
炒めたり、揚げたり、サラダにかけたり……色々なシーンで大活躍のオリーブオイルは、作りおきメニューにも最適です。今回は旬の食材でつくるオリーブオイル漬けレシピをご紹介します。教えてくれるのは、福岡県で飲食店を営むももさんです。

▲ 福岡県の山あいで飲食店を営むももさん。地産地消・旬の食材を中心に考案したメニューを提供されています
- 頼りになる エクストラバージンオリーブオイル INDEX
- 1.オリーブオイル・いいこと編
- 2.オリーブオイル活用編 作り置きレシピ←今回はここ
- 3.オリーブオイルのこと もっと教えて!編
- 4.さらに役立つ!バリエーション編
オリーブオイルで簡単作り置き
手軽で簡単!アレンジ自在!
「たけのこのオリーブオイル漬け」

ご紹介するのは、たけのこのオリーブオイル漬け。暖かくなるこの時期に出回るたけのこは、せっかくなら色々な食べ方を試してみたいもの。オリーブオイルに漬けて保存しておけば、おつまみ、パスタ、サラダのトッピングなど、レシピの幅が広がります。
\ ももさんのひとこと /
春になると、必ず近所の方からお裾分けをいただくのが、たけのこです。若竹煮や炊き込みご飯も大好きですが、たくさんいただいた時には、オリーブオイル漬けにするのがわが家の定番。たけのこをフライパンで炒めてオイルに漬けるだけの手軽さで、アレンジ自在な点が気に入っています


材料(作りやすい分量)
- たけのこ(茹でてアク抜きしたもの)… 200g
- にんにく…1片
- 赤唐辛子…1本
- 塩…小さじ1/2
- こしょう…少々
- エクストラバージンオリーブオイル…
約100〜150ml(容器の形状による)
下準備
・たけのこは縦にスライス、にんにくは薄い輪切り、赤唐辛子は1cm幅に切っておく。
・保存容器は煮沸消毒しておく。
作り方

1.たけのこを炒める
フライパンにオリーブオイル大さじ1(分量外)をひき、にんにくを弱火で熱する。香りが立ってきたら、たけのこを加えて中火で炒める。焼き色が付いてきたら、塩こしょうで味をととのえる。
ももさんに教わったポイント:
■ 薄く焼き色がつくのが目安
たけのこの表面に薄く焼き色がつく程度に炒めるのがおすすめ。見た目のおいしさはもちろん、香ばしさもアップします。

2.たけのこをオイルに漬ける
たけのこを炒め終わったらすぐに、清潔な保存容器に移す。赤唐辛子を入れ、オリーブオイルを注ぎ入れる。
ももさんに教わったポイント:
■ オイルはたけのこがひたひたになるくらい
たけのこがしっかりオイルに浸るよう、たっぷり注ぎ入れましょう。
■ 赤唐辛子は好みで調整して
辛さが苦手な人は唐辛子の種を取り除いておきましょう。

3.完成
ももさんに教わったポイント:
■ 漬ける時間が長いほど濃厚な味わいに
オイルに漬けてすぐもおいしいですが、数日経てばよりオイルの風味が利いて味わい深くなります。冷蔵庫で保存すれば1ヶ月ほど日持ちします。
■ ぜひお好みの食材でも試してみて
たけのこ以外にも、きのこやパプリカ、なすなどでも、同様の方法で手軽にオリーブオイル漬を作ることができます。豆腐や、ドライトマトなどもおいしいですよ。
たけのこのシャキシャキとした食感に、にんにくの香りとほどよい塩加減、ピリッと利いた唐辛子の辛さが食欲をそそります。夕食の副菜としてそのまま出しても、おつまみにもぴったりの予感です。ちなみにももさんは、よくパスタと合わせて食べるのだそうです。ちなみに旬を過ぎてしまったら、水煮のたけのこでも同じように作れるそうですよ。

▲ 茹でたパスタにオイルごと和えるだけという手軽さで、平日のランチなどに大活躍。パルメザンチーズや山椒の葉を散らして召し上がれ
教えてくれたのは

- 中山百代
- 福岡県糟屋郡で飲食店を営む二児の母。
地元でとれた食材や季節の素材を中心に、ごはんや加工品をつくって提供されています。
この記事はいかがでしたか?ご感想・コメントをお願いします。
※こちらはご覧いただきました記事に関するご感想をお聞かせいただくことを目的としております。商品等個別のお問い合わせにつきましては、正確に調査・回答させていただくために、こちらのフォームをご利用ください。