浅漬けやピクルスなどの“漬物”は、ご飯のお供だけではなく、サラダにもぴったりなのをご存知ですか? ほんのり効いた塩気がコクを生み出し、ひと工夫加えるだけで、いつものサラダにバリエーションを与えてくれます。今回はセロリの浅漬けを使ったレシピを、ももさんに教えてもらいました。
▲福岡県の山あいで飲食店を営むももさん。地産地消・旬の食材を中心に考案したメニューを提供されています
セロリ
適当な長さにカットし、セロリの重さに対して2%の塩を
揉み込み、3〜4時間漬けます。セロリの葉もおいしく食べ
られるので、ぜひ一緒に漬けましょう。
適当な長さにカットし、セロリの重さに対して2%の塩を揉み込み、3〜4時間漬けます。セロリの葉もおいしく食べられるので、ぜひ一緒に漬けましょう。
>きほんの浅漬けのレシピはこちら
ささみの茹で汁を加えて旨みをプラス
「セロリと鶏ささみのサラダ」
葉の部分も一緒に漬け込んだ、セロリの浅漬けを使います。セロリは、鶏ささみとよく馴染むように細くカット。シンプルだからこそ切り方にも工夫して、全体がよく絡み合うように仕上げるのがポイントです。
\ ももさんのひとこと /
セロリの茎だけではなく葉の部分も使うことでグリーンの濃淡が鮮やかなサラダが完成します。セロリの浅漬けがなければ、キャベツやにんじん、大根など冷蔵庫の中にある浅漬けやぬか漬けなどに変えてもおいしくいただけますよ。お好みでレモンをかけてちょっぴり大人味に仕上げるのもオススメです。
材料(4人分)
- セロリの浅漬け…2本分
- 鶏ささみ…2本(約100g)
- すりごま…小さじ1
- 酢…小さじ1
- 醤油…小さじ1/2
- 鶏ささみの茹で汁…大さじ1
作り方
1.野菜を切る
セロリの浅漬けを2mm幅の斜め切りにする。
ももさんに教わったポイント:
■ しっかり水気を拭き取る
浅漬けは、切る前にふきんやキッチンペーパーなどで水気をよく拭き取っておきましょう。
2.鶏ささみを茹でる
鍋に水を入れて強火にかけ、沸騰したら鶏ささみを入れる。火が通っているかどうかお箸で割って確認し、中心部分まで白く変化していれば鍋から取り出す。このとき茹で汁は捨てずに取っておく。
3.鶏ささみをほぐす
粗熱が取れたら、筋を取りながら手で細かく割く。
ももさんに教わったポイント:
■ 筋の取り除き方
茹でた後に手で割く場合は、その時に筋を取り除くのが簡単です。「筋なし」の鶏ささみを使用してもいいでしょう。
4.ボウルで和える
ボウルに材料をすべて入れ、さっくりと混ぜる。
5.完成
さっぱりとした味わいと、シャキシャキとした食感がクセになり、撮影に立ち会ったスタッフが「いくらでも食べられそう!」と口を揃えて絶賛したサラダです。セロリを浅漬けにすることで独特の香りや風味がまろやかに変身。セロリが苦手な方でもおいしくいただけそうな一品です。アクセントに黒コショウをプラスしてもおいしそう。
( SATETO編集部 寺尾 )
教えてくれたのは
- 中山百代
- 福岡県糟屋郡で飲食店を営む二児の母。
地元でとれた食材や季節の素材を中心に、ごはんや加工品をつくって提供されています。
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