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お買い物のちょっと前 コープのキャベツはどれも一緒なの?

お買い物のちょっと前「キャベツ」INDEX
1.コープのキャベツはどれも一緒なの?編←今回はここ
2.キャベツ1玉おいしく食べきりたい!編

コープは季節に応じてキャベツの産地を変えています。それは、自然のままの旬を感じて欲しいから。品質と数量を無理なくムダなく供給するため、農産物を育てるのに適した産地をリレーしてお届けしているのです。
例えば、キャベツやレタスの場合、生育に適した温度は夏場でも15~20℃前後です。まだ寒さの残る春先は温暖な九州産のものを、夏場になると標高が高く九州よりも適した環境で栽培できる群馬県や長野県産にバトンが渡ります。
その時期にふさわしい産地を選ぶことで一定の生産量をキープできる上、一度に多くの量で配送を組むことができるので、配送のコストや時間の削減にもつながるのです。


コープのキャベツはどんな種類があるの?

コープでは全国の産地をリレーして春夏秋冬それぞれのおいしさを届けています。気になる“コープのキャベツリレー”選手をご紹介しましょう。

コープのキャベツリレー 第1走者(3~5月)ソフト&フレッシュな短距離走者 春キャベツ

産地:鹿児島県産
鮮やかな黄緑色で食卓に春を告げる「春キャベツ」は、何と言ってもふんわりとした巻き心地がチャームポイント。薄く柔らかい葉は、水分が多くジュワッとあふれる甘みがたまりません。炒め物よりもみずみずしさを生かしてサラダや漬物、マリネなどでそのまま味わうのが一番ですよ。

第2走者(高冷地では夏から秋、九州では秋から春)存在感抜群の万能選手 寒玉キャベツ

産地:
・鹿児島県産 4月5月・10月〜2月
・宮崎県産 6月
・熊本県産 10月〜6月

全国で広く栽培されているため、ほぼ一年中登場する“キャベツ界のドン”。固くて分厚い葉がすきま無く詰まっているので、ズシリと重く食べごたえも抜群。煮崩れしにくい上、熱を加えるとグッと旨みが増すので、ロールキャベツやポトフなど煮込み料理にも重宝します。

第3走者(九州では冬〜春、高冷地では夏〜秋)栄養豊富なエリート選手 グリーンボール

産地:
・鹿児島県産 1〜5月
・福岡県産 5・6月
・長野県産 6〜9月

小ぶりでしっかり葉が詰まったまん丸ボディ。一般のキャベツの2倍のカロチンを含むなど、栄養価が高いのも特徴です。厚みのある葉は甘く、ほどよく柔らかいのでシャキッとした食感も楽しめます。千切りキャベツにもよし、栄養価を逃さず味わえるスープもオススメです。

第4走者(秋〜冬)甘みたっぷりの個性派走者 とんがりぼうし

産地:熊本県 11〜12月
名前の通り、頭の上のとんがりがトレードマーク。コープで販売しているのは、昼夜の寒暖差が大きい熊本県菊池産のもの。この土地は酪農が盛んで有機堆肥を使用した良質な土壌で栽培できるので、しっかりとした甘みを持つキャベツが育つんですって。お好み焼きなど濃いめの味付けの料理でも存在感を発揮してくれますよ。

PICK UP! 全国的に活躍するスター選手!嬬恋村の産直キャベツ

生産者:群馬県嬬恋(つまごい)村 ピュアウェーブ21
夏から秋にかけて、日本一の出荷量を誇る群馬県嬬恋村。
標高1200mの高冷地にあるので昼夜の寒暖差が大きく、おまけに利根川水系の豊かな水にも恵まれているこの土地は、キャベツ栽培にとってうってつけの環境です。コープで取り扱うL玉キャベツを生産しているのは、「ピュアウエーブ21」の生産者のみなさん。その畑は、周囲に住居もなく、キャベツにとってストレスがかからない環境です。
「嬬恋村はキャベツの生産地としては世界最高だと思っています。天気と土とキャベツの力を信じて、僕らは農業を“させてもらっている”感じです」
見渡す限りのキャベツ畑を眺めながら嬉しそうに語ってくれた生産者のみなさん。
そんな愛情いっぱいのキャベツは、一体どんな風に生産されているのでしょうか?

広大な畑を見守り、迎える“実りの夏”

嬬恋村のキャベツの収穫は7〜8月が最盛期。冬の間に浅間山の火山灰が主成分の「黒ボク土(くろぼくど)」などを配合した堆肥で土作りをした後、2月にキャベツの種を蒔きます。
育った苗を畑に植えるのは4月。その後、クーラーいらずの寒冷地で丸々と育ったキャベツは7月から10月まで収穫されます。
一年を通じて畑を管理するため、気の抜けない日々ですが、生産者のみなさんは「キャベツの力を信じていますから」と笑顔を見せてくれました。

勝負は早朝!新鮮なおいしさを届けたい

収穫シーズンは、鮮度を保つため朝まだ暗い4時からスタート。肌寒いほどの気温の中、人の手で一つ一つ丁寧に摘み取られます。収穫したその日のうちに箱に詰められ群馬を出発し、翌日の日中には福岡県の篠栗農産加工センターに到着。検品作業ののち個人ごとに集品されて翌日に届けられるのです。
※加工センター到着から検品・個人集品までにかかる日数は在庫状況により変化します

大切に育てられた嬬恋キャベツ、そのお味は?

採れたてのキャベツを一口いただいてみると、ジュワッと旨みがあふれるようなみずみずしさとほのかに感じる甘みに驚きます。
生産者さんいわく、「嬬恋のキャベツは、水分量も糖度も段違い。生のまま食べる、いわゆる“キャベツの刺身”にすると一番おいしさがわかるはずですよ」
確かに、何もつけずに食べてもしっかりとした旨みが広がります。嬬恋村ではツナやサバ缶をのせてマヨネーズをかけたり、味噌で和えたりと毎朝生で食べているそう。シンプルだけれども、何よりのごちそうですね。

コラム コープの産直ってなに?

コープの産直品とは、「産地直結品」、つまりコープが皆様にお約束する「産直3原則」に基づいて選ばれている商品を指します。

(産直3原則)
・生産者・産地が明らかであること。
・育て方・取り引き条件を互いに確認できること。
・生産者・産地との交流があること。

私たちコープは単なる商品のやりとりだけではなく、生産農家と消費者がお互いに抱える環境や課題を知って、より信頼関係を深めていただくことを目指しています。農業が持つ社会的地位や役割を理解して購入いただくことが、国内の農畜産品を応援することにつながるのです。

 

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