寒い冬には温かいスープが恋しくなります。しかも具沢山のスープなら、お腹も満たされて体も心もポカポカに。今回ご紹介するのは、濃厚でコクがあり、食べ応え抜群の、お鍋みたいなキャベツのスープ。味噌と豆乳、生姜の組み合わせが絶妙な上に、鶏肉と野菜たっぷりで栄養満点。旨味たっぷりのスープは一滴残さず飲み干したくなるおいしさです。受験シーズンの夕食や体調を整えたい時などにもオススメです。
▲教えてくれたのは、料理家の松竹智子さん。 旬の野菜を中心に、日々の食卓に取り入れやすいレシピを提案されています。
栄養もボリュームも満点!
「キャベツと鶏肉の豆乳味噌スープ」
味噌と豆乳のまろやかさが食欲をそそる、栄養満点の具沢山スープ。体を温める効果のある生姜と、キャベツの甘さも加わり、滋味あふれる味わいが楽しめます。また塩麹を加えることで、コクと味に深みが増し、最後まで飲み干したくなるおいしさ。ボリュームもあるのでメイン料理にもなり、サッと炒めて煮るだけの簡単さもうれしいところ。熱々をいただきましょう!
\ 「キャベツと鶏肉の豆乳味噌スープ」調理のポイント /
身体をぽかぽかにしてくれる生姜に、疲労回復やリラックス効果のある発酵食品を組み合わせた温活効果抜群の食べるスープ。植物性タンパク質でもある豆乳は、体内への吸収スピードが緩やかで腹持ちがいいので、満足感もアップします。そして塩麹と鶏肉は相性抜群!味わいが豊かになるのでぜひおすすめしたい組み合わせです。塩麹がない場合は塩を少し加えて味を調整してみてくださいね。
「キャベツと鶏肉の豆乳味噌スープ」の材料(2~3人分)
- 鶏もも肉…1枚
- キャベツ…150g
- 玉ねぎ…1/2個
- にんじん…1/2本
- 酒…大さじ1
- 水…100cc
- 豆乳(無調整)…150㏄
- 塩麹…大さじ1
- おろし生姜…小さじ1/2 ※チューブの場合は約2㎝
- 味噌…大さじ1
- 塩、こしょう…少々
- サラダ油…大さじ1
「キャベツと鶏肉の豆乳味噌スープ」の作り方
1.材料を切る
鶏肉は食べやすい大きさに切り、塩こしょうをする。キャベツはざく切り、玉ねぎは薄切り、にんじんは短冊切りにする。
2.鶏肉を炒める
大きめのフライパン、または鍋にサラダ油を入れて中火で熱し、鶏肉がきつねに色になるまで焼く。
3.野菜を加える
玉ねぎ、にんじんを加え、玉ねぎがしんなりとするまで炒める。
4.煮る
水、酒、塩麹、キャベツ、おろし生姜を加えて中火にかける。煮立ったら蓋をして弱火にし、鶏肉に火が通るまで煮る。
■ 塩麹がない場合は、塩で調整を
塩麹を入れると、味にコクと深みが出て、減塩にも繋がります。塩麹がなければ、塩を少し多めに加えて味を調整しましょう。
■ 長時間煮込まなくてもOK
鶏肉にはある程度火が通っているので、長時間煮込まなくても大丈夫です。
5.味噌と豆乳を加える
鶏肉に火が通ったら、味噌、豆乳を加えて全体を混ぜ合わせる。
■ 煮込み過ぎに注意
豆乳は沸騰させ過ぎると分離してしまうので、豆乳を加えた後は煮込み過ぎないようにしましょう。
完成
まろやかでコクのあるスープの出来上がりです。これだけでお腹が満たされ、生姜の風味で体もポカポカに。冬の定番スープとしてぜひ覚えておきたいレシピです。
このレシピで使えるコープ関連商品
国産大豆の無調整豆乳 1000ml
大豆本来の風味が生きている
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おろししょうが
使いやすいチューブタイプ
おろししょうがの爽やかな香りと辛み。無着色。
味噌と豆乳のまろやかな味わいにピリッと生姜の刺激。スープに麺を入れてもおいしそう!もしくはスープを残して、ご飯とチーズを入れてリゾット風にしてもいいかも?…色々な食べ方が楽しめそうです!
(SATETO編集部 佐藤)
教えてくれたのは
- 松竹智子
- 料理家。福岡市内で料理教室や食のイベントをおこなう「深草」を主宰。フードスタイリストとして、食品関係企業のレシピ提案やスタイリングなども数多くおこなっています。
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