和風や洋風、エスニックなどさまざまな料理で活躍する魚介。今回は、手に入りやすい魚やえびを使って、簡単でごちそう感のあるレシピをご紹介します。どれも見た目以上に手軽に作れるレシピばかり。魚の調理法は「ほぼ焼くだけ…」というワンパターンになりがちな‘お魚料理初心者さん‘にもおすすめです。
サッと揚げたら漬けるだけ
「ししゃもの南蛮漬け」
南蛮漬けといえばアジが定番。サクサクジュワ〜っとあの美味しい食感は、ご飯にもお酒にも合うしたまりません。ただ、アジは骨が太めなので、丸ごと食べるためにはしっかり揚げる必要があり、数が多いと揚げるのがちょっと億劫になるのも否めません。その点ししゃもは骨まで食べられるので、火が通るだけで良いのが嬉しいポイント。ししゃもの代わりに鮭の切り身を使っても、おいしくいただけますよ。
煮付けの定番
甘辛味でごはんがすすむ「かれいの煮付け」
切り身で販売されていることの多い、かれい。かれいといえば「煮付け」ですが、煮付けと聞くだけで、なんだかハードルが高いように感じてしまいますよね。しかし基本を覚えれば、特別な素材や調味料は使わずに、まるで料亭!?の見栄えのいい煮付けが簡単に作れてしまうんです。しいたけやごぼうなどの旨み成分の多い食材と煮ることで、出汁を使わなくてもいいうえに、付け合わせも一緒に完成するのがうれしいポイントです。
おもてなし料理にも使える
華やかな「イワシのハーブパン粉焼き」
難しそうなイメージがあるオーブン料理ですが、下ごしらえをしたら後はほったらかしでOKという手軽さが魅力。焼き上がるまで洗濯物をたたんだり、子供をお風呂に入れたりと、調理と同時進行で家事を済ませることができます。しかも、簡単なのにごちそうに見えるのもかなりうれしいポイント。普段のごはんはもちろん、おもてなしにも使えるレシピですよ。
フライパンひとつで完成
「きのこクリームたっぷりのサーモンソテー」
きのこのうまみたっぷりのクリームソースをかけていただくサーモンソテーのレシピです。今回は、えのき茸としめじ、エリンギを使用しましたが、まいたけやマッシュルームなどでもOK。鮭に薄力粉をまぶして焼くことで、ほどよいとろみがついたソースを手軽に作ることができます。最後は、お皿に残ったソースをパンにつけていただくのもいいですね。
塩は使わないヘルシー味付けで旨みしっかり
「鮭とハーブの紙包み蒸し」
鮭そのものの旨みをじんわり蒸し焼きで引きだしました。鮭も野菜も一緒に包み焼きにすることで、素材の旨みをギュッと逃さず凝縮することができるうえに、副菜も同時に調理することができるのがうれしいポイント。できあがったらそのまま食卓へ出せるように、蒸し焼きにする段階で野菜を見栄えよく盛り付けておくといいですよ。
あじフライにぴったりな便利なソース
「スイートスパイシーソース&あじフライ」
忙しい夕飯時の時短に活躍してくれる冷凍のお魚フライ。そのまま出すのもいいけれど、ちょっとひとアレンジ加えたい。そんな時に覚えておくと便利なソースです。ピリッと刺激的なカレーのスパイスが食欲そそる「スイートスパイシーソース」を使えば、揚げるだけで完成する冷凍食品もたちまち“わが家の一品”に変身します。