あっさりと食べやすく、生でも炒めても煮てもおいしい豆腐。手に入りやすいお値段も魅力の万能食材です。ご紹介するのは、暑い季節にもぴったりの豆腐のメインおかず。甘味のあるとうもろこしや爽やかな風味のセロリなど、野菜の存在感もたっぷりです。
▲教えてくれたのは、料理家の松竹智子さん。旬の野菜を中心に、日々の食卓に取り入れやすいレシピを提案されています。
野菜のシャキシャキ感と豆腐の優しい味わい
とうもろこしとセロリの和風豆腐
松竹さんのご家族みんなが大好きだという豆腐を使ったレシピです。とうもろこしやセロリなど、食感豊かで爽やかな味わいの野菜と合わせました。甘辛い味付けの中に、セロリや生姜の香味がしっかり効いた、ご飯がすすむメインディッシュです。
\ 松竹さんコメント /
とうもろこしとセロリのシャキシャキした食感と甘みや香味、豆腐のやさしい味わいを生かしました。大人はお好みで豆板醤を加えて麻婆豆腐風にしてもいいですね。豆腐を下茹ですることで、しっかりした味わいに仕上がります。
材料(2人分)
- 木綿豆腐…1丁(約400g)
- とうもろこし(粒)…90g
(今回はスイートコーンドライパック1缶使用) - セロリ…1/2本分
- 豚ひき肉…100g
- 生姜(みじん切り)…大さじ2
- にんにく(みじん切り)…小さじ1
- 水溶き片栗粉
(水大さじ2、片栗粉大さじ1を混ぜ合わせておく) - ごま油…大さじ2
- (A)
- 味噌…大さじ1
- しょうゆ…大さじ1
- みりん…大さじ1と1/2
- 水…150ml
〈下ごしらえ〉
- ・生姜、にんにくはみじん切りにしておく
- ・セロリは葉と茎に分け、葉はざく切りに、筋が気になる方は筋を取り、茎は斜め薄切りにする
- ・(A)の調味料は混ぜ合わせておく
作り方
1.豆腐を下茹でする
水と塩少々(分量外)を鍋に入れて中火にかけて沸騰させる。豆腐を大きめの一口サイズになるよう手でちぎりながら入れて5分ほど火にかけ、ざるに上げる。
■しっかり水切りしたい時に
塩水で茹でることで豆腐の水分が抜け、後で炒める時に崩れにくくなります。水切りするより時間もかかりません。
2.ひき肉を炒める
フライパンにごま油の半量と生姜、にんにくを入れて中弱火にかける。香りが出てきたら豚ひき肉を入れてほぐすように炒める。
3.とうもろこしを加える
豚ひき肉の色が変わってきたらとうもろこしを加えて炒める。
4.豆腐を加える
(A)の調味料と豆腐を加えて全体を混ぜ合わせる。
5.セロリを加える
セロリの茎を入れて軽く炒めたら、水溶き片栗粉でとろみをつけ、残りのごま油を加えて混ぜ合わせる。
6.完成
器に盛り付け、セロリの葉を散らす。
このレシピで使えるコープ関連商品
わが家の子どもたちはセロリが苦手なのですが、とうもろこしのシャキシャキ感とふんわり豆腐、お味噌ベースの優しい味わいがセロリ独特の風味を和らげてくれたようで、なんと完食! 豆板醤やラー油など、家にあるピリ辛系調味料を加えて大人用に味変もおすすめです♪
(SATETO編集部 堀尾)
教えてくれたのは
- 松竹智子
- 料理家。福岡市内で料理教室や食のイベントをおこなう「深草」を主宰。フードスタイリストとして、食品関係企業のレシピ提案やスタイリングなども数多くおこなっています。
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