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塩と野菜でパパッと完成 サラダみたいな らくらく浅漬け

日々の食卓で「もう一品欲しい」という時に漬物があると、とても重宝しますよね。でも自分で漬けるとなると、ハードルが高いと感じてしまいがち。そんなときにぜひ試してみたいのが「浅漬け」です。塩を揉み込んで重しをのせたら数時間後には食べられるものもあり、おいしいのに手軽!サラダやピクルス感覚で作りたくなってしまいます。みなさんも、その日の気分でいろいろな野菜を漬けてみませんか?

 

INDEX
・基本の漬け方「きゅうりの浅漬け」
・効果的な漬け方いろいろ
・仕上がりの目安
・おいしく漬けるコツ
・きゅうり以外も漬けてみよう
・浅漬けでできる味わいサラダレシピ
塩と野菜でパパッと完成 サラダみたいな らくらく浅漬け

日々の食卓で「もう一品欲しい」という時に漬物があると、とても重宝しますよね。でも自分で漬けるとなると、ハードルが高いと感じてしまいがち。そんなときにぜひ試してみたいのが「浅漬け」です。塩を揉み込んで重しをのせたら数時間後には食べられるものもあり、おいしいのに手軽!サラダやピクルス感覚で作りたくなってしまいます。みなさんも、その日の気分でいろいろな野菜を漬けてみませんか?

 

教えてくれたのは…
中山百代さん

福岡県の山あいで飲食店を営むももさん。
地産地消・旬の食材を中心に考案したメ
ニューを提供されています。

教えてくれたのは…
中山百代さん

福岡県の山あいで飲食店を営むももさん。地産地消・旬の食材を中心に考案したメニューを提供されています。

ももさんのひとこと

材料や道具などの細かい決まりがなく自由度の高い浅漬けは、どの
ご家庭にもある道具を使ってサッと作れるのがうれしいポイント。
生で食べられる野菜なら何でも漬けられるので、常備菜として冷
蔵庫にストックしておいても便利。我が家ではサラダや餃子の具、
チャーハンの具などにアレンジすることもあります。 

材料や道具などの細かい決まりがなく自由度の高い浅漬けは、どのご家庭にもある道具を使ってサッと作れるのがうれしいポイント。生で食べられる野菜なら何でも漬けられるので、常備菜として冷蔵庫にストックしておいても便利。我が家ではサラダや餃子の具、チャーハンの具などにアレンジすることもあります。

きほんの漬け方

きほんの漬け方

 

いろんな野菜で応用できる、基本の漬け方をご紹介します。用意するのは、野菜と塩、重し、漬ける容器の4つ。今回は浅漬けの定番、きゅうりを使います。

 

漬けるのに必要なもの「野菜」「塩」「重し」「漬ける容器」漬けるのに必要なもの「野菜」「塩」「重し」「漬ける容器」

 

今回はきゅうりを使います

材料(4人分)

きゅうり…2本
塩…きゅうりの重さの2%

 
 
 
  

今回はきゅうりを使います

材料(4人分)

きゅうり…2本
塩…きゅうりの重さの2%

 

作り方

1.野菜の重さを計る

漬ける野菜の総重量を、はかりなどを使って
計ります。

1.野菜の重さを計る

漬ける野菜の総重量を、はかりなどを使って計ります。

 

2.塩の分量を計算する

野菜の重さに対し、2%の重さの塩を計りま
す。野菜の量(g)×0.02=塩の量(g)の計算式で
導き出せます。今回はきゅうりが310gだっ
たので、6.2gの塩を用意しました。

使う塩の量は?:
使う塩の量は基本的にどの野菜でも2%で大
丈夫です。ただし、トマトなど水分が多い野
菜の場合は1%程度でもおいしく漬けられま
す。

2.塩の分量を計算する

野菜の重さに対し、2%の重さの塩を計ります。野菜の量(g)×0.02=塩の量(g)の計算式で導き出せます。今回はきゅうりが310gだったので、6.2gの塩を用意しました。

