夏の暑い時期になると、フレッシュなサラダやサッと食べられる一皿が欲しくなります。それでお腹も満たされエナジーチャージできればなおのこと。
そんないいとこどりのレシピを求めて、料理家のももさんの元へとお邪魔してきました。
▲福岡県の山合いの町で飲食店を経営しているももさんは、地元で穫れた野菜や旬の素材を中心に、ごはんを作っています。その時期しか手に入らない自家製のベーコンやソース、ジャムなどの加工品も人気。
フライパンひとつでソースまで
「ズッキーニのステーキサラダ」
今回教えて頂いたのは、クセがなく、生でも揚げても煮ても美味しい夏の野菜ズッキーニを、大胆にグリルにした一品。ズッキーニを加熱したときのトロリとした食感を思う存分味わえるレシピです。
\ ももさんのひとこと /
ズッキーニを贅沢にステーキに。クセがないからこそ、シンプルにその味や食感を楽しみたい一品です
材料(2人分)
- ズッキーニ…中1本
- ニンニク…1片
- オリーブオイル…大さじ1
- ブラックペッパー…適量
- レタス・ルッコラなどお好みの野菜
- (A)
- たまねぎ(すりおろし)…1/2個
- しょうゆ…大さじ1
- 酢…小さじ1
- 砂糖…小さじ1
作り方
1.ズッキーニをスライスする
ズッキーニを5mmくらいの幅に縦にスライスする
ももさんに教わったポイント:
■ ズッキーニの切り方はお好みで
ズッキーニのサイズが大きい場合は、焼くのが大変にならないよう輪切りすると、見た目も◎
2.ズッキーニを焼く
オリーブオイルを熱したフライパンにスライスしたニンニクを入れ、香りが立ってきたらズッキーニを並べて焼く。裏表に焼き色がついたら、ズッキーニだけフライパンから上げる。
ももさんに教わったポイント:
■ フライパンに残ったオリーブオイルはソースに
多めにオリーブオイルを使うことで、このあとのソースが作りやすくなります。グリルパン(※)があれば、美味しそうな焼き目がつくのでそちらがおすすめ。
※焼き面が波型のフライパン
3.ステーキソースをつくる
同じフライパンに(A)の調味料を入れ、とろみがつくまで混ぜながら加熱する。
ももさんに教わったポイント:
■ フライパンは洗わず、ズッキーニやニンニクの香りを効かせて
残った油やニンニクの香りがソースにも効いてくるので、フライパンを洗わずそのまま使用するのがポイント。あんまり加熱しすぎると水気が飛んでしまうので、弱火でコトコト煮詰める要領で。
4.完成
レタスやルッコラなど、お好みの野菜の上にズッキーニを乗せて、その上からさらにソースをかける。最後にブラックペッパーを振りかけて完成。
ボリューム感があるわりには、お腹に重たくないのが嬉しいレシピ。添え物としてのイメージが強いズッキーニですが、こうして大皿にドンと乗せると、これまでと違った味を楽しめます。家族と、友人と、取り分けながら食べたい一品が生まれました。
( SATETO編集部 堀尾 )
教えてくれたのは
- 中山百代
- 福岡県糟屋郡で飲食店を営む二児の母。
地元でとれた食材や季節の素材を中心に、ごはんや加工品をつくって提供されています。
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