乾燥ごぼうのシャキシャキとした食感、そして具材の彩りのよさも楽しいがんもどきのような一品。材料を混ぜたら、手で丸めて揚げるだけで完成する手軽さもうれしいポイントです。教えてくれたのは、素材の良さを生かした料理を得意とする松竹智子さんです。
▲ 教えてくれたのは、料理家の松竹智子さん。 旬の野菜を中心に、日々の食卓に取り入れやすいレシピを提案されています。
彩り&食感豊かな
乾燥ごぼうと豆腐の落とし揚げ
たっぷりの具材が入った落とし揚げを楽しめるのは、自家製ならでは。いんげんを枝豆にチェンジするなど、具材を変えながら好みの味わいを見つけるのも楽しみのひとつです。夕食にはもちろん、お酒のおともにもぴったり。ぜひ熱々の“揚げたて”を味わってみてくださいね。
\ 松竹さんからのひとこと /
おいしく仕上げるための1番のポイントは、豆腐をしっかり水切りすることです。水分が残ったままだと、丸めることができないだけでなく、味がぼやけたておいしさが半減します。乾燥ごぼうは水戻しせずに入れて、豆腐の水分を吸収させてあげるのもポイントです。
材料(6〜8個分)
- 木綿豆腐…1/2丁
- 乾燥ごぼう(細切りタイプ)…20g
- にんじん…小1/4本
- いんげん…10g(1〜2本)
- 溶き卵…1/2個分
- 薄力粉…大さじ1と1/2
- 酒…適量
- しょうゆ…適量
- 揚げ油…適量
下準備
・豆腐はしっかり水切りしておく。
・にんじんは千切りに、いんげんは小口切りにする。
作り方
1.たねを作る
水切りした豆腐をボウルに入れて手でなめらかに混ぜ、溶き卵、酒を加えてよく混ぜる。
2.具材を加える
乾燥ごぼう、にんじん、いんげんを加えてある程度混ざったら、さらに薄力粉を加えてよく混ぜる。
3.油で揚げる
揚げ油を160〜170℃に熱し、2を丸めながら油の中に落し入れ、3〜4分かけてこんがりときつね色になるまで揚げる。
松竹さんに教わったポイント:
■ 酒を足して調整を
たねがまとまりにくい場合は酒を少しずつ足しながら調整しましょう。
4.完成
油をきって器に盛り、お好みで大根おろし、おろし生姜、醤油をそえる。
このレシピで使えるコープ商品
国産乾燥ごぼう (スライスタイプ)
サラダやきんぴらに使いやすい
熊本県・宮崎県・鹿児島県を中心とした国産ごぼうのみを使用。戻すとごぼう本来の風味やシャキシャキした歯ごたえが復活します。
木綿とうふ(130g×3)
少量パックで使いやすい
ボブさんグループの大豆を使用した、半丁ほどの大きさの木綿豆腐です。にがり(塩化Mg)使用
豆腐の水切りさえ事前にしておけば、時間をかけず、簡単に作れてしまうことにびっくりです。日々の食卓にはもちろん、持ち寄りパーティに持っていってもよろこばれそう。混ぜて手で丸める工程は、子どもといっしょにしてもいいですね。
(SATETO編集部 寺尾)
教えてくれたのは
- 松竹智子
- 料理家。福岡市内で料理教室や食のイベントをおこなう「深草」を主宰。フードスタイリストとして、食品関係企業のレシピ提案やスタイリングなども数多くおこなっています。
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