使う塩の量は?:
使う塩の量は基本的にどの野菜でも2%で大丈夫です。ただし、トマトなど水分が多い野菜の場合は1%程度でもおいしく漬けられます。

 

3.野菜を切る

きゅうりを3等分に切り、さらに縦半分に切
ります。

切り方のコツ:
容器に敷き詰めた時に、きゅうりの高さが同
じになるように切るのがポイントです。

3.野菜を切る

きゅうりを3等分に切り、さらに縦半分に切ります。

切り方のコツ:
容器に敷き詰めた時に、きゅうりの高さが同じになるように切るのがポイントです。

 

4.容器に入れる

きゅうりが同じ高さになるようにきれいに並
べていきます。

ももさんに教わったポイント:
■ 容器は平らなものがおすすめ

バットやプラスチック製の容器など底が平ら
な容器は、塩が均一に回りやすく漬けムラが
出にくいのでおすすめです。

4.容器に入れる

きゅうりが同じ高さになるようにきれいに並べていきます。

ももさんに教わったポイント:
■ 容器は平らなものがおすすめ

バットやプラスチック製の容器など底が平らな容器は、塩が均一に回りやすく漬けムラが出にくいのでおすすめです。

 

5.塩をまぶす

2の塩を、全体的にまんべんなくかけます。

ももさんに教わったポイント:
■ 塩を選ぶポイント

食卓塩や精製塩よりも、塩の水分量が多い粗
塩の方が野菜との馴染みがよく、均一に塩味
がまわります。

■ 塩は均一に広げる
塩をふりかけた後、手で揉むようにしながら
塩を広げると漬け上がりがより均一になりま
すよ。

5.塩をまぶす

2の塩を、全体的にまんべんなくかけます。

ももさんに教わったポイント:
■ 塩を選ぶポイント

食卓塩や精製塩よりも、塩の水分量が多い粗塩の方が野菜との馴染みがよく、均一に塩味がまわります。

■ 塩は均一に広げる
塩をふりかけた後、手で揉むようにしながら塩を広げると漬け上がりがより均一になりますよ。

 

6.重しをのせる

同じ形の容器がある場合、野菜の上から重
ねて押し込みます。その上から野菜の2倍程
度の重さの重しをのせます。

6.重しをのせる

同じ形の容器がある場合、野菜の上から重ねて押し込みます。その上から野菜の2倍程度の重さの重しをのせます。

 

効果的な漬け方いろいろ

短時間で漬け込むには?たくさん漬け込みたい時には?そんな時に役立つ漬け方のアイディアをももさんに教えてもらいました。

■ ゴムで固定すれば密着度アップ

重ねた容器を太めのゴムでグルっと巻いて固定すれば、容器同士がよりしっかり密着してくれます。これだけでも十分なのですが、さらに重しをのせると短時間で漬け上がります。

■ 同じ容器がなければお皿でもOK

容器よりひと回り小さめのお皿を用意し、野菜の上に置きます。その上から重しをのせます。

■ たくさん作りたい場合

数種類の野菜を漬ける場合や、大量の野菜を一気に漬ける場合に便利な方法です。スタッキングできる容器をいくつか用意し、1〜5まで同様の手順を繰り返し、最後に容器を積み重ねます。1番上に重しをのせます。

効果的な漬け方いろいろ

短時間で漬け込むには?たくさん漬け込みたい時には?そんな時に役立つ漬け方のアイディアをももさんに教えてもらいました。

■ ゴムで固定すれば密着度アップ

重ねた容器を太めのゴムでグルっと巻いて固定すれば、容器同士がよりしっかり密着してくれます。これだけでも十分なのですが、さらに重しをのせると短時間で漬け上がります。

■ 同じ容器がなければお皿でもOK

容器よりひと回り小さめのお皿を用意し、野菜の上に置きます。その上から重しをのせます。

■ たくさん作りたい場合

数種類の野菜を漬ける場合や、大量の野菜を一気に漬ける場合に便利な方法です。スタッキングできる容器をいくつか用意し、1〜5まで同様の手順を繰り返し、最後に容器を積み重ねます。1番上に重しをのせます。

