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お買い物のちょっと前 パンがふっくら仕上がると評判!顔が見えるアメリカの生産者・ボブさんがつくる小麦の秘密

ボブさんがつくる小麦の秘密_01

生協の組合員の中ではすっかり有名人(!?)。アメリカノースダコタ州で農業を営んでいるロバート=シナー氏、通称ボブさん。ボブさんといえば大豆のイメージが強いかもしれませんが、実は小麦の生産者でもあることをご存知ですか?そんなボブさんの作る小麦はどんな小麦なのでしょう?ボブさんと生協の出会いから、ボブさんが生産する小麦の特徴までどどーんとご紹介します。これを読んだら、ボブさんの小麦で作られたパンが食べたくなっちゃうはず!

INDEX

ボブさんってこんな人
ボブさんの小麦のおいしさの秘密
ボブさんの小麦ができるまで
ボブさんの小麦でつくったパン

さて子一家のとある日

さて子さん_01

さてと、朝ごはんよ〜!今日はコープで買ったボブさんのパンよ〜

さて子さん_01

さてと、朝ごはんよ〜!今日はコープで買ったボブさんのパンよ〜

さて太郎_01

わ〜い!ボブさんのパンだ〜いすき!…ところでボブさんって、どんな人なの?

さて太郎_01

わ〜い!ボブさんのパンだ〜いすき!…ところでボブさんって、どんな人なの?

さて子さん_02

アラやだっ!ボブさんを知らないなんて!
コープ九州の近藤さんにボブさんについて教えてもらいましょう!

さて子さん_02

アラやだっ!ボブさんを知らないなんて!
コープ九州の近藤さんにボブさんについて教えてもらいましょう!

近藤さん_01

おはようございます!パン担当の近藤です。お任せください!ボブさんはどんな人なのか、ボブさんが作る小麦はどんな小麦なのか、わかりやすく紹介しますね。

近藤さん_01

おはようございます!パン担当の近藤です。お任せください!ボブさんはどんな人なのか、ボブさんが作る小麦はどんな小麦なのか、わかりやすく紹介しますね。

 

\ ボブさんってこんな人 /

ボブさんがつくる小麦の秘密_01

ボブさんはアメリカ合衆国・ノースダコタ州で小麦や大豆を生産している農家さんです。ノースダコタ州は、全米でも有数の春小麦の産地なんですよ。

ボブさんがつくる小麦の秘密_02

ノースダコタ州キャセルトンにあるSB&B社

ボブさんの会社 SB&B社は1906年から100年以上に渡り、この地で小麦と大豆を栽培しています。代々家族経営を行っており、現在は5世代目となっています。

さて子さん_03

笑顔がとってもチャーミングな方ね♡

さて子さん_03

笑顔がとってもチャーミングな方ね♡

近藤さん_02

そうなんです。お人柄もとっても素敵な方なんですよ。生協職員はもちろん、実際にボブさんにお会いした組合員の方たちも、ボブさんのお人柄にぞっこんなんです!
続いて、生協とボブさんの関係についてご紹介します。

近藤さん_02

そうなんです。お人柄もとっても素敵な方なんですよ。生協職員はもちろん、実際にボブさんにお会いした組合員の方たちも、ボブさんのお人柄にぞっこんなんです!
続いて、生協とボブさんの関係についてご紹介します。

\ 1994年、ボブさんとの取り引きがスタート! /

ボブさんと生協の出会いは1980年代の終わりごろ。1994年に本格的なお付合いがスタートしました。まずは、大豆の取り引きから始まりました。
ご存知の通り、生協は、作物の栽培について厳しいチェック項目をクリアしている農家さんとしかお取り引きをしていません。
それについてボブさんは「生協さんから条件をもらった時、それほど厳しいものだとは思いませんでした。自分も同じような考えで今までやって来ていましたから」とおっしゃっていました。

ボブさんがつくる小麦の秘密_05

なぜ敢えて海外の小麦を?

近藤さん_02

実は小麦の国内自給率は、わずか15%ほど。パン用小麦の国内自給率になると、1〜2%程度しかないんです(※)。実質、輸入に頼らなければいけないような状況で、組合員の方たちにも安心して食べていただける品質のいい小麦農家さんを探していた時、すでに大豆のお取引きをしていたボブさんが思い浮かびました。

近藤さん_02

実は小麦の国内自給率は、わずか15%ほど。パン用小麦の国内自給率になると、1〜2%程度しかないんです(※)。実質、輸入に頼らなければいけないような状況で、組合員の方たちにも安心して食べていただける品質のいい小麦農家さんを探していた時、すでに大豆のお取引きをしていたボブさんが思い浮かびました。

(※)1部、農林水産省のデータより抜粋:引用元

海外とはいえ、育て方をしっかりと把握しながら、品質のよい小麦生産の仕組みをともに考えていきたい。ボブさんのお人柄はもちろんのこと、農業に対する姿勢や思いが、生協の理念と合致していたので、小麦もぜひボブさんにお願いしよう!となったのです。

ボブさんがつくる小麦の秘密_05

ただでさえ目に見えにくく、肌で感じにくい農産物の生産や流通の現場ですが、生産者と消費者(組合員)が直接顔を合わせることで得られる特別な関係を、ボブさんは何よりも大切にされています。 必ず1〜2年に一度は来日して、コープ九州の職員や組合員さんと交流の場を設けているんですよ。

さて子さん_04

本当に素敵なお人柄…!

