ふんわりジュワ〜ッと独特の食感が魅力のこうや豆腐は、その特徴を生かした含め煮が定番。でも毎回同じ調理法では飽きてしまいますよね。こうや豆腐の特徴を活かししつつ、洋食やおやつにもなるレシピをご紹介します。
教えてくれるのは、福岡県で飲食店を営む香月さんご夫妻。野菜中心の献立や大豆性食品を使った料理が得意なお二人が、「ひとくちこうや豆腐」を使った、アレンジレシピを考えてくれました。
- たよりになるこうや豆腐 INDEX
- 1.こうや豆腐ってどんな食品?
- 2.こうや豆腐アレンジ「こうや豆腐ときのこの塩麹スープ」←今回はここ
- 3.こうや豆腐の唐揚げアレンジ
- 4.こうや豆腐にまつわる素朴な疑問を、生産者に聞きました
- 5.メーカーおすすめのひとくちこうや豆腐簡単レシピ
味付けは塩と塩麹だけで手軽に完成
「こうや豆腐ときのこの塩麹スープ」
まずは、きのこやかぼちゃがたっぷり入った秋の風味満載のスープ。味付けは塩と塩麹のみで、あとは煮込むだけというとっても手軽なレシピです。
\ 香月夫妻のひとこと /
もともとひとくちサイズにカットしてあるので、そのままポイッとスープに入れてすぐに完成します。きのこやかぼちゃ以外にも、お好みの野菜をたっぷり入れても良いですね
材料 (4人前)
- ひとくちこうや豆腐…12個
- きのこ類…300g
- (今回はしいたけ、しめじ、えのきを各100gずつ用意)
- かぼちゃ…120g
- 玉ねぎ…中1玉
- 昆布…1切
- 塩…3つまみ
- 塩麹…大さじ2
- 水…1L
※ひとくちこうや豆腐約6個が、一般的な全形サイズ1個の分量に相当します
作り方
1.鍋に材料を入れる
深めの鍋に昆布を入れ、その上からカットした玉ねぎ、きのこ類、こうや豆腐の順に入れていく。
香月さんに教わったポイント:
■ カットした具材からそのまま鍋に重ね入れて
最初に昆布を入れたら、次はカットしたものからどんどん鍋に入れていくだけ。そのとき、均一に熱が回るよう重ねるように入れるのがポイントです
2.水を注ぎ、塩を全体にかける
水をゆっくり注ぎ入れて、塩を全体に回しかける。
香月さんに教わったポイント:
■ 水は静かに注ぎ入れましょう
せっかく重ねて入れた具材が混ざってしまわないように、水は端から静かに注ぎます。
3.煮込む
強火にかけ、沸騰したら弱火にして蓋をし20分ほど煮込む。最後の5分でかぼちゃを上に乗せるように入れ、さらに蓋をして5分ほど煮込む。
香月さんに教わったポイント:
■ 煮崩れしやすいかぼちゃは最後に
かぼちゃは煮崩れしやすいので、5分ほどサッと煮込めば大丈夫です。
4.塩麹で味を整える
火を止めて、塩麹で味を整えたら完成。
香月さんに教わったポイント:
塩麹がない場合は、塩大さじ1/2に味をみながらお醤油を少々加えても。
野菜のやさしいだしが味わえてオススメです。
カットした野菜とこうや豆腐を、そのまま鍋に入れるだけで完成するお手軽スープ。野菜や昆布のだしをたっぷり含んだこうや豆腐をパクッと口にほおばると、スープが口の中でジュワ〜ッと広がり、身も心もホッと温まります。
( SATETO編集部 堀尾 )
教えてくれたのは
- 香月恵嗣・千代子
- お料理全般は恵嗣さん、お菓子は千代子さん担当。恵嗣さんが福岡県で飲食店を営むかたわら、お二人で野菜や大豆性食品を中心とした料理を、ケータリングやお弁当などで提供されています。一男一女との4人家族。
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