お料理レター 新玉ねぎをシンプルに味わいましょう！

家での時間もできるだけふだんどおり、せっかくだったら、台所に立つ時間も楽しみながら過ごしたい。そんな毎日の欲求を満たしてくれそうなアイディアが、料理家のみなさんから届きました。今こそおすすめしたいレシピ、食材の活用方法、ちょっとした息抜きの仕方など、すぐに実践できる知恵をいただきましょう。

＼ Letter From ／

　サカナグミ 本田淑子さん

サカナグミ 本田淑子さん

今できることは自分と家族の健康を責任持って守ることだと思います。できるだけ無理をせずに、身体のリズムに合わせた旬の食事を心がけたいですね。春の旬といえば、新玉ねぎ。
玉ねぎには体の調子を整えたり免疫力をアップさせたりする成分が含まれています。ただ水溶性なので、水にさらすと流れ出てしまうし、熱にも弱いのがちょっと困ったところ。そこでおすすめなのが、生で食べやすい新玉ねぎです。栄養を余すことなく効率よく摂取できますよ。スープにして栄養を汁ごといただくのもいいですね。また、玉ねぎにはビタミンB1の吸収率を助ける働きもあるので疲労回復のお手伝いも期待できます。

今できることは自分と家族の健康を責任持って守ることだと思います。できるだけ無理をせずに、身体のリズムに合わせた旬の食事を心がけたいですね。春の旬といえば、新玉ねぎ。
玉ねぎには体の調子を整えたり免疫力をアップさせたりする成分が含まれています。ただ水溶性なので、水にさらすと流れ出てしまうし、熱にも弱いのがちょっと困ったところ。そこでおすすめなのが、生で食べやすい新玉ねぎです。栄養を余すことなく効率よく摂取できますよ。スープにして栄養を汁ごといただくのもいいですね。また、玉ねぎにはビタミンB1の吸収率を助ける働きもあるので疲労回復のお手伝いも期待できます。

ご紹介するのは

即席でできる『新玉ねぎのアチャール』

アチャールはインドのお漬物のようなもの。小鉢やおつまみに、毎日でも食べたくなる箸休めです。即席でできてしまうのも魅力ですね。

材料（2人分）

作り方

くし切りにした玉ねぎと調味料をすべて混ぜて少し寝かせるだけ。超かんたんです！

昆布の旨みが引き立てる『新玉ねぎと梅干しのスープ』

料理好きの友人から教えてもらって以来、我が家でも春の定番料理に仲間入りしたお気に入りのスープです。梅干しの酸味、昆布の旨みで、コンソメ要らず。カラダにも優しい一品です。

材料（4人分）

作り方

1. 玉ねぎは皮をむいて丸ごとそのまま。大きい場合は半分にカットする

2. 鍋にオリーブ油をひいて、強火で玉ねぎの表面に焼き色をつける

3. 玉ねぎがかぶるくらいの水・梅干し・昆布・ローリエを入れて沸騰したら、弱火でコトコトと玉ねぎが柔らかくなるまで煮る。

4. 味付けは塩のみ、仕上げに黒胡椒を挽いたらできあがり

ポイント

最初に強火で玉ねぎに焼き色をつけるのがポイント。この焼きの香ばしさがスープに深みを出してくれますよ

サカナグミ
本田淑子さん

福岡市にある長浜鮮魚市場の魚を扱うプロや料理人とコラボし、料理教室やスーパーで子どもを中心に魚食普及活動を展開中。