ひんやりと涼しげな一皿が恋しいこれからの季節。喉ごしツルリと食べやすい冷製パスタはいかがでしょうか? ご紹介するのは、アボカドと牛乳を和えたクリームパスタ。牛乳ベースなのでサラリと食べやすく、思い立ったらすぐ作れる手軽さも魅力です。
▲教えてくれたのは、料理家の松竹智子さん。 旬の野菜を中心に、日々の食卓に取り入れやすいレシピを提案されています。
粉チーズでコクをプラス
「アボカドとミルクの冷製クリームパスタ」レシピ
アボカド、トマト、生ハムなど、さっぱりした食材を使ってシンプルに仕上げるパスタです。ベースとなるのは牛乳。生クリームよりもあっさりしているので、暑い夏でも食べやすい一皿に。トマトの酸味で爽やかさをプラスします。食材の持つおいしさを最大限生かすために、味付けはシンプルに。
\ 松竹さんコメント /
にんにくの香り、アボカドのとろみ、粉チーズでコクを。材料もいたってシンプルにして、素材の味わいを最大限生かした、うまみたっぷりの冷製パスタを作りました。牛乳に粉チーズを加えることで、生クリームがなくてもコクたっぷりのクリームソースに仕上がります。トッピングの生ハムは、お好みでスモークサーモンやサラダチキンなどに変えても◎。
材料(2人分)
- パスタ…160g
- アボカド…1個(冷凍アボカドの場合120g)
- トマト…1/2個
- にんにく…1片
- オリーブオイル…大さじ2
- 牛乳…200ml
- コンソメ(キューブ)…1個(顆粒の場合は5g程度)
- 粉チーズ…大さじ2
- 生ハム…4枚
- パセリ…適量
- 粉チーズ…適量
- 塩・粗挽き黒こしょう…適量
〈下ごしらえ〉
- ・生アボカドとトマトは食べやすい大きさにカットし、にんにくは包丁の腹で押すように潰しておく。
作り方
1.にんにくを炒める
フライパンにオリーブオイルを入れて弱火で熱し、にんにくを入れる。香りが立ってにんにくに色がついてきたら取り出す。
■時間をかけてじっくりと香りを出す
潰したにんにくをじっくりと弱火で加熱し、香りをオリーブオイルにしっかりとつけることで、風味良く仕上がります。
2.アボカドを炒める
同じフライパンにアボカドを入れ、中火にして全体を混ぜ合わせるように炒める。
3.牛乳を加える
油が馴染んできたら、牛乳、砕いたコンソメ、粉チーズを加えて弱火で軽く煮詰め、塩・こしょうで味を整えて火からおろす。
■とろみとコクを出す
アボカドを加熱することで牛乳でも程よいとろみのあるソースが生まれ、さらに粉チーズとコンソメがコクをプラスしてくれます。
4.冷やす
粗熱が取れたらボウルやバットなどに移して氷水、または冷蔵庫に入れて冷やす。
■早く冷やしたい時は?
冷蔵庫に入れる際は粗熱が取れてから。早く冷やしたい時は氷水にボウルごとつけるのがおすすめです。
5.パスタを茹でる
鍋にたっぷりのお湯を沸かし、塩(分量外)を入れてパスタを表示通りに茹でる。茹で上がったらざるに上げて冷水に入れて冷やし、水気をしっかり切る。
■塩の量は水の1%を目安に
塩の量は熱湯に対して1%の量を目安(水2Lの場合は塩大さじ1と1/3、水3Lの場合は大さじ2杯)に。冷水で冷やす際に塩が抜けやすいので、塩は減らさずに茹でましょう。
■水気はしっかりと切る
仕上がりの味がぼやけてしまわないよう、冷水で冷やした後はしっかり水気を切ります。
6.ソースを和える
4のソースとトマトを合わせたら、5のパスタを加えてざっくりと混ぜ合わせる。
7.完成
器に盛り付けたら生ハムを乗せ、粉チーズと粗びき黒こしょう、パセリを振りかける。
このレシピで使えるコープ関連商品
成分無調整コープ牛乳 1000ml(産地指定)
各地域の生協ごとに交流のある産地の生乳を、
成分調整せずにそのまま殺菌・パック。
〈エフコープ・コープさが生協・ララコープ・コープおおいた〉日田・くじゅう地域〈生協くまもと〉阿蘇山麓北部〈生協コープかごしま〉大隅地域〈コープおきなわ〉沖縄県産生乳の生産量が減っているため、現在は熊本県産の生乳を原料としたコープ牛乳をお届けしています。
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イタリアスパゲッティ 1kg(1.3mm)
デュラムセモリナ100%スパゲッティ
デュラム小麦のセモリナ(粗挽き粉)100%使用。プリッとした歯ごたえのあるスパゲッティ。麺の太さは冷製パスタやオイル系のソースとよく合う1.3mm。
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解凍するだけ、そのまま使えるスライスアボカド
ペルー産のアボカドをスライスカットにした後、冷凍しました。皮をむき、種を除いていますので、解凍するだけでそのままご使用できます。
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生ハムロース ツインパック 96g
2回に分けて使える便利なツインパック
お肉のほどよい食感が楽しめる、まろやかな味わいの生ハムです。生ハムの旨味とほのかな燻製の香りが口の中に広がります。
これからの季節にぴったりの涼やかなパスタの完成です。生クリームは使わずとも、アボカドと粉チーズの絶妙な組み合わせにより生まれたクリームが、パスタに絡んで喉越しもまろやか。暑い日の休日ランチに試してみてほしいシンプルレシピです。
(SATETO編集部 堀尾)
教えてくれたのは
- 松竹智子
- 料理家。福岡市内で料理教室や食のイベントをおこなう「深草」を主宰。フードスタイリストとして、食品関係企業のレシピ提案やスタイリングなども数多くおこなっています。
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