独特の香りと、シャキッとした食感が特徴のセロリ。料理に使う時は茎だけを使って、葉は捨ててしまう人も多いのでは?実はセロリは、葉にも栄養がたっぷり!ビタミンB1.2、ビタミンC、食物繊維、βカロチンなどが豊富に含まれています。せっかくなら上手に料理に取り入れて、余すことなく全部いただきましょう。今回は日々のおかずやお弁当にもオススメの、セロリの葉を使ったきんぴらをご紹介。サッと作れてご飯が進む1品です!
▲教えてくれたのは、料理家の松竹智子さん。 旬の野菜を中心に、日々の食卓に取り入れやすいレシピを提案されています。
セロリの葉とちくわのきんぴら
生のままだと硬くて食べにくく、料理に使うには香りが強い…。そんな理由から、どう使っていいか分からず、捨てられてしまいがちなセロリの葉を使って、おいしいきんぴらを作ります。教えてもらうのは、普段から野菜は皮まで丸ごと全部いただくという、料理家の松竹さん。今まで捨ててしまっていたものから、思わぬ料理が生まれるなんて嬉しい誤算です。
\ 松竹さんからのひとこと /
セロリを買ってきたら、長持ちさせるために、茎と葉の部分に分けて保存しましょう。流水でよく洗い、しっかりと水けを切ったら、茎はラップに包み、葉は食品用の密封袋に入れて野菜室で保管を。特に葉は傷みやすいので、なるべく早めに使ってくださいね。
材料(2人分)
- セロリの葉…約2本分
- ごぼう…1/3本
- にんじん…1/4本
- ちくわ…2本
- ごま油…適量
- 砂糖…大さじ1
- (A)しょうゆ…小さじ1
- (A)酒…大さじ1
下準備
- ・セロリの葉は大きめに切る。
- ・ごぼうとにんじんは3㎝ほどの細切りにする。
- ・ちくわは輪切りにする。
作り方
1.具材を炒める
フライパンにごま油を入れて熱し、セロリ以外の、ごぼう、にんじん、ちくわを入れて中火で炒め合わせる。
2.調味料を加える
火が通ったら砂糖を加えて炒める。さらにAを加えて全体を炒め合わせる。
■調味料はまず砂糖から
砂糖を全体に絡めながら炒めることで、風味がよくなるうえ、液状調味料が染み込みやすくなります。
3.セロリの葉を加える
セロリの葉を加え、全体をサッと炒め合わせる。
■セロリの葉はサッと火を通す
セロリの葉の食感や香りを少し残すため、サッと火を通すくらいでOK。
4.完成
セロリの葉を使った、栄養たっぷりのきんぴらの完成です。セロリの香りとシャキッとした食感がほんのり残り、とっても食べやすい!捨てるはずだったセロリの葉が、こんなに立派なおかずに変身するなんて嬉しい限り。これからセロリは余すことなく全部いただきます!
このレシピで使えるコープ関連商品
松竹さんから「セロリの葉も食べられるのよ」と言われてドキッ。もったいないと思いつつも、どう調理していいかわからずに捨てていたけど、これなら食感や強い香りも気にならずおいしくいただけます。しかも栄養が高いなんて嬉しいですね!
(SATETO編集部 佐藤)
教えてくれたのは
- 松竹智子
- 料理家。福岡市内で料理教室や食のイベントをおこなう「深草」を主宰。フードスタイリストとして、食品関係企業のレシピ提案やスタイリングなども数多くおこなっています。
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