ももさんに教わったアイスレシピ
おうちでのんびり過ごしたい休日は、何かおやつでも作ろうかしらと、そんな気分になります。手軽に作れるおやつを知りたくて、福岡市近郊の山あいで飲食店を営むももさんの元を訪ねました。
《セミフレッドの作り方を動画でチェック》
ホイップして冷やすだけ
手軽に作れる「セミフレッド」
調理時間:約30分(冷やす時間は除く)
ももさんが教えてくれたのは、イタリア生まれのスイーツ「セミフレッド」。「セミ=半分」「フレッド=凍った」というその名の通り、「半分凍った」ようなやわらかい食感が特徴のアイスクリームです。
【セミフレッドとカッサータの違いは?】
セミフレッドと同じくイタリア発祥で、見た目もよく似ているアイススイーツが「カッサータ」。セミフレッドは、卵と生クリームが主な材料なのに対し、カッサータはリコッタチーズやクリームチーズをベースに、ナッツやドライフルーツを加えて冷やします。セミフレッドはとろけるような軽い食感が魅力、カッサータは、シャリっとした口当たりやナッツやフルーツの様々な食感がたのしめます。
セミフレッドレシピのポイント
ホイップしたら、あとは容器に移して冷凍庫へそのまま3~4時間冷やし固めるだけ。ジャムを使えばお好みのフレーバーに簡単にアレンジもできます
セミフレッドの材料
- 卵 4個
- 砂糖 30g
- 生クリーム 150ml
- バニラビーンズ(またはバニラエッセンス) 少々
- お好みのジャム 適量
セミフレッドづくりに必要な道具
- ボウル 3つ
- パウンド型・カップ・タッパーなどのお好みの型700〜800ml分
セミフレッドの作り方
1.卵黄を泡立てる
卵黄と砂糖20gをボウルに入れ、もっちり白っぽくなるまで泡立てる
2.メレンゲをつくる
別のボウルに卵白と砂糖10gを入れて泡立て、しっかりとしたメレンゲをつくる
3.生クリームを泡立てる
別のボウルに生クリームを入れて、8分立て程度の硬さにする
4.混ぜる
3のボウルに1とバニラビーンズを入れて混ぜ、さらに2を加えてゴムベラでさっくりと混ぜ合わせる
5.型に流す
型にジャムを薄く敷き、4を流し込む
6.冷やし固めて、型から抜く
冷凍庫で冷やし固めて(3〜4時間が目安)型から外す
(常温ですぐにやわらかくなるのでナイフ等で周りに切り込みを入れるとスルッと外れます)
7.完成
味変ポイント:
■ フレーバーのバリエーションは自由に
「型に流し込む前にジャムを軽く混ぜておくと、マーブル模様のセミフレッドに。またチョコレートやナッツを一緒に冷やすなど、さまざまな味のバリエーションが楽しめます」
食べる時のコツ:
■ 食べる分だけカットして冷凍庫へ
セミフレッドは空気をたくさん含んでいるので、冷凍しすぎてもカチカチにならないのが最大の特徴。冷凍庫から取り出した瞬間にトロリと溶け出すので、型からも出しやすく、カットもしやすいデザートです。ただし、一度溶けたものを再冷凍してしまうと空気が抜けて固くなってしまいがちなので、食べる分だけカットしたら残りはすぐに冷凍庫へ!
▲ 果肉たっぷりのブルーベリージャムと混ぜて作ったセミフレッド。大きめの型で冷やし固めれば、食べるときはカットするだけ。
▲ ももさんの店には、季節の果物の自家製ジャムがいつも並びます
このレシピで使えるコープ商品
いつも、そのときそばにある食材をもとに料理を思い描くというももさん。この日のセミフレッドにも、市販のジャムに加え、季節の自家製ジャムも使いました。ブルーベリー、いちご、甘夏など、どのジャムも、香り高いバニラとほどよくマッチ。チョコやナッツなどお好みのフレーバーにアレンジが効くのも、ももさんらしいレシピです。
口に入れた瞬間、ふんわりとろけるクリームのようなアイスクリーム「セミフレッド」。是非、暑い日に味わってみませんか?
( SATETO編集部 堀尾 )
教えてくれたのは
- 中山百代
- 福岡県糟屋郡で飲食店を営む二児の母。
地元でとれた食材や季節の素材を中心に、ごはんや加工品をつくって提供されています。
セミフレッドと一緒に楽しみたい前菜&パスタ
ひんやりとおいしいイタリアンスイーツは、食事の最後のデザートにもぴったり。前菜やパスタも作って、ちょっとコース気分で楽しんでみるのはいかがでしょうか? ぜひお試しくださいね。
レモン醤油と相性抜群
ほたてのカルパッチョ
ほたての味わいを自家製のソースで味わうカルパッチョ。作り方はいたってシンプルなので、ご家庭でも気軽に挑戦できるレシピです。基本の調味料を使ったソースはサーモンや鯛などお好みの食材とも合わせやすく、配合さえ覚えておけば何かと便利です。
つめるだけでこの華やかさ
トマトのファルシサラダ
「ファルシ」とはイタリア語で「詰め物」のこと。見た目も鮮やか、テーブルに出すだけで心が躍るトマトのファルシサラダをご紹介します。火も使わず手軽なのに、ごちそう感たっぷり。パーティーや来客時にも大活躍です。
卵なしでもまろやかクリーミー
レモンクリームのカルボナーラ風パスタ
卵と生クリームでつくるカルボナーラは、卵のとろみを生かすための火加減が難しく、家庭ではなかなか上手に作れないことも。そこで今回は、卵は使わずに生クリームとレモンでカルボナーラ風に仕上げます。レモンの爽やかな風味が、生クリームのクリーミーな口当たりと相性抜群で、通常のカルボナーラよりさっぱりいただけますよ。
昔懐かしい喫茶店風
濃厚ナポリタン
どこか懐かしさを感じる、昔ながらの喫茶店で出てくるようなナポリタン。あの濃厚なケチャップの味わいを自宅でも楽しみませんか。いつも素敵なレシピを提案してくださる、料理家の松竹さん家のナポリタンは、ホールトマトも加えて煮詰めた濃厚な味わい。粉チーズとバターもたっぷり絡めていただきます。
この記事はいかがでしたか?ご感想・コメントをお願いします。
※こちらはご覧いただきました記事に関するご感想をお聞かせいただくことを目的としております。商品等個別のお問い合わせにつきましては、正確に調査・回答させていただくために、こちらのフォームをご利用ください。