「骨が苦手だから食べたくない」。そんな魚嫌いの子どもでも、パクパク食べてくれるのがこのレシピ。骨を取って甘めの味付けにして炒めれば、ごはんが何杯でもすすむさばそぼろの完成です。松竹さんもご家庭でよく作られているレシピで、豆を加えて“チリコンカン風”にアレンジすることもあるそう。冷蔵で3〜4日ほど日持ちするので、作り置きとしても便利な一品です。
▲ 教えてくれたのは、料理家の松竹智子さん。 旬の野菜を中心に、日々の食卓に取り入れやすいレシピを提案されています。
マルチに活躍する常備菜
さばそぼろ
調理時間:約10分
常備菜としてストックしておけば、おにぎり、そうめんの具材、豆腐のトッピングなど、さまざまな料理に大活躍!食べたい分量だけ作れるので、さばの切り身がちょっとだけ余った時にもササっと作ることができます。
\ 「さばそぼろ」を作る際のポイント /
そぼろ状にするために、さばの身をかき出した後は包丁で軽く叩いてほぐしておきましょう。この時に小骨を潰しておくと食べやすくなります。フライパンで炒める際にも箸やヘラを使って身の固まりをほぐせば、パラパラに仕上がります。
\ 作り方を動画でチェック /
「さばそぼろ」の材料(作りやすい量)
- さばフィーレ …1枚(半身)
- 長ねぎ …1/3本
- 生姜…1/2片
- 菜種油(サラダ油でも) …大さじ1と1/2
- (A) 酒…大さじ1と1/2
- (A)砂糖 …大さじ1
- (A)しょうゆ…大さじ1
「さばそぼろ」の下準備
・腹骨を包丁で取り、中央の小骨をピンセット等で抜いておく
■ 骨取りはある程度でOK
包丁で身を叩く際に小骨を叩き潰すので神経質にならず、大きな骨を取り除きましょう。
「さばそぼろ」の作り方
1.食材をカットする
生姜と長ねぎをみじん切りにする。
2.さばの身をかき出し、ほぐす
さばは皮から身をスプーンでかき出し、包丁で軽く叩く。
■ 骨を潰すように叩き切る
下準備で取りきれなかった骨を潰すように、包丁を縦と横に入れながら軽く叩き切りましょう。
3.食材を炒める
フライパンに油を加え、中火にかける。生姜と長ねぎを加えて香りが立ってきたら、さばの身をほぐしながら加熱していく。
4.調味料を加える
さばに火が通り、赤味が取れて白っぽくなってきたらAの酒、砂糖、しょうゆを加え、さっと混ぜ合わせる。
5.煮詰める
3~4分ほど弱火で煮詰め、汁気を飛ばす。
6.完成
アツアツごはんに乗っければ、見た目からも食欲をそそるさばそぼろ丼のできあがり。しょうゆと砂糖を組み合わせたシンプルな甘辛味が、さばのおいしさを引き立てます。おにぎりにもおすすめ!
保存方法は?
粗熱が取れたら保存容器に入れて、冷蔵庫で保存する。日持ちは冷蔵で3~4日ほど、冷凍の場合は3週間ほど保存可。おにぎりの具材や冷奴のお供など、マルチに大活躍!
「さばそぼろ」で使えるコープ商品
長崎県松浦発 産直さばフィーレ
無塩だからアレンジ自在
長崎県松浦港で水揚げされた新鮮な真さばを塩をせずに3枚おろしにしました。
バタバタと忙しい朝や料理をする元気がない時、冷蔵庫に作り置きがあればとっても便利ですよね。このさばそぼろは、ごはんや豆腐、そうめん、中華麺などなど何にでも合うので、いざという時の強い味方になってくれます。お弁当に入れるのにもぴったりで、わが家の定番になりそうです。
(SATETO編集部)
教えてくれたのは
- 松竹智子
- 料理家。福岡市内で料理教室や食のイベントをおこなう「深草」を主宰。フードスタイリストとして、食品関係企業のレシピ提案やスタイリングなども数多くおこなっています。
お弁当に!さばそぼろと一緒に使いたいレシピ3選
お弁当にぴったりのさばそぼろは、のっけ丼にしたりおにぎりを作ったりと大活躍。さばそぼろと一緒に使えばもっとおいしくなる、お弁当のちょい足しレシピをご紹介します。
おかずいらずがうれしい
具だくさんな混ぜごはんおにぎり
朝食や昼食はもちろん、部活や塾の前、小腹が空いた時に1個で満足できる、おかず要らずのおにぎりをご紹介しています。さばそぼろおにぎりに追加してみては?
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