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できるだけ手づくり レンジ5分で完成!バターなしの簡単ホワイトソースとアレンジレシピ

火加減が難しかったりダマになったりしがちなホワイトソースを、もっと手軽に作れたらいいですよね。電子レンジを使えば、温める時間も含めてたったの5分で完成! ダマもできずに失敗知らず、しかも味は本格派といいことづくしなんですよ。今回は、レンジで作るお手軽ホワイトソースと、クリームパスタをご紹介します。

▲教えてくれるのは、2児の母でもある料理家の宮崎知花さん。子育てと仕事を両立させる中で生み出す時短レシピは、忙しいママの強い味方。現在オンライン料理教室を開催中。


マヨネーズ:粉:牛乳=1:1:10で覚えておこう
「レンジで作るホワイトソース」

今回教えてもらったのは、バターは使わずにマヨネーズで仕上げるホワイトソース。覚えやすい分量なので、やり方さえ覚えておけばいろんなメニューにアレンジ可能です。グラタン、パスタ、クリームコロッケはもちろん、パンに乗せてトーストにしたりと、これからクリーム系レシピのレパートリーが増えそうな予感!

\ レンジで作るホワイトソース調理のポイント /

ちゃんと手順を踏めば、電子レンジで簡単にできるので、ホワイトソースを作るハードルがグッと下がります。バターの代わりにマヨネーズを使ってコクを出し、ダマにならないように牛乳を数回に分けて入れるのがポイントです。

レンジで作るホワイトソースの材料(2人分)

マヨネーズ…30g
薄力粉…30g
牛乳…300㏄

▼レンジで作るホワイトソースの下準備

・牛乳を常温に戻しておく

レンジで作るホワイトソースの作り方

1.混ぜる

耐熱ボウルにマヨネーズを入れ、粉ふるいを使って薄力粉をふるい入れる。常温に戻した牛乳(1/3量)を数回に分けて少量ずつ加え、濃度を均一にしながらゆっくりと混ぜ合わせる。

混ぜる時のポイント:

■ダマにならないように粉ふるいを使う
薄力粉をそのまま入れるとダマになりやすいので、粉ふるいを使います。

■常温の牛乳を数回に分けて加える
冷蔵庫から取り出してすぐの牛乳を一気に加えると、電子レンジの加熱時
間が長くなります。牛乳を数回に分けて少量ずつ加え、濃度を均一にしな
がらゆっくりと混ぜ合わせることでダマになるのを防ぎます。

■常温の牛乳を数回に分けて加える
冷蔵庫から取り出してすぐの牛乳を一気に加えると、電子レンジの加熱時間が長くなります。牛乳を数回に分けて少量ずつ加え、濃度を均一にしながらゆっくりと混ぜ合わせることでダマになるのを防ぎます。

2.電子レンジで加熱

全体を混ぜ合わせたら、ラップをせずに電子レンジ500Wで1分~1分30秒加熱する。

どのくらいの状態になればいい?

■まださらさらしていても大丈夫
1回目の加熱後は、固まっているところとさらさらしているところがある状態になっています。

3.レンジで再度加熱

電子レンジから取り出し、全体を混ぜたら、残りの牛乳を加えてさらによく混ぜる。再度電子レンジ500Wで1分~1分30秒加熱する。
できあがりがさらさらとゆるい場合は、10秒ずつ様子を見ながら1分ほど追加加熱する。

レンジ加熱時のポイント:

■よく全体を混ぜ合わせる
レンジ加熱の後は、固まっている部分とサラサラの部分のムラができているので、牛乳を加える前に全体をよく混ぜ合わせます。

■やけどに注意
電子レンジから取り出した直後は熱々です!やけどに気をつけて。

4.完成

ソースがなめらかになるまで、全体をよく混ぜる。

全体が均一に混ざってとろりとしたらホワイトソースの完成です。ちょっとサラサラで加熱が足りないかな?と思っても、粗熱が取れるとトロミのあるソースになります。あっという間にできました!

