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喫茶店みたいなおいしいコーヒーを自宅でも淹れられたら…そう思っている人は少なくないはず。今回は、組合員にも人気のコーヒー「コープクオリティ有機栽培フェアトレードコーヒー」を製造する京都の老舗・小川珈琲株式会社の小林康人さんを編集部へお招きし、コーヒー講座を開催していただきました。何度淹れても“安定した”おいしさが再現できるコーヒーの淹れ方は、目からうろこのコツが満載ですよ。

 

教えてくれたのは…

小川珈琲株式会社
小林康人さん

2011年、小川珈琲株式会社に入社。営業部に所属する傍らで、J.C.Q.A.認定コーヒーインストラクター1級を取得。さらに「ジャパン ブリューワーズ カップ2016」で優勝を果たす。

 

メリタ式ドリッパーを使った
コーヒーのおいしい淹れ方

今回使うのは メリタ式ドリッパー 今回使うのは メリタ式ドリッパー

メリタのコーヒードリッパーは、中心部に空いた
小さな「1つ穴」が特徴。お湯を注ぐとドリッパ
ー内で湯溜まりができやすい仕組みになっている
ので、抽出のスピードをコントロールしやすく、
初心者の方でも安定した抽出ができます。

メリタのコーヒードリッパーは、中心部に空いた小さな「1つ穴」が特徴。お湯を注ぐとドリッパー内で湯溜まりができやすい仕組みになっているので、抽出のスピードをコントロールしやすく、初心者の方でも安定した抽出ができます。

 

用意するお湯とコーヒー粉の量は? 用意するお湯とコーヒー粉の量は?

1人分(120ml)に対してコーヒー粉10gを
使用するのが基本。3杯目以降は8掛けで計算し
ましょう。キッチンスケールがあると便利です
が、計量スプーンでも十分です。

1人分(120ml)に対してコーヒー粉10gを使用するのが基本。3杯目以降は8掛けで計算しましょう。キッチンスケールがあると便利ですが、計量スプーンでも十分です。

 

 

まずは、おいしいコーヒーを淹れる7つのポイントをチェック 1.ペーパーは互い違いに折る 2.粉は正確に計る(1杯=8〜10g) 3.粉の表面を平らにする 4.お湯の温度は85〜95℃を目安に(熱湯 + 氷一粒くらい) 5.約20〜30秒、粉を蒸らす 6.粉の中央に湯を注ぐ 7.でき上がりの量が人数分に達したら、ドリッパーをはずす まずは、おいしいコーヒーを淹れる7つのポイントをチェック 1.ペーパーは互い違いに折る 2.粉は正確に計る(1杯=8〜10g) 3.粉の表面を平らにする 4.お湯の温度は85〜95℃を目安に(熱湯 + 氷一粒くらい) 5.約20〜30秒、粉を蒸らす 6.粉の中央に湯を注ぐ 7.でき上がりの量が人数分に達したら、ドリッパーをはずす

 

動画で流れをCHECK!

動画で流れをCHECK!

 

それでは、実際にコーヒーを淹れてみましょう それでは、実際にコーヒーを淹れてみましょう

今回は3杯分(360ml)の淹れ方をご紹介し
ます。あまり時間をかけて淹れると雑味が出てき
てしまうので、ドリップにかける時間は3分以内
が目安。上の“7つのポイント”に注意しながら
、実践してみてくださいね。

今回は3杯分(360ml)の淹れ方をご紹介します。あまり時間をかけて淹れると雑味が出てきてしまうので、ドリップにかける時間は3分以内が目安。上の“7つのポイント”に注意しながら、実践してみてくださいね。

 

 

 

ポイント1 ペーパーは互い違いに折る ポイント1 ペーパーは互い違いに折る

ペーパーフィルターの側部と底部を互い違いに折って、ドリッパーにセットします。

互い違いに折ることで、ペーパーフィルターがド
リッパーとしっかり密着します。

互い違いに折ることで、ペーパーフィルターがドリッパーとしっかり密着します。

 

 

 

ポイント2 粉は計量スプーンを使って正確に ポイント2 粉は計量スプーンを使って正確に

ドリッパーに付属している計量スプーンを使うのがおすすめ。メリタ式の場合は一杯8gになっています。今回は3杯分なので、すり切り3杯の粉を入れます。

コーヒー粉の量を毎回正確に計ることが“何度淹
れても安定したおいしさ”のコーヒーが再現でき
る、最大のポイントです。自分好みのおいしさに
なる量を知っておくと便利ですよ。

