
ドレッシングを自分で作ってみたい
和風、フレンチ、中華、ごま、シーザーなどなど、味のバリエーションも豊富なドレッシング。市販のものを味比べするのもいいですが、たまには自分でつくってみたいと思うこともあります。今回は野菜をたっぷり使ったドレッシングのレシピを、福岡で飲食店を営むももさんに教えてもらいました。

▲ 福岡県近郊にたたずむお店のキッチンで、季節の食材を使ったさまざまなレシピを考案しているももさん。
シンプルな材料で作れる
「手作り玉ねぎドレッシング」

\ 料理のポイント /
玉ねぎがあれば、すぐに作れるドレッシングを紹介します。使う油はほんの少し。ほぼ野菜だけで完成します。冷蔵庫で1ヶ月ほど保存できるので多めにつくってストックしておくと重宝します

調理時間の目安
約20分
材料
- 玉ねぎ…中2個(約400g)
- しょうゆ…1/4カップ(約50ml)
- 砂糖…50g
- 黒酢(なければ他の酢でも)…1/2カップ(100ml)
- 塩…小さじ1
- 菜種油(またはオリーブオイル)…30ml

作り方
1.玉ねぎをカットする
皮をむいた玉ねぎをざく切りにする。

カットする時のポイント:
■ ミキサーにかけやすい大きさに
ミキサーにかけるので、簡単にザクザクとカットするだけでOKです。
2.玉ねぎと調味料をミキサーにかける
菜種油以外の材料をすべてミキサーにかける。

ミキサーのかけ具合:
■ 見た目がドロッとしてくるまで
材料がドロッとしてきたらミキサーを止めます。
3.火にかける
ミキサーにかけた2を鍋に移し中火にかけ、焦げ付かないように混ぜながら5分ほど煮る。

ももさんに教わったポイント:
■ 目的は玉ねぎに火を通すこと
煮詰めるというより、クツクツ火にかける要領で。玉ねぎに火を通すことで甘みが出て、保存がきくようになります。
4.菜種油を加える
玉ねぎに火が通ったら、菜種油を加えてさらに5分ほど煮詰める。

ももさんに教わったポイント:
■ オイルの種類はお好みで
最後に菜種油を加えて混ぜることで、サラサラとした感じが生まれて使いやすくなるうえに、料理に馴染みやすくなります。オイルはオリーブオイルなど、お好みのものでOKです。
完成したら、熱湯消毒した保存容器に移して冷蔵庫で保存します。さっそくサラダにかけて頂いてみました。

“ほぼ玉ねぎ”という文字通り、トロッとした玉ねぎの風味が口いっぱいに広がります。と同時に、お酢のまろやかな酸味が美味。黒酢独特の風味とコクがよく合います。このドレッシング、ももさんいわく「野菜はもちろんお肉のソースとしてもおすすめ」だそう。多めに作ってストックしておけば、とても便利な一品が生まれました。

▲ ももさんのお店で販売されている玉ねぎドレッシング(写真左)は、いつも人気だそうですよ。
サラダ以外にも使えるレシピ!
玉ねぎドレッシングで「白身魚のグリル」

玉ねぎドレッシングは、いろいろな料理のソースとしても大活躍。グリルした白身魚とこんがり焼いた彩り野菜に、とろーりたまねぎがおいしいドレッシングをかけていただきます。淡白な白身魚の味わいに、たっぷり添えられた夏野菜がよく合います。
> レシピはこちら
( SATETO編集部 堀尾 )
教えてくれたのは

- 中山百代
- 福岡県糟屋郡で飲食店を営む二児の母。
地元でとれた食材や季節の素材を中心に、ごはんや加工品をつくって提供されています。
この記事はいかがでしたか?ご感想・コメントをお願いします。
※こちらはご覧いただきました記事に関するご感想をお聞かせいただくことを目的としております。商品等個別のお問い合わせにつきましては、正確に調査・回答させていただくために、こちらのフォームをご利用ください。