 

7.完成

早くて3〜4時間、長くても一晩漬ければおい
しい浅漬けのできあがり。

ももさんに教わったポイント:
食感が水っぽくなったり、塩気が強く残って
しまうため、容器から取り出したら、布巾
やキッチンペーパーなどでしっかり水気を拭
き取ります。

7.完成

早くて3〜4時間、長くても一晩漬ければおいしい浅漬けのできあがり。

ももさんに教わったポイント:
食感が水っぽくなったり、塩気が強く残ってしまうため、容器から取り出したら、布巾やキッチンペーパーなどでしっかり水気を拭き取ります。

 

ほったらかしでできあがり
ほったらかしでできあがり

 

仕上がりの目安

塩が溶けてなくなり、水分が出てきたら漬け上がりの合図です。漬ける時間が長くなるほど、より強い塩味になっていきますので、時間を調整しながら好みの味を見つけてみてくださいね。

塩が溶けてなくなり、水分が出てきたら漬け上がりの合図です。漬ける時間が長くなるほど、より強い塩味になっていきますので、時間を調整しながら好みの味を見つけてみてくださいね。

 

おいしく漬ける3つのコツ

1.塩の量は正しくはかる

シンプルな味付けだからこそ、塩の量はしっかり計りましょう。少しの誤差で、漬け上がりの食感や味わいが大きく変化します。

2.早く食べたい時は野菜を小さく切る

野菜の切り方によって、漬け上がりの時間や食感に違いが生まれます。小さく切るほど表面積が小さくなり漬ける時間が短くて済むので、早く食べたい場合は小さめにカットします。

3.重さを均一にかける

仕上がりや味にムラが出ないよう、必ず重しの下にはお皿やバットなどを敷き、野菜に均等に重みがかかるようにします。

おいしく漬ける3つのコツ

1.塩の量は正しくはかる

シンプルな味付けだからこそ、塩の量はしっかり計りましょう。少しの誤差で、漬け上がりの食感や味わいが大きく変化します。

2.早く食べたい時は野菜を小さく切る

野菜の切り方によって、漬け上がりの時間や食感に違いが生まれます。小さく切るほど表面積が小さくなり漬ける時間が短くて済むので、早く食べたい場合は小さめにカットします。

3.重さを均一にかける

仕上がりや味にムラが出ないよう、必ず重しの下にはお皿やバットなどを敷き、野菜に均等に重みがかかるようにします。

 

 

きゅうり以外の野菜も漬けてみよう

「かぶ」「アスパラガス」「パプリカ」のイラスト

じゃがいもやさつまいもなど、生のままでは消化しにくく舌触りが悪いものは向いていませんが、生で食べられるほとんどの野菜は漬けることができます。野菜の硬さによって切り方を薄くしたり小さくしたり、工夫するといいでしょう。

きゅうり以外の野菜も漬けてみよう

「かぶ」「アスパラガス」「パプリカ」のイラスト

じゃがいもやさつまいもなど、生のままでは消化しにくく舌触りが悪いものは向いていませんが、生で食べられるほとんどの野菜は漬けることができます。野菜の硬さによって切り方を薄くしたり小さくしたり、工夫するといいでしょう。

 

一緒に漬けたいもの

「唐辛子」「柚子」のイラスト

野菜と塩だけでも十分おいしくできますが、アレンジとして他に一緒に漬けるとさらにおいしくなるのが、昆布、柚子、生姜、唐辛子などです。組み合わせを変えることで無限のバリエーションの浅漬けを作ることができますよ。

一緒に漬けたいもの

「唐辛子」「柚子」のイラスト

野菜と塩だけでも十分おいしくできますが、アレンジとして他に一緒に漬けるとさらにおいしくなるのが、昆布、柚子、生姜、唐辛子などです。組み合わせを変えることで無限のバリエーションの浅漬けを作ることができますよ。

 

漬け込んだ後に加えたいもの

「大葉」「ごま油」のイラスト

旨みや辛味を追加したい、味に変化をつけたいという時に便利な食材です。ごま油をかけると中華風、大葉の千切りを加えるとぐっと風味が増すなど、大きく味を変化させながら楽しむことができます。