コーヒー粉の量を毎回正確に計ることが“何度淹れても安定したおいしさ”のコーヒーが再現できる、最大のポイントです。自分好みのおいしさになる量を知っておくと便利ですよ。

 

 

 

ポイント3 粉の表面を平らにする ポイント3 粉の表面を平らにする

ドリッパーの側面を軽くたたいて、粉の表面が平らになるようにします。

横に2回揺すったら、縦に2回軽くたたいて表面
を平らにします。合言葉は「カサカサ、トントン
」ですよ。

横に2回揺すったら、縦に2回軽くたたいて表面を平らにします。合言葉は「カサカサ、トントン」ですよ。

 

 

 

ポイント4 お湯の温度は85〜95℃に ポイント4 お湯の温度は85〜95℃に

1度沸騰させ、沸騰がおさまったお湯を、粉全体が湿る程度に静かに注ぎます。

沸騰直後のお湯を使うと苦味や雑味が出てきてし
まうので注意。温度調節のできるケトルがあれば
85〜95℃に設定。温度をはかることができな
い時は、沸騰したポットの中に大きめの氷をひと
つ入れるといいですよ。お湯の温度が低いとすっ
きりとした味わいに。高いと濃い目の味わいにな
ります。

沸騰直後のお湯を使うと苦味や雑味が出てきてしまうので注意。温度調節のできるケトルがあれば85〜95℃に設定。温度をはかることができない時は、沸騰したポットの中に大きめの氷をひとつ入れるといいですよ。お湯の温度が低いとすっきりとした味わいに。高いと濃い目の味わいになります。

 

 

 

ポイント5 約20〜30秒、粉を蒸らす ポイント5 約20〜30秒、粉を蒸らす

そのまま20〜30秒待って、粉を蒸らします。

蒸らすことで、コーヒーのおいしい成分が引き出
されます。また、豆に含まれている炭酸ガスを放
出させて、お湯の通り道をつくるという効果もあ
ります。

蒸らすことで、コーヒーのおいしい成分が引き出されます。また、豆に含まれている炭酸ガスを放出させて、お湯の通り道をつくるという効果もあります。

 

 

 

ポイント6 粉の中心にお湯を注ぐ ポイント6 粉の中心にお湯を注ぐ

コーヒー粉の真ん中をめがけて、ゆっくりお湯を注ぎます。注ぐのは中心だけに一点集中させて、「のの字」や「円を描く」必要はありません。

お湯がペーパーフィルターに直接かからないよう
に注意しましょう。お湯がコーヒー粉の中を通
過せずにサーバーに落ちてしまうので、薄い味
わいになってしまいます。

お湯がペーパーフィルターに直接かからないように注意しましょう。お湯がコーヒー粉の中を通過せずにサーバーに落ちてしまうので、薄い味わいになってしまいます。

 

 

 

ポイント7 でき上がりの量が人数分に達したら ポイント7 ドリッパーをはずす

お湯を2〜3回に分けて注ぎ、コーヒーサーバーの目盛りが3杯分(360ml)になったら、ドリッパーにお湯が残っている場合でもはずします。

ドリッパーに注いだ湯の量が3分の1程度に減っ
たら、次のお湯を注ぎます。サーバーの3杯目
の目盛りまで抽出したら、そこでストップ。ドリ
ッパーの中に残った湯がもったいないからと最後
の一滴まで抽出してしまうと、雑味がでてしまう
ので注意しましょう。

ドリッパーに注いだ湯の量が3分の1程度に減ったら、次のお湯を注ぎます。サーバーの3杯目の目盛りまで抽出したら、そこでストップ。ドリッパーの中に残った湯がもったいないからと最後の一滴まで抽出してしまうと、雑味がでてしまうので注意しましょう。

 

 

 

あらかじめ温めておいたカップに注いだら完成 あらかじめ温めておいたカップに注いだら完成

 

 

 

 

味が安定しない やってしまいがちなNGポイント NG1.ペーパーを折らない NG2.コーヒー粉は目分量で適当 NG3.沸騰直後の熱々のお湯を使用 NG4.ペーパーに直接お湯がかかっている NG5.ドリッパーの中の湯を全部使い切るまで入れる 味が安定しない やってしまいがちなNGポイント NG1.ペーパーを折らない NG2.コーヒー粉は目分量で適当 NG3.沸騰直後の熱々のお湯を使用 NG4.ペーパーに直接お湯がかかっている NG5.ドリッパーの中の湯を全部使い切るまで入れる

 

 

どのくらい違いがあるの? どのくらい違いがあるの?

