ソーセージはお店で買うもの。そう思っていませんか?実はシンプルな材料で、こねて形成、茹でるだけで、簡単に作れるんです。今回はソーセージが大好きな小学3年生の女の子がチャレンジしました。手作りのおいしさにきっと驚くはず。
▲ おしえてくれるのは、フレンチシェフである夫と料理上手な妻の二人三脚で、福岡県内を中心にお弁当やケータリングで料理を提供している香月さん夫妻。二人の夢が詰まったお店を飯塚市に年内オープン予定で、只今開店準備中。
こねる・形成・茹でるの3ステップで完成
ラップで簡単!手作りソーセージ
羊や豚の腸にタネを詰めて作るのが一般的なソーセージの作り方ですが、今回はラップで簡単に作ります。自分好みの大きさに作れて、ハーブなどを加えれば味のアレンジも可能。手作りだからこその楽しみ方です。
\ 「手作りソーセージ」調理のポイント /
発色剤や保存料を使わず、混じり気のない味わいが絶品のソーセージ。子どもにも安心して食べさせられます。
「手作りソーセージ」の材料(4人分)
- 豚ひき肉…300g
- 塩…3g
- ブラックペッパー…1g
- ナツメグ…少々
- オリーブオイル…小さじ2
- 氷…4~5個
下準備
・ 耐熱性のラップ・凍った保冷剤を準備しておきます
「手作りソーセージ」の作り方
1. こねる
チャック付きの保存袋の中にすべての材料を入れ、保冷剤の上で袋のままこねる。豚の油が溶けないように保冷剤の上で低温をキープしながら作業するのがポイント。
こねる時のポイント:
■ 必ず低温をキープしたままで
豚の油が手の温度で溶けてしまうと、ボソボソとし
て食感が悪くなります。氷を材料と一緒に袋に入れ、
保冷剤の上で冷やしながらこねましょう。
■ お好みでハーブや大葉を加えても
お好みでバジル、タイム、オレガノ、大葉などを刻
んで加えれば、味のバリエーションが広がります。
香月さん夫婦に教わったポイント:
■ 必ず低温をキープしたままで
豚の油が手の温度で溶けてしまうと、ボソボソとして食感が悪くなります。氷を材料と一緒に袋に入れ、保冷材の上で冷やしながらこねましょう。
■ お好みでハーブや大葉を加えても
お好みでバジル、タイム、オレガノ、大葉などを刻んで加えれば、味のバリエーションが広がります。
2. ラップの上に絞り出す
袋の端をハサミで切って、広げたラップの上に絞り出す。
まず絞り出しやすいように、袋の端を小さくカット
ラップの少し手前側に絞り出し、両端は結ぶためのスペースを空けておきます。
絞る前に:
■ ラップがはがれないように台を濡らしておく
濡れふきんで台を拭いて少し濡らしておくと、作業中にテーブルからラップがはがれずに作業がしやすくなります。ラップの箱には刃があるので、取り扱いに注意を。
3. 包む
空気を抜きながら、クルクルとキャンディ状に巻く。
ラップの手前側を持ち上げて、絞り出したタネにラップが覆い被さるように巻きます。
空気を抜きながらラップを密着させて形を整えます。
両手のひら全体を使って、手前から奥へクルクルッと手を動かして巻いていきます。
ラップの両端を持ち、手前から奥、手前から奥…と
何度か回すうちにラップがピン!と張って、キャンディ状の形に。
両端をクルッと結びます。輪ゴムでとめてもOK。
「できたよ!」最初はちょっと時間が掛かっても、
何個か包んでいくうちに段々と手慣れた様子で全部巻けました!
4. ソーセージを茹でる
深めの鍋に水をたっぷり入れて沸かす。沸騰したら火を止め、水1カップを加えて温度を下げる。ソーセージをラップごと湯の中に入れ、そのまま約15分、色が変わるまで置く。
おいしく茹でるポイント:
■ 沸騰しない温度を保つのがポイント
沸騰させると固くなってしまいます。80℃くらいのお湯でじっくりと火を通すことでジューシーな仕上がりになります。ソーセージが完全にお湯につかるようにしてください。
5. 冷ます
水と氷を入れたボウルにソーセージを移して冷ます。完全に冷めたら取り出す。
ハサミで一本ずつ両端を切り、ラップから中身を取り出します。
6. 焼く
熱したフライパンに油をひいたら、ソーセージを弱火でじっくり焼いて焼き色をつける。
7. 完成
ケチャップやマスタードを添えたら、メインディッシュにもなるソーセージのできあがり!大きくて食べ応えも十分です。「ラップで巻くのは難しいかなと思ったけど、簡単だったよ」と得意げに話してくれました。
このレシピで使えるコープ関連商品
「このソーセージ、作ったの~」なんていいながら、持ち寄りパーティに持参すれば大注目間違いなし!料理上手だと褒められて鼻高々です。まさか子どもが作れるほど簡単だなんて、もちろんヒミツ。パンに挟んでホットドックにしてもいいですね。
(SATETO編集部 佐藤)
教えてくれたのは
- 香月恵嗣さん・千代子さん
- お料理全般は恵嗣さん、お菓子は千代子さん担当。お二人で野菜や大豆食品を中心とした料理を、ケータリングやお弁当などで提供されています。一男一女との4人家族。
子どもとつくれる 簡単レシピ4選
お休みの日は、子どもと一緒に台所に立ってみるのもいいですね。子ども一人でも作れる簡単レシピから、一緒に作りたいレシピ、おやつレシピもご紹介します。ぜひお試しください。
包丁いらずで炒めるだけ!
豆腐ドライカレー
お休みの日のごはん作りは、子どもにおまかせしてみませんか?大好きなカレーだったら、簡単だし食べる時のテンションもぐんとあがるはず。豆腐と鶏ひき肉を使ったヘルシーなドライカレーは、フライパンにどんどん食材を入れて炒めるだけ。包丁いらずで一品完結できるから、忙しい日の夜ごはんにもおすすめです。
好きな具材をつめて
手作りピタパンサンド
時間がたっぷりあるなら、生地から作るピタパンサンドのレシピはいかがでしょう。ピタパンとは、中がぷっくりふくらんで空洞になった、ポケットタイプの中東のパン。半分にカットすれば、中にお好みの具を詰めてサンドイッチのように食べられます。生地をつくる過程も粘土遊びみたいで楽しく、二次発酵がいらないので待ち時間が短いのも魅力です。
ホットケーキミックスを使えばさらに簡単
ふわふわ豆腐ドーナツ
こどもと一緒につくるおやつにおすすめなのが、ドーナツです。シンプルな材料をサッと混ぜるだけなので失敗が少なく、揚げ時間も短いのですぐに完成するのもうれしいところ。ジッパー付きの保存袋を使うことで、後片付けも簡単で子どもも楽しくコネコネできます。
市販のアイスに混ぜるだけ
フルーツアイス・ザクザククッキーアイス
子どもと一緒に作りたいのは、ワクワク感いっぱいのアイスのおやつ。けど、冷凍しては混ぜて、混ぜて、混ぜて・・・を繰り返すあの工程を思うとちょっと、いや、かなり躊躇してしまいませんか? アイスが大好きな子どもたちと一緒に遊びながら作れる、簡単なアイスのおやつを2種ご紹介します。
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