お弁当づくり お弁当疲れしない「１週間お弁当献立」のコツと簡単レシピvol .１―週初め編

▲ 教えてくれたのは、料理家のSHIMAさん。フードディレクターとして日々ブログやインスタグラムにレシピを更新されています。SHIMAさんのインスタグラムはこちら

鮭とじゃがいものカレー炒め

カレー風味が食欲をそそる鮭のおかず。冷めてもおいしいのでお弁当にピッタリです。もちろん、夕食の一品にも大活躍。前の日に多めに作っておけば、翌朝温めていれるだけでも。

鮭とじゃがいものカレー炒めの材料（２人分）：調理時間約15分

鮭とじゃがいものカレー炒めの下準備

・鮭を一口大に切る

・じゃがいもは皮を剥いて乱切りにする

鮭とじゃがいものカレー炒めの調理のポイント

■じゃがいもの芽はしっかりと取り除く

じゃがいもの芽は天然毒素であるソラニンやチャコニンが多く含まれているため、しっかりと取り除いて調理をしましょう。

レンジでしらすにんじん

にんじんをカットすれば、あとは材料を混ぜて電子レンジで仕上げるだけ。しらすの塩味がおいしいお弁当の彩りに便利な副菜です。

しらすにんじんの材料（２人分）：調理時間約５分

レンチンまん丸たまご焼き

わざわざフライパンで卵焼きを作る必要なし！電子レンジで卵を加熱したら、ラップでクルッと茶巾状に包むだけで、まん丸の卵焼きが完成します。

まん丸たまご焼きの材料（一口サイズ２個分）：調理時間約２分

ラップにのせたら、口をキュッと絞ります。しばらくそのまま置いておくとかわいいまん丸型に。

枝豆まぜごはん

冷凍の枝豆は水分が少ないのでご飯に混ぜても安心です。電子レンジで加熱すればおいしい枝豆ごはんの出来上がり。

枝豆まぜごはんの材料（２人分）：調理時間約５分

〈詰め方のポイント〉

その1. ごはんは斜めに詰める。

その2. おかずを全体的に少な目に入れて土台を作る

その3. 全種類詰め終わったら全体のバランスを見て再度おかずを上から加えていく。

＼ 気を付けたい！お弁当作りの食中毒対策 ／

お弁当作りで気になるのが食中毒。特に暑くなるこれからの時期、食中毒対策をしっかりと行いましょう。

一番の大敵は「水分」

食中毒の一番の原因は「水分」。十分に冷めていないおかずやご飯を詰めると、お弁当の中に水滴がついてしまいます。おかずはもちろん、ごはんも一度バッドなどに移して冷ましてから詰めます。冷凍食品で、自然解凍で食べられる商品はお弁当にオススメです！炊き込みご飯は水分が多く傷みやすいので、お弁当には不向きです。また肉や魚は片栗粉を多めに使って揚げる、煮物などは水分をしっかり除いたりとろみをつけるなど、水分が出ないひと工夫を。

生ものをそのまま入れる時は注意！

ハム・チーズ・ちくわなどを生のまま入れて常温保存することは避けましょう。使う時は、加熱調理をしてから入れるようにします。生野菜もちょっとした工夫を。きゅうりは水分が出やすいので、中の種を取ったり、塩揉みをして絞ったりしてから入れるなど、ひと手間加えると安心です。レタスなどの葉物野菜を仕切りとして使う場合は、キッチンペーパーでしっかりと水分を拭きましょう。またお弁当によく入れるミニトマトは、ヘタを取り、カットせずにそのまま入れます。

手でさわらない

詰める前に手をしっかりと洗って消毒しましょう。おにぎりはラップで包みながら握る、おかずを詰めるときはお箸を使うなど、食材を衛生的に詰めるように気をつけましょう。

雑菌シート・保冷剤などを活用

保冷バックやおかずの上に乗せる除菌シートなど、食中毒対策グッズを上手に使いましょう。また、お弁当を温度が上がる場所や直射日光の当たる場所におかないことも大切です。

教えてくれたのは

料理家 SHIMA

「簡単、時短、節約、おしゃれ」をモットーにレシピを考案しているSHIMAさん。料理家の傍ら、撮影・映像編集もこなし、ブログやYouTube、インスタグラムでは解説付きのレシピを日々更新されています。