こんなお料理におすすめ

  • □ グラタンはもちろん、焼いた鶏肉や鮭とクリーム煮に
  • □ ロールキャベツのコンソメスープを少なめにして、ホワイトソースに
  • □ ハンバーグドリアやオムライスにかけて
  • □ ほうれん草とコーンにパン粉を乗せて、ホワイトソースを加えて焼いても

別茹でなし!ホワイトソースでつくる
「鮭とアスパラのクリームパスタ」

電子レンジで作ったホワイトソースを使って、クリームパスタを作ります。
パスタと一緒に、アスパラと鮭もゆでて、最後にホワイトソースと絡めるだけ。忙しい時やランチタイムにピッタリのレシピです。

\ フライパン一つで作るパスタの調理のポイント /

全ての材料を時間差で入れて茹で上げて、フライパンひとつで作ります。油は使わないので、カロリー控えめで優しくまろやかな味わい。仕上げに加えるブラックペッパーが味を引き締めてくれます。

鮭とアスパラのクリームパスタの材料(2人分)

パスタ…200g
アスパラ…4本(約50g)
鮭(骨取り)…2切れ
塩…分量外

▼鮭とアスパラのクリームパスタの下準備

・アスパラは根元から1センチくらいを切り落として根元の3~4センチをピューラーで剥き、全体を3~4センチ幅に切る。
・鮭は、水気をぺーパーで取り2~3センチに切る。

鮭とアスパラのクリームパスタの作り方

1.パスタをゆでる

深めのフライパンにたっぷりのお湯を用意し、塩(分量外)を入れる。パスタを半分に折って表示通りにゆでる。

節水ポイント:

■パスタを半分に折って水の節約
パスタを半分に折ってゆでると、お湯の量が少なくて済みます。塩はお湯1ℓに対して10gが目安です。

■表示通りにゆでる
お湯にパスタを入れて、再沸騰してから表示時間通りにゆでます。

2.アスパラと鮭を入れる

パスタがゆで上がる2分前に、アスパラの固い部分と鮭を入れて一緒にゆでる。

3.アスパラの先端部分を入れる

ゆで上がりの1分前に、アスパラの先端部分を入れて一緒にゆでる。

美味しく茹でるポイント:

■アスパラも時間差でゆでる
先にアスパラの固い部分、その後にやわらかい先端部分を入れて時間差でゆでます。

4.ホワイトソースと絡める

ゆで湯をザルで切り、フライパンに戻したらホワイトソースと絡める。

5.完成

仕上げにブラックペッパーをかけたら完成!温かいうちに召し上がれ。


このレシピで使えるコープ関連商品

マヨネーズ 全卵タイプ

全卵タイプのマイルドな味わい。国産の卵を使用しています。

マヨネーズ(卵黄タイプ)

卵黄のコクとまろやかな味わいが特徴。さわやかな酸味です。

米油を使った マヨネーズ

米油、米酢、りんご酢を使用。調味料(アミノ酸)を使わず仕上げました。
※味の調整のため食品素材であるたん白加水分解物を使用しています

早速自分でも作ってみました!電子レンジの機種や使う容器も違うので、温め具合に違いがあるかも?と思いましたが、そんなことはなく、手順通りに作れば問題なくできました。ダマにならないし、とにかく苦にならずに作れるのが◎。そして5分ほどでできるなんて感激です。クリームパスタも素早くできて、あっという間に子どもたちがペロリ。これからよく食卓に登場しそうです!
(SATETO編集部 佐藤)

教えてくれたのは

料理教室「スマイルスマイズ」主宰
宮崎知花
大手料理教室で13年間勤めた後、第2子出産をきっかけに自宅で料理教室を開始。料理とパンづくりを同時に学ぶことができる1回完結レッスンや、親子で一緒に料理が楽しめる親子レッスンなどを定期的に開催しています。

冷凍保存もOK!手作りソースレシピ

手作りソースを多めに作って冷凍しておけば、いろいろな料理にアレンジできてとっても便利。パスタに絡めたり、お肉や魚にかけたりと、忙しい時にパパッと手間をかけずに美味しい一品が完成します。

自家製デミグラスソース

ハンバーグやオムライスにかけると、たちまちリッチな気分を味わえるデミグラスソース。玉ねぎの旨みがたっぷり味わえる手作りレシピをご紹介します。 赤ワインは使用せず、ケチャップとウスターソース、コンソメを使うことでソースに甘みとコクを出します。家にある身近な材料でできるのが何よりうれしいかぎり。

豆乳ホワイトソース

豆乳とオリーブオイルを使い、材料を全部お鍋に入れてコトコト煮て作るホワイトソース。そのソースをおにぎりにかけて焼いたミニドリアはいかが?にんにくの風味が効いた、コクのある優しい味わいのホワイトソースは、グラタン、ソテーした鶏肉や白身魚などにピッタリ。

ミキサーひとつで「春菊ソース」

お肉やお魚、パスタなどに幅広く使えて、冷凍保存もできる春菊をたっぷり使ったソースをご紹介します。鍋に入れたりおひたしにしたりが定番の春菊を、チーズや松の実と合わせてペーストにすることで、まるでバジルソースのような味わいに。春菊独特の香りも和らぐので、春菊が苦手でもそんなに気になりません。

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