 

 

みんなで飲み比べました! みんなで飲み比べました!

味の違いを理解するため、7つのポイントを押さえて淹れたコーヒーと、すべてのポイントに逆らって淹れた(NGポイント)コーヒーを飲み比べてみました。

 

コーヒーで何よりも苦手なのが「雑味」。雑味が強いと数口でギブ
アップしてしまうんです。まさにNGポイントで淹れたコーヒーが
そんな感じでした。ひとつひとつのコツの積み重ねでここまで味に
差が出るとは!

ライターT

コーヒーで何よりも苦手なのが「雑味」。雑味が強いと数口でギブアップしてしまうんです。まさにNGポイントで淹れたコーヒーがそんな感じでした。ひとつひとつのコツの積み重ねでここまで味に差が出るとは!

 

NGポイントで淹れた方は、雑味こそ目立つけれどこの少し「薄い
味わい」は好みかも。一般的な粉量より少なめにすれば、私好みの
コーヒーに仕上がりそうです。

ライターS

NGポイントで淹れた方は、雑味こそ目立つけれどこの少し「薄い味わい」は好みかも。一般的な粉量より少なめにすれば、私好みのコーヒーに仕上がりそうです。

 

 

コーヒー豆・粉の選び方と保存方法 コーヒー豆・粉の選び方と保存方法

コーヒー豆・粉は使い切れる量を コーヒー豆・粉は使い切れる量を

開封後のコーヒーは、豆であれば1ヵ月以内、粉であれば2週間以内で飲み切るのが理想です。ついつい多めに買ってしまいそうになりますが、おいしい味が保てる期間で使い切れる量をこまめに購入するのがおすすめです。

 

おいしさを逃がさない保存方法 おいしさを逃がさない保存方法

“直射日光に当てない”

紫外線が当たるとコーヒーの劣化が早まります。また、日光で温度が上がることで酸化が進み、鮮度が落ちてしまいます。

“密閉容器に入れる”

酸素に触れないように袋を密封し、透過性のない密閉容器に入れます。容器は量に適した大きさのものを選びましょう。

“高温多湿の場所は避ける”

コーヒーは湿気を吸収すると、味と香りが劣化します。また、急な温度変化も品質劣化のもと。温度・湿度の変化の少ない場所で保存しましょう。

“冷凍保存をする場合”

コーヒーは湿気を吸収してしまうので毎度の出し入れをしないよう、冷凍庫に入れる前に、1回分の使用量に分けて、密封できる袋または容器に入れます。使用する際は、冷凍庫からしばらく出しておき、常温に戻してから使いましょう。

 

 

 

■ 今回使ったコーヒーはこちら

有機栽培フェアトレードコーヒー
(グアテマラブレンド)170g

 

 

国際フェアトレード認証の有機栽培アラビカ豆3種を使用。
しっかりとしたコクと苦味のグアテマラと香りと甘さに特徴
のあるエチオピア、さわやかな酸味が特徴のホンジュラスが
バランスよく配合されています。

国際フェアトレード認証の有機栽培アラビカ豆3種を使用。しっかりとしたコクと苦味のグアテマラと香りと甘さに特徴のあるエチオピア、さわやかな酸味が特徴のホンジュラスがバランスよく配合されています。

 

 

 

 

おいしいコーヒーの淹れ方を教わって…
毎朝コーヒーを淹れているのですが、7つのポイントのうち日常的に実践しているのはポイント2の“コーヒー粉は計量スプーンを使って正確に”だけでした。普段感じていた、「おいしい豆を買っているはずなのに、なんか違う…」その原因が明確になり、家でコーヒーを飲むことがより一層楽しみに!みなさんも、7つのポイントをしっかりおさえながら“おうち喫茶”を楽しんでくださいね。
(SATETO編集部 寺尾)

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