ボリュームがあり食べ応え十分な上、ヘルシーでお財布にも優しい鶏胸肉。タンパク質が豊富で低カロリーな人気の食材です。今回は、焼く、茹でる、揚げるなど、いろんな調理法で鶏胸肉のおいしさを引き出したレシピをまとめました。パサつきがちな鶏胸肉を、しっとりやわらかく仕上げるコツもご紹介。ぜひお気に入りのレシピを見つけてください。
鶏胸肉をやわらかくする方法
パサパサしがちな鶏胸肉を、しっとりやわらかくするには切り方や下ごしらえなど、ちょっとしたひと手間を加えるだけで仕上がりがぐんとよくなります。ぜひおためしください!
\ 筋繊維を断つように削ぎ切りにする /
鶏胸肉が固くなるのは、加熱によって肉の繊維が収縮するから。繊維を断つように切るだけでも効果的です。
\ フォークで刺したり、包丁で叩いたりして筋繊維を断つ /
穴を開けることによって味が浸透しやすくなり、やわらかさが増すのと、お肉の焼き縮みを防いでくれます。
\ 漬け込んで、筋繊維を柔らかくする /
オイル系のドレッシングやマヨネーズ、ヨーグルト、はちみつ、塩麹などがおすすめです。
\ 片栗粉をまぶしてコーティングをする /
片栗粉でコーティングすることで加熱時の肉汁の流出がおさえられ、しっとりやわらかな食感に仕上がります。
ナンプラーとハチミツでしっとり
エスニック唐揚げ
タイの屋台でよく食べられる「ガイトート(タイ風鶏唐揚げ)」を、ナンプラーとハチミツを使って再現したレシピです。下味をつけたら、多めの油で揚げ焼きするだけ。鶏胸肉とは思えないしっとりとした仕上がりで、ビールのお供にも最高です。付け合わせに相性抜群の紫玉ねぎピクルスの作り方もご紹介しています。
下味つけて茹でるだけ
簡単しっとり自家製鶏ハム
自家製に挑戦する人も多い鶏ハム。SATETOでは、下味をつけたら塩抜き不要、茹でるだけで完成する簡単レシピを紹介しています。少しのガーリックパウダーがコクをさらにプラスしてくれて、簡単なわりに“きちんとおいしい”のも外せないポイント。ストックできるので、サラダや前菜など、常備菜としても活躍してくれます。
ポテチを使ってグラタン革命!
ポテトグラタン
ちょっと手間がかかるイメージのグラタンですが、ホワイトソースは作らずに、市販のポテトチップスと生クリームで本格的な味わいに仕上げるアイデアレシピです♪ 鶏胸肉は、前日の夜にドレッシングに浸けておくことで、加熱してもパサつかずしっとりやわらか。忙しい夜はもちろん、ちょっとしたおうちパーティやお祝いメニューなどでも喜ばれそうです。
シーザーサラダドレッシングで仕上げる
チキン南蛮風 鶏の竜田揚げ
シーザーサラダドレッシングをソースにしていただく、鶏の竜田揚げ。クリーミーなドレッシングがサクサクの衣に絡んで、濃厚なチーズの香りとほどよい酸味が、淡白な鶏胸肉の味を引き立ててくれます。むね肉は、繊維を断つようにそぎ切りにすることで、パサつかずしっとりと。さらに片栗粉でコーティングして揚げるので、サクサク&やわらかな食感が楽しめます。
和風ドレッシングがしっとりのカギ
カオマンガイ風 蒸し鶏のっけごはん
ご紹介するのは、タイではポピュラーな蒸し鶏料理「カオマンガイ」風レシピ。お肉の下味にドレッシングを使用することで味わいが豊かになるだけではなく、パサつきがちな鶏胸肉を、お酢やオイルの力でしっとり柔らかく仕上げてくれます。朝仕込んで冷蔵庫に入れておけば、帰宅後は具材を炊飯器に入れてスイッチをオンにするだけ。エスニックな香り豊かな蒸し鶏のっけご飯の完成です。
鶏胸肉を叩いてミンチに
なんちゃってガパオライス
エスニック独特の風味がクセになるナンプラーと、香り高いバジルで仕上げるタイ料理の定番、ガパオライス。SATETOでは、鶏胸肉を粗めのミンチ状にたたき、ヘルシーながらも食べ応えある一品に仕上げます。パプリカや目玉焼きなども併せて、栄養満点で彩りも良く、休日のランチなどにもおすすめの一皿です。
鶏肉のことをもっと知ろう!知識が増えればおいしさ倍増
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