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  • 今日からデビュー!こどもクッキング 道具の選び方とおすすめ簡単レシピ

▼ INDEX
1.教えて!「こどもと料理」のいろんな疑問
2.手軽につくれる「こどもレシピ3選」

「私もお手伝いしたい!」「僕もやる~」キッチンに立つママの横で、やりたいモード全開!子どもにとって料理はまさにリアルなおままごとです。興味を持ったのなら、ぜひやらせてみましょう!「料理って楽しい」と思ってもらうための、はたらきかけの方法から簡単メニューまで。子どもとよく料理をしているという料理家さん夫婦に教えてもらいました。さあ準備が整ったら、クッキング開始!

 

香月さん教えて!「こどもと料理」のいろんな疑問 香月さん教えて!「こどもと料理」のいろんな疑問

親子で一緒に料理をすることが多い香月さん夫妻に、ご自身の経験も踏まて、子どもが料理をする時の色々な疑問に答えてもらいました。

教えてくれるのは…香月さん夫婦 教えてくれるのは…香月さん夫婦

フレンチシェフである夫と料理上手な妻の二人三脚で、福岡県内を中心にお弁当やケータリングで料理を提供している香月さん夫妻。二人の夢が詰まったお店を飯塚市に年内オープン予定で、ただ今開店準備中。

 


Q 包丁はいつから持たせていいの? Q 包丁はいつから持たせていいの?

案外小さな子でも大丈夫。だけど本人次第!

指、手首、腕をしっかり動かせるか、危険なことが理解できるか。また豪快派か慎重派か、性格も気になるところ。うちの5歳の息子は少々のケガをしても仕方がないと割り切って任せていますが、今までケガをしたことはありません。もちろん、目は離さないことは重要です。

 

Q つい色々と口出ししてしまいます...。見守るポイントは? Q つい色々と口出ししてしまいます...。見守るポイントは?

気になってもグッ!と我慢。大らかな気持ちで

切ったきゅうりがいびつな形でも、茹でたニンジンが半生でも「ま、食べられるからいっか!」という大らかな気持ちが大切。細かいことは気にしない!また大人と子どもでは作業するスピードが違うことを肝に銘じて、待つことも大事です。

 

Q やってほしいことがうまく伝わる、上手な声掛けって? Q やってほしいことがうまく伝わる、上手な声掛けって?

具体的にわかりやすく伝えましょう

「キレイに拭いてね」→「こぼれたソースがなくなるまで拭いてね」など、具体的に伝えることがポイントです。ハンバーグなどを成形する時は「手のひらくらいの大きさ」など、子どもに分かりやすい例を挙げると伝わりますよ。

 

Q ひとりで料理ができるようになるのは何歳くらいから? Q ひとりで料理ができるようになるのは何歳くらいから?

年齢は関係なし。経験を重ねて自信がついたら

油が飛んでくると熱い、刃ものはケガをする…。そんな危険を知れば、ある程度ひとりでも料理ができます。メニューはあまり材料が要らないものがおすすめ。小学3年生の娘は、数回一緒に卵焼きを作っただけで、ひとりで作れるようになりました。やらせてみよう!という親の気持ちが大事なようです。

 

香月さん夫妻からのひとこと 香月夫妻のひとこと

「待つ」「見る」「黙る」「認める」「見守る」…そして「褒める」!上手くできなくても温かく見守ってあげる、子どもが葛藤することも大事な経験です。黙って見ていると、“子どもの本当の性格や成長ぶり”が見えてきます。

「待つ」「見る」「黙る」「認める」「見守る」…そして「褒める」!上手くできなくても温かく見守ってあげる、子どもが葛藤することも大事な経験です。黙って見ていると、“子どもの本当の性格や成長ぶり”が見えてきます。

 

どんな道具を使う?安全面での注意点は? どんな道具を使う?安全面での注意点は?

道具は家にあるもので大丈夫。子ども用をわざわざ買い揃える必要はありません。一番心配なのは刃がある道具です。まずは使い方を教えて、何が危険でどうすれば安全なのかを、事前に伝えておくことが大切です。

包丁 包丁

包丁は、子どもが持ちやすいペティナイフや果物ナイフの、切れがいいものを用意します。切れが悪いと力が入ってとても危険。切るときは、力任せに上から押すのではなく、前後に動かして切ることを教えましょう。反対の手は指先を丸める“猫の手”で食材が動かないように軽く添えて。包丁を使わない時は刃を上に向けて置き、うっかり手を切ったり落としたりしないように注意を。

 

ピーラー ピーラー

一見、安全に見えるピーラーも、刃に触れればケガをします。危険なことが分かりにくいので特に注意が必要。また、手に持って皮を剥くのか、まな板に置く方がやりやすいのか、食材によって違うので、安全な持ち方と共に確認しながら進めましょう。

 

キッチンバサミ キッチンバサミ

包丁が使いにくければ、キッチンバサミが便利。ネギやニラ、お肉などを切る時に大活躍です。ただし、普通のハサミより大きいので持ち方に注意して。

 

ほかにもこんなものがあると便利 ほかにもこんなものがあると便利

踏み台 踏み台

作業する際は「コンロに置いた鍋を上から覗き込めるくらい」の高さを目安に。立つ面が広く、安定感のある踏み台があれば、安心して作業に集中できます。

 

 

家にある食材で手軽に作れる!こどもレシピ3選 家にある食材で手軽に作れる!こどもレシピ3選

子どもが初めて作るのに、安心で簡単、しかも美味しい!レシピを香月さん夫婦に教えてもらいます。今回は3人の子どもがそれぞれ1品ずつチャレンジ!自分で作る自信がついたら「今日のご飯は任せて!」なんて声が聞けるかも!?

