
肌寒くなってくると食べたくなるのが、温かい白菜メニュー。白菜は、特に豚肉と合わせることで、冬を越すために必要な栄養バランスがぐんと整うといわれています。今回は白菜と豚肉を使って、今の季節にぴったりな「白菜が主役になるおかず」をご紹介します。スープまでしっかりいただくことで、白菜と豚肉の栄養を余さず取り入れることができますよ。

▲ 教えてくれたのは、料理家のSHIMAさん。フードディレクターとして日々ブログやインスタグラムにレシピを更新されています。SHIMAさんのインスタグラムはこちら

スープまでおいしい「ロール白菜」

ロール…と聞くと思い浮かぶのはキャベツですよね。SHIMAさんがおしえてくれた「ロール白菜」は、肉だねを中に巻き込んだロールキャベツとは違い、豚肉と白菜を一緒に巻きつける、ユニークな一品です。がぶりとかぶりつくと、とろとろの白菜の間から、肉の旨みたっぷりのスープがじゅわっと溢れて食べ応えもばっちり。ロールしたら煮込むだけという手軽さながらも、食卓の主役を飾れる華やかさも魅力です。
\ 調理のポイント /
白菜は茹でるのではなく、電子レンジでパパっと下ごしらえして時短で済ませます。芯の部分が少し巻きにくい場合は、そぎ切りをしたり、細切りにして一緒に中に巻き込んだり、ちょっとした工夫で解決しますよ。今回は少しあっさりと仕上げるために豚もも薄切り肉を使用しましたが、豚バラ薄切り肉を使ってももちろんOKです。


材料(2人分)
- 白菜…4枚(約280g)
- 豚ももうす切り肉…8枚(約200g)
- ブラックペッパー…適量
- 水…400cc
- チキンコンソメ…2個
- にんにく…1片
- しめじ…80g
作り方
1.白菜をレンジ加熱
白菜はサッと水で洗い、根元の芯の部分を細切りにし、一緒にラップでくるんで耐熱皿にのせ、電子レンジ(600w)で約2分加熱する。



■芯が厚い場合は、削ぎ切りしておくと◎
芯の部分にかなり厚みがある白菜の場合は、巻きにくい場合も。
電子レンジにかける前に、芯の部分は削ぎ切りし、細切りにして
おきましょう。
■芯が厚い場合は、削ぎ切りしておくと◎
芯の部分にかなり厚みがある白菜の場合は、巻きにくい場合も。
電子レンジにかける前に、芯の部分は削ぎ切りし、細切りにしておきましょう。
2.下味をつける
白菜の粗熱が取れたら水気を切る。広げた白菜に豚肉を2枚並べて、ブラックペッパーをまぶす。

■ブラックペッパーは少し多いくらいがおすすめ
味付けがコンソメのみなので、ブラックペッパーが味の決め手になります。少し多いかな?と思うくらいまぶしておくといいですよ。
3.白菜を巻く
白菜の根元の部分に細切りにした芯をのせ(写真①)、芯側から葉の方に向かってくるくると巻いていく(写真②③)。最後に、両端の余った葉を指で中に押し込むようにして固定する(写真④)。

■途中割れても気にしない!
白菜の芯が硬いと途中でバキッと割れてしまうことも。芯が少し割れても大丈夫。気にせず巻き切ってしまいましょう。
4.煮る
鍋に水、コンソメ、半分に切ったにんにくを入れる。3としめじを入れて中火でひと煮立ちさせる。

■お鍋はジャストサイズを選ぶと◎
鍋はジャストサイズの直径のものを選ぶと、全体に水分が行き渡りやすく、味がムラなく仕上がりますよ。
5.蒸し煮にする
さらに蓋をして、弱火で15分ほど火が通るまで煮る。

6.完成
お皿に盛り付け、お好みでブラックペッパーをかけて完成。


白菜の甘みと豚肉の旨味がマッチした、絶品のひと皿が完成しました。ボリュームたっぷりなのに、さっぱりといただける味付けなので、思わず何個も欲しくなってしまいますよ。
このレシピで使えるコープ関連商品
白菜と豚肉のミルフィーユ鍋を凝縮したようなロール白菜。白菜と豚肉の相性のよさはいうまでもなく、肉汁が溶け出したスープもとってもおいしい。最後はスープまで一滴残さずおいしくいただきました。
(SATETO編集部 寺尾)
教えてくれたのは
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