「食卓に肉と魚が交互にあがるのが理想なんだけど、、、。もっと気軽に魚を食べられないのかな??」
組合員さんから届いた、お買物や家事をするときのちょっとした悩みや素朴な疑問を解決すべく、コープ商品の担当者やベテラン組合員さんに話を聞く「買い物かごのちょっと前」。第一回目は、「CO・OP骨取りさば」の担当者に食卓の魚事情について伺いました。
- お買い物のちょっと前「骨取りさば編」 INDEX
- Vol.1 おさかな、もっと気軽に食べたいなぁ←今回はここ
- Vol.2 日本は魚離れ、世界は空前の魚フィーバー
\ 答えてくれたのは /
コープ九州事業連合 水産商品部 商品担当 内村
下処理したり、煮込んだりと、ほんの少し手間がかかる魚料理を身近にしてくれる、「ファストフィッシュ」と呼ばれる商品が今、注目されています。温めるだけで煮魚が完成する商品、凍ったまま焼くだけで仕上げる商品など、その種類はどんどん豊富に。今回は、そんなファストフィッシュの先駆け的存在のCO・OP「骨取りさば」についてお話を伺いました。
A.魚嫌いさんの一番の理由は「骨があるから」なんです
自宅でよく食べる魚料理の種類は、煮魚や焼き魚、照り焼きなどが中心。特に鮭やさばが人気です。首都圏に住む子ども達にアンケートをとったところ、魚が嫌いな理由でダントツで多かったのが「骨があるから」ということが分かりました。子どもさんや年配の方にとって「骨がある」ことは高いハードルになっているようですね。「魚は食べたいけど、食べるのが大変」「子どもにもっと魚を食べさせたい」という声を受けて、約20年前に魚の骨を取った「骨取りさば」の商品開発を開始したのです。
A. 食べやすさはもちろん、栄養を無駄なく摂れるという利点も
骨の周りは魚の中でも特に栄養が豊富な部分。たくさんの身が付いたままの骨を食べ残してしまうのは、とってももったいないことなんです。骨をあらかじめとっておくことで、骨の周りについていた栄養のある身の部分も残さず食べられるようになって、可食部分が100%に。食べ残しがないので、生ゴミも大幅に削減できます。
A.一本一本丁寧に手抜きしてから加工します
水揚げ後の鮮度を落とさないよう素早いスピードで、一本一本を丁寧に手抜きしています。さらに取り残しがないか、複数のワーカーがチェック。骨の取り残しがあれば、骨取りが丁寧にできるよう教育を行っています。
A.まずは魚への苦手意識をなくしてもらいたいなと思うのです
「骨があるから魚は嫌い」という子ども達に、ハードルを低くしてまずは魚のおいしさを知ってもらうことが大切なのではないかなと思うのです。いろいろな魚に興味を持てるようになったら、食べやすい魚から徐々に骨のある魚を食べていけばいいんですよ。
「骨取りさばのみぞれ煮」はうちの子ども達の大好物で、「これ骨ないとー?」と言いながら、いつもパクパクと思い切りほおばっています。「骨がない」ことで魚料理がより身近になって、しかも、便利さだけでなく、さばの栄養を無駄なく採れるという利点もあったなんて驚きました。ゴミが出なくて後片付け楽ちんなのも、主婦としてはうれしい限りですね。次回は世界の魚事情についてご紹介します。
( SATETO編集部 いはら )
CO・OP骨取りさばシリーズ
脂のりのよいノルウェー産のさばを使用。腹骨・中骨・小骨を丁寧に取り除き、小さなお子さんからご高齢の方まで食べやすいよう加工しています。
CO・OP骨取りさばの煮付け
醤油ベースの甘めのたれで煮付けました。
CO・OP骨取りさばのカレー煮
かつおだしの効いた和風のカレー味で甘めに煮付けました
CO・OP骨取りさばの竜田揚げ
生姜醤油のタレに漬け込み衣をまぶしました。フライパンで調理できます。
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