季節を問わず手に入りやすいキャベツは、主菜、副菜、汁物と、何にでも使える万能野菜の代表格。かといって作る料理はマンネリしがち……なんてこと、ありませんか? 今回は、キャベツ1玉買ってもおいしく食べ切るそんなキャベツを使ったSATETOで人気のアイデアレシピをまとめてご紹介します。キャベツが主役のメインディッシュから、簡単・時短の副菜、汁物まで様々。キャベツの新たな魅力が発見できるかも?
おいしいキャベツを選ぶポイントは?


[ ポイント1 ] 色がはっきりとしていて、ツヤがある
[ ポイント2 ] 巻きがしっかりしてずっしり重い
[ ポイント3 ] 春キャベツは巻きがゆるく、押すと弾力がある
キャベツは種類により選び方も異なりますが、どの種類にも言えるのは、葉のつやと色の濃さが鮮度のバロメーターになるということ。通常はずっしりとした重みを感じるものを選びますが、春キャベツは、葉の巻きがゆるく弾力性があるものを選びます。また、春キャベツは葉と葉のすき間が多いので全体的に縦に大きくなりがち。カットしてみて芯が2/3以上あると育ちすぎだそうです。カットされて売られている場合、参考にしてみては?
キャベツの賞味期間やおいしく味わうための保存方法、
栄養を逃さない調理のコツも紹介中!
キャベツの人気レシピ12選
キャベツを丸ごと1玉買っても、使い切れずに困ったことありませんか。キャベツはメインから副菜まで幅広く使える優秀な食材。これまでSATETOでご紹介した人気のキャベツのレシピを集めました。
【INDEX】
キャベツがメインになる!
キャベツのつくねあんかけ


焦げ目がつくまでしっかりと焼いて甘みを引き出したキャベツに、トロリとした中華風味の“あん”をかけました。焼きキャベツの香ばしい香りが食欲をそそります。お皿にドン!と乗せたキャベツは存在感も、食べ応えも十分。和風味や洋風味にアレンジも自在です。あんを包みながらいただきましょう。
味付けは塩昆布のみ
無限キャベツ


たっぷりのキャベツを千切りにしたら、塩昆布・かつお節と和えるだけ。だしを効かせたような奥深い味わいは、箸が止まらなくなるおいしさです。作り置きしておけば、夜ご飯の“もう一品”や、お弁当の隙間おかず、お酒のおつまみとしても大活躍間違いなしです。
お弁当にぴったり
カニカマとキャベツの和物


余りがちなキャベツには、ふんわりカニカマをのせてレンチンして。あっという間に、ごま油香る小さなおかずの完成です。キャベツは手でちぎって、カニ風味かまぼこも手で割いて。まな板も使わないので、後片付けも楽チン。あと一品欲しい時にも、おつまみにも、おすすめです♪
豆乳・生姜・味噌の絶妙な味わい
キャベツと鶏肉の豆乳スープ


濃厚でコクがあり、食べ応え抜群。お鍋みたいなキャベツの具沢山スープです。味噌と豆乳、生姜の組み合わせが絶妙で、鶏肉と野菜たっぷりで栄養満点。塩麹を加え旨味を引き出したスープは、一滴残さず飲み干したくなるおいしさ。材料をサッと炒めて煮るだけの手軽さがまたうれしいです。
塩もみキャベツで作るから食感も◎
キャベツとえびのコールスロー


ほんのり塩味と食感が引き立つキャベツの浅漬けを使ったコールスローサラダです。ヨーグルトに少しのマヨネーズを混ぜたドレッシングを和えてあっさりめに仕上げてあるので、ついつい箸がすすむおいしさ。主菜に添えるだけじゃなく、パンに挟むのもおすすめです。初めてでも簡単にできる「基本の浅漬け」レシピもご紹介しています。
切ったらフライパンで蒸すだけ
鮭とキャベツのレモン蒸し


ざく切りにしたキャベツにきのこ、鮭の切り身をフライパンに入れたら蒸すだけの、これ以上ない手軽さのメインディッシュです。レモン、マヨネーズ、しょうゆをベースにしたソースは、さっぱりしつつも食欲をそそります。骨取りの冷凍鮭切り身を使えば、子どもや高齢の方も安心して召し上がれます。
ひき肉ドレッシングが食欲そそる
メインにもなる春キャベツのサラダ


