簡単おつまみ！ちくわのアヒージョ風レシピは、ワインにも合う

おうちでの晩酌タイムは、冷蔵庫にあるもので簡単に済ませたいもの。けれど、いつもとはちょっと違うおしゃれな雰囲気も楽しみたい。そんな気分の時にぴったりな、バル風のおつまみを料理家のコンドオミユキさんに教えてもらいました。

▲紹介してくれたのは、料理家のコンドオミユキさん。「食べることが大好き」「お酒も大好き」なだけあって、どことなくお酒のすすむ味わいのレシピがお得意。

スペイン語で「にんにく風味」を意味するアヒージョを、今回はオリーブオイルの代わりにバターを使用し、少し濃い目の味付けに仕上げます。そんなアヒージョにはワインがピッタリ！牛肉などが使われたアヒージョは赤ワインが合いますが、淡泊な味わいのちくわのアヒージョには、白ワインと合わせるのがおすすめです。

お馴染みのちくわに、色とりどりの野菜を詰めてガーリックバターソースを乗せて焼けば、まるでスペイン料理のピンチョス風おつまみのできあがり。ちくわや野菜のエキスが、ガーリックバターに溶け込んだコクのある味わいで、食感はさながら帆立のよう。おもてなしにも重宝するレシピです。

ガーリックバターソースが絶品です。ぜひバゲットも一緒に添えて味わってください

ちくわ…中2〜3本

ミニトマト、パプリカ、ピーマン…適量

［a］

バター…50g

にんにく…1かけ

青のり…大さじ1

バターを室温に戻し、にんにくはみじん切りにする。ボウルに（a）を入れ、混ぜ合わせる。

ちくわは1センチほどの輪切り、野菜はちくわの穴に入るくらいの大きさに切る。切った野菜をちくわの穴に詰めて、動かないようにつまようじで固定し、耐熱皿に並べる。

ちくわの穴は意外に伸びるので、ぎっしりと野菜を詰めましょう。

ナス、ズッキーニ、アボカドなどでもおいしいですよ。色味を意識すると見た目が鮮やかになります。

2の上に１のバターソースをのせて、オーブントースターで10分～15分焼く。

ガーリックバターが溶け、全体的に少し焦げ目がついたら完成。

冷蔵庫にいつも常備しているちくわ。これなら思い立った時に作れて見た目もオシャレ。なんといっても辺り一面に広がる青のりとガーリックバターの香りがたまりません！今宵はワインが進みそう♡
（SATETO編集部　佐藤）

教えてくれたのは

料理家コンドオミユキ: イートプランナーとして、レシピ制作や食品撮影スタイリング、器のコーディネイト等を中心に活動。イラストレーターしての一面も持ち、「食」と「イラスト」を中心とした「暮らしを楽しむ提案」を発信している。コープ組合員歴18年、「ただの炭酸水」がお気に入り。

ビールに合う！
家呑みする時にサッと作れる、簡単おつまみレシピ5選

「今日は家でお酒を飲んでゆっくりと過ごそう」と思った時に、サッと作れるおつまみレシピをご紹介。知っておくと、急な来客時に「とりあえず一品」が叶います。

いつもなら塩ゆでしてそのままパクパク食べている枝豆を、ガーリックと唐辛子を和えてスパイシーな味わいに仕上げます。にんにくの風味とピリッと辛い唐辛子の組み合わせは、ビールにピッタリ。ごま油の香りが食欲そそります。

枝豆とクリームチーズを合わせた一口おつまみ。味付けいらずで、用意した材料をワンタンの皮で包んで揚げ焼きするだけなので、誰でも簡単に作れます。揚げたてはカリッ&トロッ。とろけるクリームチーズと枝豆の食感が最高！

しいたけにピリッとアクセントが効いたゆず味噌を塗ったら、あとは魚焼きグリルやトースターにお任せ。しいたけのジューシーさと味噌の濃厚さが際立たせ合い、ビールに合うこと請け合い！ゆず味噌は、厚揚げに塗ったりキュウリなどの野菜に添えたり、アレンジ次第で色々楽しめます。

ねっとりした独特の食感が人気の「さといも」をおつまみでも楽しみたい！　そんな時におすすめなのが、パパッと使える冷凍さといも。下処理が不要で、下ゆでされているので時短にもなる優れものです。この冷凍さといもを凍ったまま揚げて、調味料と絡めるだけのおつまみをご紹介します。

節約素材の代表格、「もやし」使ったお酒にも合う一品。もやし2袋分があっという間になくなってしまうおつまみは、ごま油ととうがらしの風味がたまらなくおいしく、ビールや焼酎とも相性抜群です。サッと作ってサッと出せる、手間もお金もかからない簡単おつまみです。