漬け込んだ後に加えたいもの

「大葉」「ごま油」のイラスト

旨みや辛味を追加したい、味に変化をつけたいという時に便利な食材です。ごま油をかけると中華風、大葉の千切りを加えるとぐっと風味が増すなど、大きく味を変化させながら楽しむことができます。

 

野菜を漬けるのに適した容器を選びましょう

野菜を漬けるのに適した容器を選びましょう

■ ボウル

丸みを帯びた形状なので、すべての野菜を均等に
重さをかけるのが難しいボウル。野菜を小さく
カットした場合など塩が入りやすい状態のものに
適しています。

■ ボウル

丸みを帯びた形状なので、すべての野菜を均等に重さをかけるのが難しいボウル。野菜を小さくカットした場合など塩が入りやすい状態のものに適しています。

■ ビニール袋

ミニトマトなど、重しをのせるとつぶれてしまう
野菜に適しています。塩を入れた後に、袋の外か
ら手でしっかり揉み込むことができます。

■ ビニール袋

ミニトマトなど、重しをのせるとつぶれてしまう野菜に適しています。塩を入れた後に、袋の外から手でしっかり揉み込むことができます。

 

浅漬けでできる、味わいサラダレシピ

浅漬けでできる、味わいサラダレシピ

そのままいただいてもじゅうぶんにおいしい漬物ですが、塩味と食感が引き立つ浅漬けは、ほかの食材とあわせてサラダにするのもおすすめ。ほんのり効いた塩気がコクを生み出し、ひと工夫加えるだけで、いつものサラダにバリエーションを与えてくれます。浅漬けが残ったら、ぜひ挑戦してみたいサラダレシピをご紹介します。

 

浅漬け、ぬか漬け、色々な漬物で試したい!
夏にぴったりの漬物サラダ

いつもは脇役に徹する漬物が、なんと主役になったサラダです。このレシピではぬか漬けを使用していますが、浅漬けやピクルスなど、ご家庭の冷蔵庫にある漬物ならなんでもOK。薄切りにした漬物の食感がクセになる味わいです。

詳しくはこちら

 

キャベツとにんじんの浅漬けを使って
プリッとえびのコールスロー

ぷりっぷりのえびやシャキシャキの浅漬け、ジューシーなとうもろこし、と異なる食感を同時に楽しめるコールスローサラダ。マヨネーズは少なめにする代わりに、ヨーグルトを多めに入れてさっぱりとした味わいに仕上げます。きゅうりの浅漬けやぬか漬けをつかっても◎

詳しくはこちら

 

ささみの茹で汁で旨味をプラス
セロリと鶏ささみのサラダ

葉の部分も一緒に漬け込んだセロリの浅漬けを使います。セロリの茎だけではなく葉の部分も使うことでグリーンの濃淡が鮮やかなサラダが完成。しゃきしゃきの食感が楽しいサラダです。セロリの浅漬けがなければ、キャベツやにんじん、大根など冷蔵庫の中にある浅漬けやぬか漬けなどに変えても◎

詳しくはこちら

 

オリーブオイルがまとめ役
浅漬けトマトと夏野菜のマリネ風

ミニトマトとズッキーニの浅漬けを使ったマリネのような味わいのサラダ。浅漬けにすることで水分が程よく抜けて際立った食感と塩分は、サラダ全体の味をぐっと引き締めてくれます。さっと茹でたアスパラと夏野菜の浅漬けがオリーブオイルによく絡んで、口の中でしっとりとした一体感が生まれます。

詳しくはこちら

 

浅漬けの素 マイルド 500ml

昆布風味のマイルドな味

お恥ずかしながら、浅漬け=買うものだと思い込んでいた私。こんなに簡単に漬けることができるなんて驚きです。そのまま食べてもおいしいしアレンジしてもおいしい。こんなに万能な常備菜は、なかなかありません! さっそくうちの常備菜に仲間入り決定です。
(SATETO編集部 寺尾)

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