辛みが口いっぱいに広がります。
お漬物で簡単デリ風アレンジレシピ
しば漬けと卵のポテサラ
ごろごろっと入ったゆで卵と荒く潰したじゃがいもで食べ応え抜群のポテトサラダです。しば漬けの程よい塩分と酸味が馴染んで、カリッとした食感!色味も加わって、ちょっぴりオシャレなデリ風に仕上がります。お弁当やおつまみにはもちろん、パンに挟んでもおいしいですよ。
3種のソースで味変も!ホクホクの
粉吹き芋
じゃがいもの基本料理のひとつ「粉吹き芋」。茹でたじゃがいもを鍋の中に入れ、粉が吹くまで水分を飛ばして仕上げます。塩こしょう以外にも、手作りソースで和えれば、夕食の一品やおつまみに最適。塩こしょうのみで味付けした素朴な味わいは、肉料理の付け合わせやお弁当にぴったりです。
ワインのおともにも
ローズマリーポテト
ローズマリーの香りがじゃがいものおいしさを引き立てる一品。簡単ですが、一品料理としてはもちろん、お肉料理などの付け合せとしても楽しむことができます。ローズマリーの香りが好きな方は、ローズマリーをたっぷり入れるのもおすすめです。
じゃがいもの種類でレシピをチェンジ!
基本のフライドポテト
おやつはもちろん、パーティなど人が集まる時に欠かせないフライドポテト。こちらの記事では、じゃがいもの種類別に作る、基本のフライドポテトをご紹介。男爵やメークインなど、ホクホク系やしっとり系のじゃがいもを、どのようにカットして揚げるのが一番おいしいのか解説します。
ホームパーティにもぴったり
じゃがいもとほうれん草とツナのキッシュ風
具だくさんで子供も喜ぶ、なんちゃってキッシュのレシピです。フライパンで材料を混ぜ合わせたら、耐熱容器に入れて20分焼くだけ。見た目が華やかなので、ホームパーティにもぴったりです。ツナを加えることで、グッと栄養価も高まり、食感も豊かになりますよ。
パリパリ食感が楽しい
ハッシュドポテト
じゃがいも1個で作れる簡単ハッシュドポテト。じゃがいものでんぷんが接着剤になり、じゃがいも同士がくっつくので、切った後水にさらすのはNGです。材料3つであっという間に完成するので、忙しい朝にはもちろん、お弁当やおやつにもおすすめですよ。
レンジ&トースターで簡単!
ミニポテトグラタン
手軽にさっと完成するミニポテトグラタンです。レンジとトースターを使って調理するので、ほかの料理をしながら作れるのがうれしいしいポイント。お好みでベーコンや余った野菜を入れたり、粉チーズや明太子などをトッピングするのもおすすめです。
ツナの旨味とコーンの甘みが好相性
ツナとコーンのポテトサラダ
じゃがいもおかずの定番、ポテトサラダ。じゃがいもはカットして茹でることで、茹で時間を短縮。茹でたじゃがいもをマッシュしたら、材料を混ぜ合わせて完成です。食材は色々なアレンジができるので、お好みの組み合わせで試してみてください。
じゃがいもでとろみ付け
鶏肉とれんこんの味噌クリームグラタン
ホワイトソースといえば、バターと小麦粉に、牛乳や生クリームを加えて作るレシピが多いですが、小麦粉は使わずに牛乳と「じゃがいものすりおろし」を使って作ります。じゃがいもで自然なとろみを付けたら、あとは器に移してオーブンで焼くだけ。あっという間にとろみがつくので、小麦粉から作るホワイトソースより楽ちん。熱々をいただきましょう!