どこか懐かしさを感じる、昔ながらの喫茶店で出てくるようなナポリタン。あの濃厚なケチャップの味わいを自宅でも楽しみませんか。いつも素敵なレシピを提案してくださる、料理家の松竹さん家のナポリタンは、ホールトマトも加えて煮詰めた濃厚な味わい。SATETOの編集スタッフの息子さんが大盛りを2皿もおかわりしたという、大絶賛のナポリタンです。
▲ 教えてくれたのは、料理家の松竹智子さん。 旬の野菜を中心に、日々の食卓に取り入れやすいレシピを提案されています。
ソースを煮詰めて旨みがギュッ
濃厚ナポリタン
調理時間:約20分
パスタの王道ともいえるナポリタンは、老若男女問わず大人気!もっちりとした食感に仕上げるには、茹でたパスタにマヨネーズを絡めておくこと。煮詰めたソースと具が絡んで、一段とおいしくいただけます。
\ 「濃厚ナポリタン」を作る際のポイント /
トマト缶を加えることで、ケチャップだけのナポリタンよりも濃厚な味わい。ソースを煮詰めたら、最後にバターと粉チーズをプラスして、こってりと仕上げるのがわが家流です。トマトソースは多めに作っておいて冷凍しておけば、パスタはもちろん、スープの味付けやピザソースがわりにも活用できます。
\ 作り方を動画でチェック /
「濃厚ナポリタン」の材料(2人前)
- パスタ …160g
- 玉ねぎ …1/2個
- ピーマン…2個
- ウインナー …5本
- マヨネーズ…大さじ1
- 塩…大さじ1
- (A)ホールトマト …1/2缶
- (A)トマトケチャップ …大さじ3
- (A)ウスターソース …大さじ1
- (A)砂糖…小さじ1
- 粉チーズ…大さじ2
- バター…10g
- サラダ油…少々
※今回は1.7mmのパスタ麺を使用しました
[ パスタ麺の太さ どれを選ぶ? ]
いろいろな太さがあるパスタ麺。断面の形状や太さによって食感も変わるので、ソースに合わせて麺を選べば、よりおいしくいただけます。太さ別に相性のよいソースをご紹介します。
□ 0.9~1.3mm(カペッリーニ):
あっさりとした軽めのソースや冷製パスタ、スープパスタ
□ 1.4~1.5mm(フェデリーニ):
さっぱりとしたオイル系のソースや冷製パスタ、スープパスタ
□ 1.6~1.7mm(スパゲッティーニ):
オリーブオイルを使ったシンプルなソースや和風ソース、トマトソース
□ 1.8~1.9mm(スパゲティ):
ミートソースやカルボナーラ、クリームなどの濃厚ソース
もし迷ったら1.6~1.7mmを選べば、たいていのソースに合います。ぜひお試しあれ!
「濃厚ナポリタン」の下準備
- ・お湯(1.5ℓ)を沸かしておく
- ・(A)の調味料を合わせておく
「濃厚ナポリタン」の作り方
1.食材をカットする
玉ねぎは繊維に沿って薄切り、ピーマンは縦に細切り、ウインナーは斜め薄切りにする。
2.パスタを茹でる
お湯(1.5ℓ)に塩(大さじ1)を加える。再沸騰したらパスタを入れて、袋の表記通りに茹でる。茹で上がったらザルに上げ、マヨネーズを和える。
■マヨネーズ効果でもちもちに!
マヨネーズを和えることで、麺が伸びずにモチモチの食感になり、味もしっかりと馴染みます。
3.材料を炒める
フライパンに油(分量外)を引いて熱し、ウインナー、玉ねぎ、ピーマンを炒める。しんなりとしてきたら、混ぜ合わせておいた(A)を加えて2分ほど煮詰める。
■トマトソースは冷凍可
トマト缶が余りそうな時は、トマトソースを多めに作って、チャックシール付き保存袋やタッパーなどの容器に入れて冷凍しておくと便利です。使う時は自然解凍して電子レンジで温めましょう。
4.パスタを混ぜ合わせる
③に②を加え、混ぜ合わせる。バター、粉チーズを加える。
5.完成
全体を混ぜ合わせたら、喫茶店風の濃厚ナポリタンの完成!もっちりとしたパスタにソースが絡んで、どこか懐かしさを感じる味わいです。
「濃厚ナポリタン」で使えるコープ商品
編集部スタッフの息子さんがペロリと2皿平らげたと聞き、高校生の育ちざかりでもあるし…と思いつつ、わが娘たちにも早速作りました。トマト味があまり好きではない二人の娘(中2・小5)もあっという間に完食。「これおいしいね!また作って!」の一言に、心の中でガッツポーズ。わが家の定番メニューに仲間入りです!
(SATETO編集部 佐藤)
教えてくれたのは
- 松竹智子
- 料理家。福岡市内で料理教室や食のイベントをおこなう「深草」を主宰。フードスタイリストとして、食品関係企業のレシピ提案やスタイリングなども数多くおこなっています。
おうちで簡単イタリアンレシピ。
前菜とデザートでコース仕立てに
ナポリタンを作ったなら、イタリア料理のお店に行った気分で、アンティパスト(前菜)とドルチェ(デザート)も作ってコース仕立てで楽しみませんか。2品とも簡単に作れるので、おうちで気軽にイタリア気分が味わえます。
さっぱりドレッシングで
「タコと八朔のカルパッチョ風サラダ」
旨味たっぷりのタコに甘酸っぱい八朔。レモンの香るマスタードドレッシング が爽やかな、夏にぴったりのサラダです。柑橘は晩柑や甘夏、グレープフルーツなどもおすすめ。
ホイップ&冷やすだけのアイスレシピ
簡単ふわとろ「セミフレッド」
イタリア生まれのジェラート、セミフレッド。半分凍ったようなやわらかい食感が特徴のアイスクリームです。作り方は簡単!混ぜて容器に入れて冷やし固めるだけ。ジャムでお好みの味にアレンジもできます。
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