たっぷりの野菜を豪快にお皿に盛って、脇役になりがちなサラダを主役にしました。ポイントは、生姜とにんにくを効かせてしっかりと味をつけた豚ひき肉のドレッシング。ウスターソースとポン酢も合わせ、たっぷり野菜もあっという間にたいらげてしまうおいしさです。
水なし!塩だけで旨みたっぷり
旬の野菜で作るラタトゥイユ


ラタトゥユといえば、夏野菜で作るトマトベースが一般的ですが、ご紹介するのは、水分が多く甘みたっぷりの春野菜を使用したもの。にんにくや生姜などの香味野菜に、味付けは塩のみ。鍋の中でじっくりと蒸すように火を通すことで、野菜の旨みが凝縮された味わいに仕上がります。その時手に入りやすい旬野菜でもアレンジ自在です。
しっかり乳化させるのがポイント
キャベツとかにかまのオイルパスタ


キャベツの甘み、かに風味かまぼこの旨みに、にんにくの風味が効いたオイルパスタです。最初にじっくり熱したオイルにパスタの茹で汁を加えてしっかりと“乳化”させるのが、おいしさのコツ。「基本のオイルパスタ」もご紹介しています。休日のランチやサッと済ませたい夜にも活躍しそうです。
フライパンでサクフワ
キャベツとお肉のホットサンド


豚ひき肉に、にんにくやハーブを効かせた“ミートストック”に、たっぷりの千切りキャベツを挟んでこんがりと焼き上げたホットサンド。練りからしを加えて、ちょっぴり懐かしい味わいに仕上げました。ホットサンドメーカーがなくても、フライパンで気軽に作れるのがうれしいポイント。何かと役立つ“ミートストック”のレシピもご紹介しています。
キャベツたっぷりでヘルシー
はんぺんと豆腐のお好み焼き


シャキシャキのキャベツたっぷり!小麦粉不使用で、豆腐を使ったお好み焼きです。ポイントは山芋の代わりに旨みをプラスしてくれるはんぺん。干しエビがさらにおいしさをアップしてくれます。糖質が気になる時やヘルシーなご飯が食べたい時、子どものおやつにもおすすめです♪
キャベツはどのくらい持つ?保存方法は?
キャベツの賞味期間はだいたい2週間、長くて1ヶ月と言われています。基本は、葉を一枚一枚はがしながら使います。外葉がしなびている場合は取り除き、黒く変色している部分は切り取りましょう。カットして保存した場合は、切り口の変色した部分を削ぎ落とせば使えます。
1.冷蔵庫
キャベツはクールな野菜です。常温ではなく、冬場以外は冷蔵庫で保存しましょう。また、葉っぱにとって乾燥は大敵。軽く湿らせた新聞紙に包んで、地面に生えていた状態と同じく芯側を下にして冷蔵庫へ。(ラップでは空気の逃げ場が無く、傷んでしまうので注意)
さらに芯の部分をくり抜くことで、葉の栄養が奪われず長持ちします。くり抜いた穴には水で濡らしたキッチンペーパーを詰めておけば完璧!


2.冷凍庫
余ったものは、葉を一枚丸ごと、もしくは使いやすい大きさにカットしてよく水気を切り、保存用の袋に入れると冷凍保存もOK!できるだけ薄く平らに形を整え、空気はしっかりと抜くことが重要です。冷凍すると1、2ヶ月程度味わえます。しんなりしますが、軽く解凍すると生のまま和え物やコールスローなどにも使えます。


キャベツ博士になっちゃおう
コープのキャベツはどれも一緒なの?


コープは季節に応じてキャベツの産地を変えています。それは、自然のままの旬を感じて欲しいから。品質と数量を無理なくムダなく供給するため、農産物を育てるのに適した産地をリレーしてお届けしているのです。春キャベツを第一走者に始まる、コープのキャベツリレーとおいしいキャベツの生産者さんをご紹介しています。