
皮をパリッと香ばしく焼いた鶏肉に、大根おろしとぽん酢を合わせたチキンソテー。ボリュームもあり、焼き色の香ばしさが食欲をそそります。「実はこのレシピ、健康を意識して減塩している方でも、満足感が得られる工夫がされているんです」とおしえてくれたのは、管理栄養士の伊勢木さん。さて、どんな工夫がされているのでしょうか。

パリッとジューシーな
「おろポン酢チキンソテー」
調理時間:約20分|塩分(1人分): 約1.0g

「減塩=物足りない」なんて思っていませんか?実は、塩を控えても “香ばしい焼き目”効果で大満足のチキンソテーが作れます。大根おろしとぽん酢を合わせれば、さっぱりしながらもしっかり旨みを感じられる一皿に。健康を意識しながら、おいしさも妥協しないレシピです。
\ 「おろポン酢チキンソテー」を作る際のポイント /
減塩中でも大満足!このレシピの最大のコツは、鶏肉に重しをのせて“しっかり焼き色”をつけること。香ばしい風味が加わることで、薄味でも物足りなさを感じません。さらに、大根おろしは塩味を感じやすく、ぽん酢を合わせれば低塩分でもさっぱりとしたおいしさに仕上がります。


「おろポン酢チキンソテー」の材料(2人分)
- 鶏もも肉 …1枚 約300g
- 大根おろし…80g
- CO・OP味付けぽん酢…小さじ4
- 油 …大さじ1
- こしょう…少々
- 冷凍かぼちゃ…2個
- アスパラガス…2本
- しめじ…1/2袋
「おろポン酢チキンソテー」の作り方
1.鶏肉を下処理する
鶏肉は皮目のところどころをフォークで刺して、半分にカットする。全体にこしょうを振る。


2.フライパンに具材を並べる
フライパンに油を入れ、①の鶏肉、冷凍カボチャ、アスパラガス、しめじを入れる。

■火を付ける前に!
食材は火を付ける前に並べましょう。
■鶏肉は皮目を下にして並べる
皮目をパリッと焼くため、鶏肉は皮目を下にします。
3.焼く
鶏肉の上にアルミを置き、その上に重しをのせて、中火で7分焼く。


■鶏肉にしっかりと焼き色をつけるには…
焼き色をしっかりつけるために重しを使います。今回はスキレットを使いましたが、耐熱の小鍋やキャセロール、耐熱皿の上に缶詰や瓶をのせても代用できます。
4.野菜を取り出す
かぼちゃ、アスパラガス、しめじは転がしながら焼き、火が通ったら先に取り出す。

5.焼く
アルミと重しを外す。裏返してそのまま中火で5分焼く。


6.器に盛る
鶏肉を器に盛る。大根おろしを乗せ、ポン酢をかける。



ジューシーなチキンソテーの完成です!こしょうだけで味が引き締まり、塩分控えめでも満足度◎。香ばしい焼き色と大根おろし&ポン酢のさっぱり味は、減塩中の方だけでなく、家族みんなで楽しめる味です。
「おろポン酢チキンソテー」で使えるコープ商品
焼いているそばからいい香りが漂い、撮影中も写真を確認しながら「おいしそう!」と思わず歓声が。なぜこんなにお肉って、見ているだけでワクワクするのでしょう!健康のために減塩すると、食べるものが制限されそうですが、これならテンションが上がりますね。
(SATETO編集部 佐藤)
教えてくれたのは

- 管理栄養士・料理家
伊勢木 紀三子 - 料理研究家に師事し、生協の生活情報誌の編集の仕事を経て独立。生協のカタログでの栄養情報の執筆やNHKのテレビ出演、料理教室の講師、食品会社への料理レシピの開発など、様々な媒体で活躍するほか、管理栄養士として病院での生活習慣病の改善にむけての指導などもおこなっている。簡単にできる栄養たっぷりの家庭料理が得意。
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