このページの先頭です

献立いろいろ ひき肉ドレッシングをたっぷり絡めてどうぞ 「メインにもなる春野菜サラダ」

春野菜を使ったメニューで、食卓にも春を呼び込みましょう!前回に引き続き教えてもらうのは、野菜をたっぷりと使ったレシピや、アレンジしやすいオリジナルメニューがお得意のコンドオミユキさんです。さて、今回はどんな風に春野菜をいただくのでしょうか。

▲料理家のコンドオミユキさん。食材の選び方から盛り付け、食器の組み合わせまですべてにおいてセンス抜群です。


recipe

歯応えシャキシャキ!ボリューム満点
メインにもなる春野菜サラダ

わき役になりがちなサラダを、食感楽しい主役級の一皿にします。ポイントは、生姜とニンニクをきかせたひき肉ドレッシング。さらに、それぞれの春野菜の特徴を上手に生かして下準備することで、食感や栄養を損なうことなくいただけます。ご飯もすすむ、ひき肉たっぷりの “もりもりサラダ”は、お箸が止まらないおいしさです。

\ コンドオさんからのひとこと /

栄養たっぷりの春野菜を、そのままダイレクトに味わいましょう!シャキシャキの春キャベツや新玉ねぎ、色鮮やかで実が弾けそうなスナップエンドウなど、お皿の中は春爛漫。グリーンピースやアスパラガスなど、お気に入りの野菜でもおいしくいただけますよ。

材料(4人分)
春キャベツ…1/3玉(約200g)
新玉ねぎ…1/2個(約50g)
新じゃがいも…1個(約100g)
スナップエンドウ…1パック(10サヤほど)
にんじん…1/2本(約70g)
豚ひき肉…200g
にんにく(みじん切り)…各1片
しょうが(みじん切り)…各1片
オリーブオイル…大さじ1
塩…適量
こしょう…適量
レモン…適宜
[A]
ウスターソース…大さじ1
ポン酢…大さじ2
みりん…大さじ2
 
作り方
1.スナップエンドウを茹でる

スナップエンドウは筋を取っておく。鍋にたっぷりの湯を沸かし、塩を加えて再度沸騰したらスナップエンドウを入れる。茹で上がったらザルに上げてそのまま冷ます。

コンドオさんに教わったポイント:
■茹で過ぎないように注意
1~2分ほど茹で、鮮やかな色に変わったらすぐに湯から上げます。水にさらさず、ザルの上でゆっくり冷まして栄養を閉じ込めます。

2.ジャガイモを茹でて水にさらす

スナップエンドウを茹でた湯をそのまま使って、じゃがいもを茹でる。湯に入れたらすぐに上げ、冷水にさらして水気を切る。

コンドオさんに教わったポイント:
■食感を残し、ぬめりを取る
新じゃがは、軽く湯に通すくらいでOK。すぐに上げて冷水、または流水で洗います。ぬめりが取れて、じゃがいものシャキッとした食感が残ります。

3.野菜を切ってボウルに入れる

春キャベツは手でちぎり、にんじんは千切りにする。新玉ねぎは薄くスライスして塩を振ってしばらく置いておく。すべての野菜をボウルに入れて、ざっくりと混ぜる。

コンドオさんに教わったポイント:
■春キャベツは手でちぎる
葉が柔らかい春キャベツは、手でちぎって食感を楽しみましょう。

■玉ねぎの辛みを取る
年中出回っている玉ねぎに比べると、辛みが少ない新玉ねぎですが、それなりに辛みはあります。繊維を断ち切るように切り、塩を振ると辛みが和らぎます。

4.器に盛り付ける

下ごしらえした野菜をすべて器に盛り付ける。

5.豚ミンチを炒める

フライパンにオリーブオイルをひいてにんにくと生姜を弱火で炒め、香りが出てきたら中火にして豚ひき肉を加えて炒める。火が通ったら、合わせておいた[A]を加えてざっと全体に混ぜ合わせ、少し煮詰める。

コンドオさんに教わったポイント:
■にんにくと生姜は火をつける前に
にんにくと生姜は焦げやすいので、火をつける前にフライパンに入れましょう。

■ポン酢は優秀な隠し味
柑橘果汁、酢、しょうゆなどを合わせて作られたポン酢は、豊かな風味が楽しめるので、いろいろな料理の隠し味に使えますよ。

6.肉ドレッシングをかける

炒めた豚ひき肉を汁ごと、盛り付けた野菜の上から全体にかける。

7.完成!

春野菜たっぷりのボリュームサラダができました!しっかりと味がついた豚ひき肉がいい仕事をしていて、いくらでも食べられそうです。それぞれの野菜のおいしさが一度に楽しめる、簡単で栄養満点の春野菜レシピです。

お好みでレモンを絞れば、爽やかな香りと味が広がります。


シャキッとした野菜の食感と甘さ、コクのある豚ひき肉ドレッシングの相性がとてもよくて、メイン料理としても十分満足できます。ボリュームがあるのに、底なしにパクパク食べても罪悪感なし。あっという間に平らげてしまいました。
(SATETO編集部 佐藤)

教えてくれたのは

料理家 コンドオミユキ
ネイト等を中心に活動。イラストレーター、美容家としての一面も持ち、「食」と「美」を中心とした「暮らしを楽しむ提案」を発信している。
  • コープ九州資料請求はこちら

\ この記事をシェアする /

この記事はいかがでしたか?ご感想・コメントをお願いします。
※こちらはご覧いただきました記事に関するご感想をお聞かせいただくことを目的としております。商品等個別のお問い合わせにつきましては、正確に調査・回答させていただくために、こちらのフォームをご利用ください。