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献立いろいろ 台湾スイーツ「豆花(トウファ)」の簡単レシピ。豆乳ゼリーのようなふるふる食感

台湾をはじめ、中国や香港、ベトナムなどでも親しまれている定番スイーツ「豆花(トウファ)」。輸入食材店などでは、お湯で溶かすだけの豆花の素も販売されていますが、今回は豆乳から手作りする基本のレシピをご紹介します。豆乳を使ったローカロリーなスイーツは、まさに優しい口当たりの豆乳ゼリー。甘い生姜シロップをかけていただきましょう。教えてくれるのは、アジアをよく旅する料理家の宮村さんです。

▲ 料理家の宮村ゆかりさん。レシピ考案·監修(はぎトッツォ、ドルチェかき氷、その他多数)、福岡千早のアトリエにて料理教室「ミヤムの恋するcooking」外部講師、ケータリング、栄養教諭としても活躍中。


混ぜて冷やすだけ
台湾スイーツ「豆花」

ふるふるとした食感と優しい甘さで、台湾を中心に幅広く親しまれている豆花(トウファ)は、夏は冷たく、冬は温かくしていただきます。作り方はとっても簡単!豆乳に砂糖と粉ゼラチンを入れて冷し固めたら、生姜を入れて甘く煮たシロップをかけるだけ。余ったシロップはジンジャエールにして楽しみましょう!

\ 台湾スイーツ「豆花」をおいしくいただくポイント /

材料は豆乳、砂糖、粉ゼラチンと至ってシンプルです。豆乳は2回に分けて使うので一度に入れてしまわないようにご注意を。そのままでも十分おいしいですが、アジアのスイーツらしく、タピオカをトッピングしても!乾燥タピオカを見つけたら、1時間ほど茹でて使いましょう。戻し方はレシピの最後にご紹介します。

台湾スイーツ「豆花」の材料(作りやすい分量)

豆乳…500ml
粉ゼラチン…7g
冷水…大さじ2 
きび砂糖…40g
バニラエッセンス…少々
※シロップ
きび砂糖…100g
水…300㏄
しょうが…20g

台湾スイーツ「豆花」下準備

・冷水に粉ゼラチンをふりいれ、ふやかしておく

台湾スイーツ「豆花」の作り方

1.豆乳を温める

鍋に豆乳200mlを入れて中火にし、70℃になるまで混ぜながら温める。

■ 沸騰させないように注意
用意した500mlのうち、200mlを温めます。温める時は、沸騰させないように気をつけましょう。

■ 70℃の目安
鍋の周りが少しフツフツとしてきたら70℃の目安です。温度計が無い場合の目安にしてください。

2.ゼラチンと砂糖を加える

ふやかしておいたゼラチンを入れてよく溶かす。きび砂糖を加えて溶かし、火を止める。

■ きび砂糖でコクを出す
コクと風味を出すためにきび砂糖を使います。もし無い場合は上白糖でもOK。

3.豆乳、バニラエッセンスを加える

残りの豆乳300ml、バニラエッセンス2.3滴を加えて全体を混ぜ合わせる。ガラスボウルなどの器に移し、粗熱が取れたら冷蔵庫に入れて冷やし固める。

4.シロップを作る

しょうがを皮ごとスライスする。鍋に水としょうがを入れ、沸騰させる。砂糖を加えて再沸騰させ、そのまま弱火で10分ほど煮詰めて冷ます。

5.完成

2.を冷蔵庫から取り出し、スプーンでお好みの量を器に移したらできあがり!甘い生姜シロップをかけていただきましょう。タピオカ、フルーツ、砕いたピーナッツなどをトッピングしてもおいしいですよ。

乾燥タピオカの戻し方

鍋にお湯をたっぷりと沸かし、乾燥タピオカを入れる。
※1人前約10g。今回はブラックタピオカを使用。

常に対流するように火を入れながら、60分ほど茹でる。

ザルにあげて湯切りしたら完成。シロップをかけておくと固まりにくくなります。もし固まった場合は、再度茹でましょう。


残ったシロップで爽やかドリンク

残ったシロップは炭酸水で割って、ジンジャエールにして楽しみましょう!消毒した瓶などに入れておけば、冷蔵庫で1週間ほど保存できます。


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ふるふるに固まった豆乳と、ピリッと生姜がきいた甘いシロップとの相性もよく、自然な甘さが口いっぱいに広がります。乾燥タピオカは茹でるのに時間がかかるので、冷凍を使いたいところですが、一時期のブームが落ち着いたのか(?)なかなか見当たらないよう。もし見つけたら冷凍タピオカをトッピングすると楽ちんですよ!
(SATETO編集部 佐藤)

教えてくれたのは

料理家 宮村ゆかり
栄養士・栄養学教諭・調理師。料理教室「ミヤムの恋するcooking」では、ロースイーツやスパイスカレーなど、一見難しそうな料理を家庭でも楽しく作れるメニューを提案。

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