エクストラバージンオリーブオイルならではの風味や香りはどのようにして生まれるのでしょう。製造方法やおすすめの使い方は? 気になる疑問を「エクストラバージンオリーブオイル」を製造するメーカーの方に教えていただきました。
- 頼りになる エクストラバージンオリーブオイル INDEX
- 1.オリーブオイル・いいこと編
- 2.オリーブオイル活用編 作り置きレシピ
- 3.オリーブオイルのこと もっと教えて!編←今回はここ
- 4.さらに役立つ!バリエーション編
\ お答えします /
エクストラバージンオリーブオイル製造元
株式会社J-オイルミルズ
マーケティング本部 油脂事業部 家庭用グループ
若松 啓一さん
A. 温暖な地中海性気候のスペイン南部です。
コープのエクストラバージンオリーブオイルに使用しているオリーブは、スペイン南部の指定農園で栽培されています。地中海沿岸の温暖な気候、強い日差し、乾燥した空気がオリーブ栽培に最適なのです。
A. 「遠心分離法」という製法です。
オリーブは収穫後すぐに劣化が始まるので、鮮度が落ちないうちに手早く搾油所に運び、加工を開始します。選別・洗浄されたオリーブを圧搾機を用いてペースト状に潰し、果実中のオイルを取り出しやすくするためにミキサーのようなもので練り込みます。その後、遠心分離機にかけて比重の違う油分と水分を分離する「遠心分離法」という方法で油分のみを取り出します。
A. フレッシュな味わいを保つため、国内で瓶詰めしています。
エクストラバージンオリーブオイルは、空気に触れると風味がどんどん落ちてしまいます。一般的には搾油した現地で瓶詰めされますが、この商品は空気に触れないよう、窒素を充填した専用容器に入れて輸送し、日本国内で瓶詰めしています。また、輸入時や工場での受入時には必ず品質検査を行い、厳しい基準をクリアしたものだけを使用。そのため、オリーブを搾った時の鮮度を維持し、フルーティな風味を保ったままお届けすることができます。
A. 生食・加熱調理、どちらにもぴったり!
エクストラバージンオリーブオイルならではのフルーティな香りをたのしみたい時は、生食での使用がおすすめです。サラダやスープにひとかけしたり、パスタの仕上げに使うと豊かな風味とコクがプラスされます。また、実は和食との相性も良く、お味噌汁や焼き鮭、納豆などにひとかけするのもおすすめなんですよ。 もちろん、ソテーや揚げもの、アヒージョなどの加熱料理でも、おいしく召し上がっていただけます。
A.
1.光の当たらない、涼しい場所※で保管
(冷蔵庫に入れると固まってしまうので注意)
2.空気に触れさせない(使用後はキャップをしっかり締める)
3.なるべく早く使い切る(推奨使用期間:1~2か月)
※低温で白濁したり固まることがありますが、品質に問題はありません
エクストラバージン
オリーブオイル 400g
料理の繊細な味わいを大切にする日本人の嗜好に合わ
せ、数種類のオリーブを独自の配合でブレンド。
株式会社J-オイルミルズ内の“オリーブオイルテイ
スター”と呼ばれるスペシャリストたちによって厳
しいチェックが行われているので、味のブレを防ぎ、
高い品質が保たれています。
エクストラバージン
オリーブオイル 400g
料理の繊細な味わいを大切にする日本人の嗜好に合わせ、数種類のオリーブを独自の配合でブレンド。株式会社J-オイルミルズ内の“オリーブオイルテイスター”と呼ばれるスペシャリストたちによって厳しいチェックが行われているので、味のブレを防ぎ、高い品質が保たれています。
オリーブオイルの鮮度をキープするために、様々な工夫が凝らされているのですね。次回は、メーカーさんおすすめのオリーブオイルを使った料理をご紹介します。
(SATETO編集部 寺尾)
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