5歳のこう君が挑戦!具ごろごろシーザーサラダ 5歳のこう君が挑戦!具ごろごろシーザーサラダ

冷蔵庫の中にある材料で簡単に作れるサラダ。レタスをちぎる・キュウリを叩く・たまごの殻を剥くなど、子どもが楽しめる作業が盛りだくさんです。余ったパンで作るクルトンと、カリカリのベーコンは食感のアクセントに。マヨネーズと豆乳、パルメザンチーズを混ぜたシーザードレッシングも、子どもが好むまろやかな味つけです。

「具ごろごろシーザーサラダ」の材料(2人分)

レタス…5~6枚
サニーレタス…4枚
きゅうり…1本
ミニトマト…5個
たまご…1個
ベーコン…2枚
パルメザンチーズ…5g
食パン(6枚切り)…1枚
[A]
マヨネーズ…40g
豆乳…20g
パルメザンチーズ…5g
にんにくのすりおろし(チューブ)…1cmほど
 
ブラックペッパー…適宜

「具ごろごろシーザーサラダ」の作り方

  • 1. たまごは水から6分ほど茹でて、半熟のゆで卵に。レタスは手でちぎり、きゅうりは麺棒でたたいて食べやすい大きさにする
  • 2. 食パンはサイコロくらいの大きさに、ベーコンは細切りにカットし、160℃のオーブンで約10分ほどこんがりするまで焼く。(機種によって焼き上がり時間が変わります)
  • 3. Aのドレッシングの材料をボウルに入れ、泡だて器で混ぜ合わせる。野菜とドレッシングをあえる。 

 

小学3年生のちーちゃんが挑戦!豆腐のドライカレー 小学3年生のちーちゃんが挑戦!豆腐のドライカレー

豆腐と鶏ミンチを使ったヘルシーなドライカレー。にんにくと生姜、カレー粉のスパイシーな香りが一面に広がり、食欲をそそる一品です。冷凍のミックスベジタブル(※)を使えば、切る手間も省けて彩りも栄養も◎。フライパンに次々と材料を入れて炒めるだけなので、子どもでも簡単!あっという間にできちゃいます!

※今回は「COOP彩り10種のミックスベジタブル」を使用しました

 

小学3年生のわっちゃんが挑戦!ラップで作る手作りウィンナー 小学3年生のわっちゃんが挑戦!ラップで作る手作りウィンナー

ソーセージを手作り!?一見ハードルが高そうですが、実は簡単に作れちゃいます。しかも材料は豚ミンチ・オリーブオイル・黒こしょう・ナツメグ・塩と至ってシンプル。ファスナー付きの保存袋にすべての材料を入れたら、手でモミモミ。ラップで包んで形を整えたらそのまま茹でて完成!まるで粘土遊びでもしているような楽しい作業です。

 

 

完成! 完成!

包丁も使えたよ!たまごの殻も剥けて楽しかった~ 包丁も使えたよ!たまごの殻も剥けて楽しかった~

思ったより簡単にできたよ。絶対また作りたい! 思ったより簡単にできたよ。絶対また作りたい!

ソーセージって家で作れるんだね!めちゃおいしい~ ソーセージって家で作れるんだね!めちゃおいしい~

 

 

 

「こどもと一緒につくろう!」簡単レシピ

こども一人ではちょっぴり難しいけれど、大人と一緒に作れるレシピをご紹介します。時間のあるお休みの日などに、親子でクッキングを楽しみませんか?

こどもと簡単手づくり!
ぷっくりふくらむピタパン生地と具レシピ

生地から作って好きな具材が詰められるピタパンサンドは、二次発酵がナシ!待ち時間が短いのも魅力です。

こどもとつくろう♪
カラフル果実のひんやりスイーツ

これからの暑い日にピッタリの、シャリシャリとした食感が楽しいひんやりスイーツ。子どもはもちろん大人もわくわく!

卵・牛乳なしの簡単おやつ
「もっちり濃厚かぼちゃプリン」レシピ

卵不使用、蒸さずにゼラチンでつくる、失敗なしの簡単プリン。主な材料は、かぼちゃ、豆乳、メープルシロップと至ってシンプル。素材の優しい味わいが口いっぱいに広がります。

 

上手くいくかな?ドキドキ・ハラハラ!ぎこちない手で一生懸命料理をする子どもの姿を見て、つい横から口を出してしまいそうですが、黙って見守る!これが一番。「やった~!できた!」の嬉しい声に思わずニヤリ。そんな日は食卓が楽しくなりそうです。まだ小さいわが家の2人娘から、忙しい時にやりたい!といわれても「え~っ…また今度ね」なんて返さず(反省)、“頼もしい助っ人”として喜んでお手伝いしてもらおうと思います!
(SATETO編集部 佐藤)

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