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お買い物のちょっと前 魚離れがすすむ日本、世界は空前の魚フィーバー?

日本人の魚消費量は年々減っていると言われていますが、本当でしょうか? 今回は、世界と日本での魚消費量と水産資源の現状について伺いました。

お買い物のちょっと前「骨取りさば編」 INDEX
Vol.1 おさかな、もっと気軽に食べたいなぁ
Vol.2 日本は魚離れ、世界は空前の魚フィーバー?←今回はここ

\ 教えてくれたのは /

コープ九州事業連合 水産商品部 商品担当 内村

魚は好きだけど、ついつい手頃なお肉料理になってしまうんですよね

A.世界の魚消費量は増えていますが、日本人の魚消費量は年々減っています

魚は良質なたんぱく源として高く評価されていて、最近の健康ブームの影響で世界的な消費量自体は年々上がっています。ところが日本での消費量は2001年に一度ピークを迎えたものの、それ以降は年々減っているんです。食の欧米化にともなう肉中心の食生活の増加に加え、「価格が高い」「調理しづらい」「食べづらい」などが主な理由のようです。「世界中で魚の消費が上がる→日本以外の国が世界中の魚を優先して使うようになる→日本で魚の価格が上昇する→魚離れがすすんでしまう」という悪循環を招いています。

世界中の人達が魚をたくさん食べると、足りなくなったりしない?

A. そうなんです。もしかしたら需要を支えられなくなるかもしれません

全世界の水産消費量は年々増加していて、ここ50年で約2倍のもの量の水産物を消費しています。今後の人口増加を考えると、水産物の総需用量はさらに増加していくことが考えられています。一方でこの需要を支えるだけの水産資源は、正直なところ足りているとは言えません。世界の水産資源は「需要を余裕で満たしている状態(大丈夫)」の割合が減少して、「これ以上漁獲すると危険な状態(満限まで漁獲)」と「捕りすぎの状態」がそれぞれ増加しているのです。このような傾向が続いた場合、将来の水産物需要を支えられないおそれがあります。

ってことは将来、さばが食べられなくなる可能性もあるの?

A.はい。でも、そういうことが起きないように、世界中で水産資源を守る取り組みがおこなわれています。

無計画なまま「今あるだけの魚を捕る」ような漁をおこなっていると大変なことになりますよね。そこで、世界中の国々では、水産資源を守るためのさまざまな取り組みをおこなっています。


低カロリー高タンパクな魚は食卓にどんどん取り入れたい食品のひとつ。ただ世界的な健康ブームの陰で、乱獲されている魚もたくさんいることを知り、正直ちょっとショックでした。「子ども達が大人になった時にも、おいしい魚を食べていてほしい」から、これからは「どんな風に獲られた魚なのか」ということも少し考えながら買い物してみようと思います。
( SATETO編集部 いはら )

CO・OP骨取りさばシリーズ

脂のりのよいノルウェー産のさばを使用。腹骨・中骨・小骨を丁寧に取り除き、小さなお子さんからご高齢の方まで食べやすいよう加工しています。

CO・OP骨取りさば味噌煮

信州味噌をベースにした甘めのタレで仕上げました。

CO・OP骨取りさばみぞれ煮

コクのある醤油ベースのタレに、大根おろしを加えてさっぱりとした風味に仕上げています。

CO・OP骨取りさばの煮付け

醤油ベースの甘めのたれで煮付けました。

CO・OP骨取りさばのカレー煮

かつおだしの効いた和風のカレー味で甘めに煮付けました

CO・OP骨取りさばの竜田揚げ

生姜醤油のタレに漬け込み衣をまぶしました。フライパンで調理できます。

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