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たべもののきほん 鶏を育てる生産者さんに聞く[ 1 ] “元気”なおいしさ届けたい 鹿児島県「南国元気鶏」

私たちの身近な食材のひとつ、鶏肉。コープでは、信頼できる生産者から直接仕入れることで、日々安心して食べられる鶏肉を提供できるよう心がけています。「南国元気鶏」を生産するマルイ農業協同組合は、飼育から鶏肉の処理加工・出荷まで一貫して行っています。文字通り“元気”な鶏を育てるための取り組みや思いについて、「南国元気鶏」を生産している方々にお聞きしました。

鶏肉のきほん INDEX
1.栄養は? 部位の違いは何? 鶏肉の基本を知りましょう
2.九州の人が鶏肉好きなのには理由がある!? もっと知りたい!鶏肉のこと
3.鶏を育てる生産者さんに聞く[ 1 ] “元気”なおいしさ届けたい 鹿児島県「南国元気鶏」←今回はここ
4.鶏を育てる生産者さんに聞く[ 2 ] じっくり育てて80日 佐賀県「みつせ鶏」

\ 答えてくれたのは… /

マルイ食品株式会社 鶏肉販売部 鶏肉販売推進課 鶴長英俊さん

鶏はどのような環境で育っているのですか?

A. 豊かな自然と清潔な鶏舎で、平飼いで育てています

きれいな空気と豊かな自然に囲まれた鶏舎で、鶏たちが自由に動き回れるように平飼いで育てています。床には清潔でふかふかのおがくずを敷き詰めて、できるだけストレスを与えないことも大切です。また鶏は環境の変化にも敏感です。鶏舎内は、温度・湿度・光まで細かく調整し、鶏たちにとってより快適な環境を確保しています。

▲ 鹿児島県出水市の自然豊かな環境にある鶏舎

▲ 鶏舎内は平飼いが基本。鶏たちが自由に動き回れるのも、元気の源

「元気若鶏」と呼ばれるゆえんはなんですか?

A. 薬に頼らずに、健康状態をしっかり管理しているからです

抗生物質や合成抗菌剤を配合しなくても鶏が元気に育つよう、飼料や環境などに様々な配慮をおこなっています。鶏病を予防するため、ひなの段階で一度だけワクチンを使用しますが、それ以降、出荷までの全飼育期間において、抗生物質や合成抗菌剤などあらゆる薬品を含む飼料は一切与えていません。そのため病気は何よりも大敵。毎日鶏舎を回って鶏たちの健康状態を徹底してチェックしています。

鶏はどんなものを食べて育つのですか?

A. 成長段階に合わせたオリジナルの飼料で育ちます

トウモロコシや魚粉などの原料をブレンドしたオリジナルの餌を、鶏の成長に合わせて使用しています。例えば、生まれて18日目ぐらいまでは骨格の形成が特に大事な時期なので高たんぱくの餌を。出荷間近は、肉質をよくするために高カロリーの餌を与えています。

加工の際に、気を配っていることはなんですか?

A. 肉の鮮度をいかに保つかを重視しています

肉の鮮度を保つために大切なのは温度管理。100分という加工時間の半分は冷やしこみに費やし、鮮度をキープします。もうひとつは、スピード感。効率よく進めるためにも、機械と手作業を使い分けながら加工しています。最終確認は人の手と目。従業員たちは「いつ機械がとまっても大丈夫」という思いで作業にあたります。

▲ 鮮度を落とさないように、素早く手作業で部位ごとに切り分けていく工程は匠の技

南国元気鶏の肉質についておしえてください

A. さっぱりしているのに、旨味たっぷりでジューシーです

さっぱりしているのに旨味たっぷりでジューシーなのが、南国元気鶏の味の特徴です。特にもも肉はコクがあり、むね肉は旨みがありながら後味がさっぱりしています。そのおいしさは、九州大学が開発した味覚センサーによる科学分析でも証明済みなんですよ。

南国元気鶏のおすすめの食べ方をおしえてください

A. 素材の良さを生かしたシンプルなレシピがおすすめです

「南国元気鶏は臭みが少ない」という組合員さんからのお言葉通り、その素材の良さを生かしてシンプルなソテーなどをおすすめしています。そのほか、弊社のHPにもアレンジレシピを多数掲載しています。部位ごとに違ったおいしさがあるのも南国元気鶏の魅力です。お好みのレシピで味わってください。

最後に、組合員に向けたメッセージをお願いします

A. 組合員さんとの交流を図りながら、より良い鶏肉を届けたい

今や、安心・安全でおいしい商品を届けるのは当たり前の時代となりました。そのなかでも組合員さんとの交流を図りながら、より良い商品を安定的にお届けできるように努めていきたいと思います。「産地直送」ではなく「産地直結」をモットーとした南国元気鶏を、今後ともよろしくお願いいたします。


「南国元気鶏」の文字通り、「元気」なおいしさとは、鶏たちにとって豊かな環境、良い飼料、そして徹底した加工体制など、一貫した管理のもとでこそ生まれる賜物なのですね。その鶏が、鹿児島県出水市という、自然豊かな地域で大切に育てられてきたことを知り、良い環境に囲まれているありがたさを改めて感じることができました。
(SATETO編集部 堀尾)

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