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大根の部位別レシピ12選 煮物・大根おろし・汁物、葉っぱも絶品! 大根の部位別レシピ12選 煮物・大根おろし・汁物、葉っぱも絶品!

メイン、サラダ、汁物など、料理全般で使い勝手がよく、日々の食卓に欠かせない大根。今回はオーソドックスな煮物から、来客時にも重宝しそうなアイデアレシピ、皮や葉までおいしく味わえるエコレシピまで幅広くご紹介します。大根のおいしさを余すことなく堪能しましょう。

 

\ 大根の部位ごとの特徴とおすすめ料理は? /

大根は、①上部(葉に近い部分)、②中部(真ん中)③下部(先の細い部分)の3つの部位によって、味や食感が異なります。それぞれの特徴を知り、使い分けることで、大根の良さををより引き出すことができます。

① 上部:もっとも甘い部分なので大根おろしやサラダなど、生食に最適

② 中部:1番食べやすい部分。水分をたっぷり含んで辛味と甘みのバランスがいいため、
 煮崩れもしにくく煮物向き。味が染み込みやすくふっくらジューシーな仕上がりに。

② 中部:1番食べやすい部分。水分をたっぷり含んで辛味と甘みのバランスがいいため、煮崩れもしにくく煮物向き。味が染み込みやすくふっくらジューシーな仕上がりに。

③ 下部:辛味が強く繊維もしっかりしているので、お味噌汁の具や漬物に

「葉に近い部分は形が丸い=味もまろやか。先端は形が尖っている=味も辛い」と覚えておくと便利ですよ。

\ 大根おろしに適した部位は? /

辛いのが苦手な人は、上部の甘い部分を使うのがおすすめです。特に小さな子どもさんには、葉に近い部分を使うと食べやすくなります。おろす時は、大根を縦に切って、繊維に沿っておろすとマイルドな味わいに。辛味成分は時間が経つと抜けていくため、少し時間をおくと辛味を感じにくくなります。それでも辛い時は、レンジで加熱する方法も◎
ピリッとした味わいにしたい時は、下部を使ってもOK。大根は輪切りにカットして、繊維を断つようにおろすと辛味が強調されます。食べる直前にすりおろすとさらにピリッと刺激的な辛さに。

 

【①上部】
レモンとオリーブオイルでさっぱりと

大根と人参の洋風なます

大根とにんじんを使った料理と言えば、甘酢の効いた「紅白なます」が定番ですが、こちらはレモン香る爽やかな洋風なます。ピーラーでスライスした大根とにんじんをビニール袋に入れ、冷蔵庫で寝かせるだけ。箸休めやおもてなしの一品として、またお弁当にもおすすめです。1週間ほど日持ちするので、作り置きにも。

 

【①上部】
たっぷりの大根おろしと一緒に頂く

梅肉ポン酢の照焼チキン

醤油とみりんで作るのが一般的な照り焼きを、梅肉とハチミツの甘酸っぱさを上手に生かして作りました。醤油をポン酢に代えて、まろやかながらもさっぱりと。たっぷりの大根おろしでよりさっぱりと仕上げます。鶏肉をパリッと焼くコツも紹介しています。

 

【②中部】
とろ〜り肉味噌をかけて頂く

基本のふろふき大根

大根の下茹ではせず、昆布と生米を入れた鍋でただただ煮込むだけ。白く透き通った、ほっこり柔らかなふろふき大根のできあがりです。とろみたっぷり、しっかり味付けした肉味噌を添えれば、まるで小料理屋さんのような仕上がりに。大根の下処理の基本、「隠し包丁」や「面取り」などのコツもご紹介しています。

 

【②中部】
鶏肉の旨みでだしいらず

大根と手羽先のやわらか煮

適度な脂質としっとりコラーゲンが豊富に含まれた手羽先は、煮物にもおすすめ。旨みを閉じ込め、大根と一緒に煮込みました。煮込むといっても、手羽先と大根の下準備をしっかりしておけば、その時間はわずか10分! 芯まで味が染み込み、ご飯が進みます。肉じゃがや筑前煮などにも応用できる「煮物の黄金比率」も紹介しています。

 

【②中部】
ポン酢マスタードのたれが食欲そそる

大根の豚バラ巻きステーキ

アスパラ、ならぬ大根を豚バラ肉で巻き、フライパンで焼き上げました。大ぶりの大根は、事前にレンジで軽く火を通し、味の染み込みを良くして。ポン酢とみりんで整え、マスタードをピリッと効かせた甘辛たれがクセになる、ボリュームたっぷりのメインディッシュです。

 

【③下部】
新食感の野菜唐揚げ

味しみ大根揚げ

外はカリッ、中はとろり。一度食べるとついついお箸が止まらなくなる、やみつきになる大根揚げです。一度煮込んで味が染みた大根に衣をつけたら、高温でサッと揚げるだけ。ちょっと硬くなってしまった大根や、先の方の辛味のある大根が余っている時はもちろん、大根の煮物が残った時にもぜひ試してみて。

 

【③下部】
ルーなし、お芋でとろみづけ

根菜たっぷり豆乳シチュー

ルーは使わずに、さつまいもとじゃがいもを大胆に使ってとろみと旨みをひき出した豆乳のシチューです。大根、にんじん、ごぼうなど、根菜をふんだんに使って、和風だしに豆乳といったヘルシーな食材をベースに、味噌でコクをプラス。じっくりと蒸し煮にした根菜は、旨みと甘みたっぷりで食べ応えも抜群です。

 

【③下部】
変わり種みそ汁で食卓に革命を

ごぼうとベーコンのとろみそ汁

いつものみそ汁を、ちょっぴり洋風な味わいにしました。ベーコンとオリーブオイルを加え、豚汁のようなコク深い一品に。乾燥ごぼうを水戻しせず使うことで、カットする手間を省ける上に、だしが出て旨みたっぷり。仕上げに、とろろをぽんと落として、召し上がれ♪

 

\ 大根の葉っぱや皮まで使い切れる「エコレシピ」 /

煮物やお味噌汁などで大根を使った際に出る皮や葉っぱ。ついつい捨ててしまいがちですが、無駄にせず、歯応えや風味などその良さを生かして副菜にしてみませんか?「もったいないから」だけじゃなく、おいしくて簡単なのが何より嬉しいです。

大根の皮とひじきの酢の物

大根の皮と合わせるのは、ひじきや油揚げなどのストック食材。煮物もいいですが、酢の物にするとまた違ったおいしさが味わえます。さっぱりとした甘酸っぱさが、コリコリ食感の大根の皮と香ばしい油揚げによく絡み、食欲をそそります。

 

大根とにんじんの皮のきんぴら

厚めに切った大根の皮を使ったきんぴら大根です。にんじんの皮も残しておいて、一緒に炒めました。味付けはオーソドックスに甘辛く。ごま油香るきんぴらは、日々の小さなおかずとしても、お弁当にも、重宝します。

 

大根の葉の胡麻和え

大根の葉は、β―カロチン、ビタミンC、カルシウムが豊富。とても栄養価が高いので、捨ててしまわずぜひ食卓の一品にして活用してみては。熱湯でサッと茹でた葉を、醤油や砂糖で簡単に味を整えれば、食感豊かな副菜の完成です。

 

大根の葉の中華スープ

捨てるのはもったいないくらい栄養分が豊富な大根の葉は、胡麻和えやきんぴら以外にも、小ネギのようにみじん切りにしてスープに散らすなど、薬味としての使い道も発揮してくれます。

 

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