
レシピを見ていると必ず「砂糖 大さじ1」「豚バラ肉 300g」などの表記が出てきますよね。はかり方を誰かに教わったことはないし、自分なりのやり方ではかっている…という方がほとんどではないでしょうか?料理をおいしく仕上げるためには、まずは材料をきちんとはかることがとても大切。初めて作る場合はレシピ通りに。慣れてきたら自分好みの味付けに変化させるのも料理の楽しさ!今回は、正しい「はかり方」についてわかりやすく解説します。

▲ 教えてくれるのは、2児の母でもある料理家の宮崎知花さん。子育てと仕事を両立させる中で生み出す時短レシピは、忙しいママの強い味方。
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料理の基本 INDEX
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1.正しいはかり方
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2.包丁の使い方
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3.基本の調理用語
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4.和食の配膳
◎ 計量スプーン
計量スプーンは、すり切りで大さじが15ml、小さじが5ml、と標準化されています。計量スプーンは「容量(ml)」、キッチンスケールは「重量(g)」を測る道具。水は5ml=5gですが、水より少し比重のあるしょうゆは5ml=6gなので、レシピに記載されているのがml表記なのか、g表記なのかを必ず確認することが大切です。
・粉末をはかる
[ 大さじ1の場合 ]

砂糖や塩などの粉末をはかる場合は、まず山盛りにすくってから、ヘラやスプーンの柄などで表面をすりきります。
[ 大さじ1/2の場合 ]

1/2を計る時は、大さじ1の要領ですりきりにしたものを、半分に切るように区切り、半はらい落とします。1/3、1/4の場合も同様に計ります。
・液体を計る
[ 大さじ1の場合 ]

計量スプーンに液体をぎりぎりこぼれないところまで入れ、表面張力で盛り上がっている状態にします。加減を間違えるとこぼれてしまうので、直接鍋やフライパンの上で計量は行わず、こぼれてもいい場所で計るようにしましょう。
[ 大さじ1/2の場合 ]
底が丸いので、スプーンの2/3まで入れます。スプーンの内側に1/2量の目盛りがついているものを選ぶと便利です。
◎ 計量スプーン
計量スプーンと同様に、容量をはかるもので、目盛りがついたカップのことです。透明で目盛りが見やすいガラスやプラスチック製が使いやすくておすすめです。また、耐熱ガラスの場合は、熱湯など熱いものを計ることができるほか、冷たい牛乳を入れてそのまま電子レンジで加熱することができるので便利です。
計量カップは1カップ=200mlです。炊飯器用の計量カップは1合(1カップ)=180mlで、容量が異なるので注意しましょう。

計る時は平らなところにカップを置いて液体を入れ、しゃがむなどして目盛りと目線をあわせて真横から見るようにしましょう。粉末をはかる場合には、ダマになっている部分をほぐし、スプーンを使ってふんわりと入れ、軽く下に打ち付けてならしてから計ります。
◎ キッチンスケール
キッチンスケールは、食材や調味料の重量をはかるもの。アナログ式とデジタル式がありますが、現在の主流はデジタル式。上皿に直接のせられない場合は、ボウルなどを置いて、その中に食材や調味料を入れてはかります。その場合、ボウルの重量が反映されないよう、ボウルをのせた状態を基準にしてはかることができる、0表示機能がついているものを使うといいですよ。また、液体などの場合は、使用する鍋を器代わりにして計量すると、移し替える必要がなく便利です。
はかり方
1.上皿にボウルをのせる

ボウルなどをのせて表示をゼロにする。
2.食材を入れる

ボウルの中にはかりたい材料や調味料を入れる。
◾️ 宮崎さんからのひとこと
野菜や魚、肉などをはかる場合は、皮やへた、骨などの廃棄部分を取り除いてからキッチンスケールにのせるようにしましょう。
◎ 指ではかる
[ 少々 ]

「少々」「少量」と表記されている場合は、親指と人差し指で軽くつまんだ量を指します。重さにすると塩なら約0.6g、約小さじ1/8です。
[ ひとつまみ ]

ひとつまみは親指と人差し指、中指の3本の指で軽くつまんだ量を指します。重さでいうと、塩なら約1g、約小さじ1/5です。.6g、約小さじ1/8です。
◎ ひとかけをはかる
にんにくやしょうがの「ひとかけ」とは?

にんにくひとかけ(1片)は、かたまりから小房に分けたひとつのこと、しょうがひとかけ(1片)は、約15gで親指の先(第一関節から上)より少し大きいくらいの量を指します。チューブ製品で代用する場合は、にんにくの場合は小さじ1程度、しょうがの場合は大さじ1程度を目安にします。
調理のたびに必ず行っている「はかる」という行為。だれかにはかり方を聞いたこともないし、道具を使っているからと安心しきっていました。さらにそこに“慣れ”も重なって、日々どれだけ自分が雑にはかっていたのかを思い知らされた取材でした。今さら聞けない…というよりも疑問にも思っていなかった基本を、改めて学ぶことって本当に大切ですね。明日からのごはんはこれまでよりもちょっぴりおいしくなっているかもしれません!笑
(SATETO編集部 寺尾)
教えてくれたのは

- 料理教室「スマイルスマイズ」主宰
宮崎知花 - 大手料理教室で13年間勤めた後、第2子出産をきっかけに自宅で料理教室を開始。料理とパンづくりを同時に学ぶことができる1回完結レッスンや、親子で一緒に料理が楽しめる親子レッスンなどを定期的に開催しています。
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