さて子さん_04

本当に素敵なお人柄…!

近藤さん_02

ボブさんは2024年にも来日されて、九州各地のたくさんの組合員と交流してくださったんです。ボブさんが組合員のみなさんからも愛されているのが伝わってきました。

近藤さん_02

ボブさんは2024年にも来日されて、九州各地のたくさんの組合員と交流してくださったんです。ボブさんが組合員のみなさんからも愛されているのが伝わってきました。

来日時の詳しい記事はこちら

coop web labo

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職員ルポ

 

ボブさんがやってきた
ヤァヤァヤァ!

2024年2月ボブさんが数年ぶりに
九州の地にやってきました。

ボブさん
 

ボブさん来日レポート 2024 前編

詳しくはこちら
 

ボブさん来日レポート 2024 後編

詳しくはこちら

職員ルポ

 

ボブさんがやってきた
ヤァヤァヤァ!

2024年2月ボブさんが数年ぶりに九州の地にやってきました。

ボブさん
 

ボブさん来日レポート 2024 前編

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ボブさん来日レポート 2024 後編

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ボブさんの小麦のおいしさの秘密!

近藤さん_02

ボブさんが育てているのは、パンに適した品種“硬質赤色春小麦”
ひとくちに小麦といってもその種類はさまざまですが、パンづくりに向いているといわれている小麦「Hard Red Spring Wheat」(硬質赤色春小麦)は、ノースダコタ州が全米第一位の生産量を誇っています。

近藤さん_02

ボブさんが育てているのは、パンに適した品種“硬質赤色春小麦”
ひとくちに小麦といってもその種類はさまざまですが、パンづくりに向いているといわれている小麦「Hard Red Spring Wheat」(硬質春小麦)は、ノースダコタ州が全米第一位の生産量を誇っています。

近藤さん_02

ノースダコタ州の気候や風土はパン用小麦を育てる環境として最適なんです!

近藤さん_02

ノースダコタ州の気候や風土はパン用小麦を育てる環境として最適なんです!

その① 土壌がいい!

ボブさんがつくる小麦の秘密_06

ノースダコタ州は、地図のとおりアメリカの最北部に位置しています。
この一帯は農産物に欠かせないミネラルを豊富に含んだ有数の肥沃な土壌を有し、世界中で最も優れた春小麦を生産する場所として知られています。

その② 気候がいい!

ボブさんがつくる小麦の秘密_06

夏は涼しく穏やかで、冬は気温がマイナス20度以下まで低下する環境が、小麦を含む農産物の生産に大変適しているんです。
夏の気候が小麦の健やかな生育を後押しします。さらに、マイナス20度以下まで冷え込む冬場は、畑が雪と氷に守られることで、夏の間に作物を育てて疲弊した土を元の柔らかい状態に戻してくれるのです。
また、ノースダコタ州は小麦の生産に向いているだけでなく、収穫した小麦を保管・管理する上でも非常に適しています。一般的に、小麦を保管する際には、虫の発生を防ぐために倉庫内を低温に保つことと、倉庫内を十分乾燥させなければいけないといわれています。ノースダコタ州は前述のとおり、この二つの条件を充分満たした保管・管理を行うことができるのです。

ボブさんの小麦ができるまで

◎ 8月~11月 土壌づくり

8月〜9月

ノースダコタ州の春小麦の収穫は、夏の終わりから秋の初め頃に終わります。収穫が終わるとすぐに来年の作付けのための畑の準備に入ります。
SB&B社では畑の損傷を防ぐための輪作体制をとっているので、小麦が作られた畑は、翌年違う作物が植えられるか、コンディションを見て休ませるかの選択がされます。

ボブさんがつくる小麦の秘密_07

11月

すっかり整理された畑はこれから雪に覆われていきます。
ノースダコタの冬は気温がマイナス20度以下まで下がる極寒。畑は雪に覆われ、土壌は深さ2メートルぐらいまで凍ってしまいます。

ボブさんがつくる小麦の秘密_07

◎ 4月 播種

4月

雪解けをしたら、いよいよ種蒔き(播種)のシーズンに。
まずは、土壌テストや過去の栽培履歴の検証、病害・雑草に関する情報収集、植え付けの計画をおこない、播種が始まります。

ボブさんがつくる小麦の秘密_07

◎ 5月~7月 発芽・葉の成長

5月〜6月

4月頃から発芽が始まり、この頃から定期的な畑のチェックが始まります。
緊急事態が起きていないかどうか、雑草、害虫、種が病害にあっていないかなど、細かい点まで毎回チェックします。

