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できるだけ手づくり 子どもとつくる 和菓子のような「スイートポテト」

いつものスイートポテトにひと手間加えれば、
ほら、立派なよそいきおやつに大変身!

子どもと一緒にお友達のおうちに遊びに行くとき、どんな手土産を持って行こうかと悩んでしまうことってありませんか? お菓子を買って行くのもいいけれど、できれば手作りしたい。そう思ってはみるものの、今度は何を作ろうかと悩むのがオチ……。そんなときに試してみたくなる、とっておきの“よそいきおやつ”を、ももさんに教えてもらいました。

▲ ももさんは、福岡県近郊の山あいで飲食店を営む2児の母。季節の素材を取り入れながら、ごはんや加工品をつくっています。


ももさんに教わる おやつ

まん丸ひとくちサイズが食べやすい
和菓子のようなスイートポテト

ももさんが教えてくれたのは、いつものスイートポテトで粒あんやジャムを包んで丸めるレシピ。お団子のような佇まいは、まるで和菓子のようです。作り方はいたってシンプル。今回は小学6年生の女の子と小学1年生の男の子が一緒に挑戦しました。

中に入れるのは、粒あんやりんごジャム、栗の甘露煮など、さつまいもに合いそうな食材ならなんでもOK。もちろん具ナシでも、小さく丸めるだけで可愛らしくなりますよ。お団子のように丸める作業は、子どもも一緒に楽しめます

材料(8人分・約20個)
さつまいも…中3〜4本(約600g)
卵黄(つや出し用)…1個
(A)
砂糖…50g
バター…10g
卵黄…1個
 
 
 
粒あん…適宜
栗の甘露煮…適宜
お好みのナッツ…適宜
炒りごま(白でも黒でも)…少々
りんごバターまたはりんごジャムなど・・・適宜
 

作り方
固いから気をつけて

皮をむいたさつまいもを2センチ幅の輪切りにし、水につけておく。

ももさんに教わったポイント:
■ 水につけておくことで黒ずみを防げます

さつまいもは空気に触れると黒ずんでくるので、カットしたら数分水にさらしておきます
■ さつまいもの皮むき、カットは大人がフォロー
さつまいもは固いので、小さい子どもと一緒に作る場合は、一緒に作るママやお姉ちゃんなどがフォローしてあげましょう

柔らかくなるまでのんびり待とう

鍋にさつまいもを入れ、ひたひたの水を加えていもが柔らかくなるまで茹でる。

ももさんに教わったポイント:
■ 竹串がスッと刺さればOK

さつまいもに竹串がスッと通るくらい柔らかくなったら、火を止めます

裏ごしはママの力を借りて一気に

ボウルの上に裏ごし器を固定し、さつまいもが熱いうちに裏ごしする。

ももさんに教わったポイント:
■ 裏ごしは一気に!がコツ

裏ごしは力がいる作業。大人の手を使っておいもが熱いうちに一気に終わらせましょう。時間がかかりそうな場合は茹でたおいもを全てザルにあげず、少量ずつ鍋からすくいながら裏ごしすると、冷めにくく水分量も多めで裏ごしがしやすいですよ
■ マッシャーやザルを使用しても
裏ごしはおいものきめを細かくして味を均一にしてくれるので、仕上がり後のおいしさがアップします。時間に余裕がなかったり道具が揃わないという方は、仕上がりが少し荒くなることがありますが、ザルやマッシャーを使用しても大丈夫です

上から下からゆっくり混ぜてね

裏ごししたさつまいもに(A)の材料を加えて、よく混ぜ合わせる。

ももさんに教わったポイント:
■ 生地がゆるいようなら一度火にかける

おいもの水分量や裏ごしの状態によっては、生地がゆるくなる場合があります。成形しにくいようだったら、一度鍋に戻して弱火にかけ、水分を少し飛ばしてあげましょう

かたちが不揃い?それもご愛嬌!

ガーゼやラップなど(素手でも可)の上に4を広げ、中に入れたい具を包んでピンポン球くらいの大きさになるように丸める。お好みで栗きんとんやナッツなどをのせる。

ももさんに教わったポイント:
■ 粒あんはあらかじめ丸くしておく

粒あんはあらかじめひとくちサイズの団子状にしておくと包みやすくなります
■ いろんな材料で試してみて
おうちにあるリンゴジャムやナッツなど、さつまいもに合いそうないろいろな材料で試してみても楽しいですね

はみ出しても気にしない気にしない

溶いた卵黄を表面に塗り、180℃のオーブンで10分焼く。

ももさんに教わったポイント:
■ 焼き色はこんがりと

こんがり焼き色がつけば完成です。焼き色が薄い場合は、もう数分焼いて色をつけましょう

できがり!

見た目もかわいらしいまん丸のスイートポテトが完成。重箱に詰めれば、まるで和菓子のようで、よそいきの手土産にもぴったりです。

▲ 中のあんこがさつまいもの優しい甘みによく合います。栗やりんごジャムなど、中身が違うのも楽しい仕掛け。

▲ あんこはどれかな〜? やった!栗だった!と、自分たちが一生懸命作ったおやつを頬張る瞬間は、何よりも幸せそう…。お土産に持っていく分がなくなりそうな勢いです。


さつまいもの自然の甘みを生かして作るから、材料もシンプルで、安心して子どもに食べさせられるのもうれしいおやつ。ちょっとくらい形が不揃いでもかわいらしく、子どもと一緒に楽しみながら作れます。よそのお宅に何を持って行こうか悩んだら、ぜひ一度お試しあれ。
(SATETO編集部 堀尾 )

教えてくれたのは

中山百代
福岡県糟屋郡で飲食店を営む2児の母。
地元でとれた食材や季節の素材を中心に、ごはんや加工品をつくって提供されています。
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