ボブさんがつくる小麦の秘密_07

7月

7月になると小麦の穂先が見えるようになり、開花が始まります。
だんだんと葉や茎が成長し、穂先もしっかりとしてきて、畑が一面緑色になります。

ボブさんがつくる小麦の秘密_07

◎ 8月 成熟期

8月に入ると小麦が実りはじめ、麦穂も小麦らしくなり、あたり一面が小金色になります。
この時点でも定期的なチェックは継続されており、品質の判定や収穫量の予測が始まります。

ボブさんがつくる小麦の秘密_07

◎ 8月後半~9月 収穫

いよいよ収穫です。 広大な畑に巨大なトラクターが出現し、収穫を始めます。

ボブさんがつくる小麦の秘密_07

収穫は天候とのにらめっこ。その日の土壌や作物が収穫に適しているかどうか、この時期になると毎日のように担当者が畑へ調査しに出かけます。コンディションの良い日、良い時間を見計らって、収穫を行うことも、良い小麦には欠かせないことなのです。

◎ 9月〜 保管

こうして収穫された小麦は写真のようなサイロに保管されます。

ボブさんがつくる小麦の秘密_07

保管前には、内部や器具、コンベアーがちゃんと洗浄されているかチェック。 保管後は通気口がふさがれていないか、内部の温度は何度かなど、定期的にチェックを行いながら、出荷までノースダコタの涼しい気候が小麦を守ってくれます。

ボブさんの小麦でつくったパン

近藤さん_02

海を越えて生協に届いたボブさんの小麦は、こちらの3種類のパンに使われています。

近藤さん_02

海を越えて生協に届いたボブさんの小麦は、こちらの3種類のパンに使われています。

[ タカキベーカリーの冷凍石窯パン ]

ボブさんがつくる小麦の秘密_08

タカキベーカリーの生協限定の冷凍パン、「石窯くるみロール」と「石窯レーズン&クランベリーロール」です。

ボブさんがつくる小麦の秘密_09

予熱したトースターで約1分30秒(1200W)、その後、トースターの中に10分置いておくだけで外はこんがりパリッ、中はもっちり&しっとりに仕上がりますよ。

近藤さん_02

「ボブさんの小麦は、焼いた時の膨らみがすごいんです」と、タカキベーカリーさん。なんでも、ボブさんの小麦はたんぱく質が高くパンが膨らむためのグルテンをよく形成するので、ナッツやドライフルーツを入れても持ち堪えるそう。また、おいしいパンづくりのための要素の一つである吸水率がとても良いため、ふんわりと仕上がるそうです。

近藤さん_02

「ボブさんの小麦は、焼いた時の膨らみがすごいんです」と、タカキベーカリーさん。 なんでも、ボブさんの小麦はたんぱく質が高くパンが膨らむためのグルテンをよく形成するので、ナッツやドライフルーツを入れても持ち堪えるそう。また、おいしいパンづくりのための要素の一つである吸水率がとても良いため、ふんわりと仕上がるそうです。

おいしい食べ方については、こちらの記事でもご紹介しているので、チェックしてみてくださいね。

詳しくはこちら

近藤さん_02

そしてもうひとつのパンが、こちらの「ボブさんの小麦食パン(生クリーム入り) 6枚」です。

近藤さん_02

そしてもうひとつのパンが、こちらの「ボブさんの小麦食パン(生クリーム入り) 6枚」です。

[ ボブさんの小麦食パン ]

ボブさんがつくる小麦の秘密_08

生クリームを使うことでしっとりとやわらかく、口溶けのなめらかなパンに仕上げられています。

ボブさんがつくる小麦の秘密_08

シンプルなトーストもおいしいですがピザトーストなどのアレンジレシピにもぴったりですよ。

近藤さん_02

どうでしょう?ボブさんについて、ボブさんが栽培する小麦について、わかったかな?

近藤さん_02

どうでしょう?ボブさんについて、ボブさんが栽培する小麦について、わかったかな?

さて太郎_03

とってもよくわかったよ!ぼくもボブさんに会ってみたーい!

さて太郎_03

とってもよくわかったよ!ぼくもボブさんに会ってみたーい!

さて子さん_03

わたしもよくわかったわ。遠い海外で作られたものでも、顔が見えるだけでこんなに安心感があるものなのね。近藤さんに説明してもらって、ますますボブさんと、ボブさんの小麦のファンになったわ。

さて子さん_03

わたしもよくわかったわ。遠い海外で作られたものでも、顔が見えるだけでこんなに安心感があるものなのね。近藤さんに説明してもらって、ますますボブさんと、ボブさんの小麦のファンになったわ。

\ もっとボブさんのことを知りたい方はこちら /

「COOPWEB LABO ボブさんのブログ」

ボブさんがつくる小麦の秘密_06

お恥ずかしながら、海外産の農作物に対してほとんど知識がなかったわたし…。反省しました。今回こうして、なぜアメリカ産の小麦産地としてボブさんが選ばれているのか、ということを知れてよかったです。安心して食べられて、さらに、おいしい!となればいうことなしですね。これからもボブさんを応援したいと思います!
(SATETO編集部 寺尾)

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