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献立いろいろ 「ほうれん草のチキンカレー」レシピ。基本のスパイスで本場の味わいに!

いつものカレーの味に飽きたら、インド料理のお店で出てくるような、本格的なほうれん草カレーにチャレンジしませんか。市販のルウを使わずにスパイスから作るのは少し躊躇するかもしれませんが、手に入れやすい基本的なスパイスばかりなので心配ご無用。工程も簡単で、初心者でも作りやすいレシピです。今回はエスニック料理が得意な料理家の宮村ゆかりさんに、余りがちなスパイスの使い方も一緒に教えてもらいます。

▲ 料理家の宮村ゆかりさん。レシピ考案·監修(はぎトッツォ、ドルチェかき氷、その他多数)、福岡千早のアトリエにて料理教室「ミヤムの恋するcooking」外部講師、ケータリング、栄養教諭としても活躍中。


スパイス香る!インド風カレーを手づくりで
「ほうれん草のチキンスパイスカレー」

使うスパイスは、クミンシード、コリアンダーパウダー、ターメリック、そして数種類のスパイスとハーブを合わせたカレー粉の4つ。冷凍ほうれん草を使えば、茹でたりカットしたりせずにミキサーにかけるだけで時短できます。具材をじっくり炒めて旨みを引き出したら、30分ほどでスパイス香るほうれん草カレーのできあがり!今回は、チキンソテーを加えることで、ボリュームたっぷりに仕上げました。

\ 「ほうれん草チキンスパイスカレー」を作る際のポイント /

玉ねぎは飴色になるまで10分くらいじっくりと炒めて、甘さを引き出しましょう。これがおいしさの秘訣!スパイスは食欲増進や消化促進などに役立ちます。カレー以外のおすすめの使い方も最後にご紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。

「ほうれん草チキンスパイスカレー」の材料(4人分)

COOP冷凍ほうれん草…200g
鶏もも肉…320g
油…大さじ3
クミンシード…小さじ1
にんにく…2片(みじん切り)
しょうが…1片(みじん切り)
玉ねぎ…1個
トマト…大1個
バター…20g
黒糖…大さじ1
レモン果汁…大さじ1
生クリーム…100ml
(A)
ターメリック…小さじ1/2
カレー粉…大さじ1
コリアンダーパウダー…小さじ2
塩…小さじ1

「ほうれん草チキンスパイスカレー」の下準備

・鶏もも肉を一口大にカットしておく

・玉ねぎは粗みじん切り、トマトは角切りにしておく

「ほうれん草のチキンスパイスカレー」の作り方

1.冷凍ほうれん草を加熱

平らなお皿を用意し、冷凍ほうれん草をなるべく重ならないように広げる。ラップをせずに電子レンジ500Wで5分20秒温める。

2.ペースト状にする

1のほうれん草と水200ml(分量外)を合わせてミキサーにかけ、ペースト状にする。

■ 生のほうれん草でも
生のほうれん草を使う場合は、1束半くらいを塩ゆでし、冷ました後にペースト状にします。

3.クミンシードを炒める

鍋に油とクミンシードを入れて火をつけ、中火で炒める。香りが出たら、にんにく、しょうがを加えて、さらに香りが出るまで炒める。

■ 炒める時のコツ
クミンシードは、基本的に油の中で温めたり、ゴマのように炒って香りを出して使います。焦げないように、鍋に入れた後に火をつけましょう。

4.玉ねぎを炒める

玉ねぎ、塩少々(分量外)を加え、中火で10分ほど炒める。

■ ゆっくりと時間をかけて
玉ねぎが飴色になるまで10分ほど炒めます。

■ 焦げ付き防止に水を加える
なべ底が焦げ付きそうになったら、その部分に水を入れて炒め、焦げを防止します。水を横に置いておきましょう。

5.トマトを加える

玉ねぎが飴色に色づいたら、トマトと塩ひとつまみを加える。全体がぽってりとするまで、さらに弱火で10分ほど炒める。

■ 時間をかけて炒める
弱火で10分ほど炒めると、次第に全体がまとまってきます。

6.スパイスを加える

火を止め、(A)の調味料をすべて加える。弱火で1分ほど炒める。

7.鶏肉を加える

鶏肉を加え、全体と馴染ませながら鶏肉の色が変わるまで炒める。

8.煮る

水100㏄(分量外)を入れ、弱火で5分ほど煮る。

9.ほうれん草ペーストを加えて煮る

2.を加えて全体を混ぜ合わせる。蓋をして15分ほど弱火で煮る。

■ 飛び散りに気を付けて!
時々蓋を開けて、混ぜながら煮込みましょう。フツフツと煮込まれた状態なので、カレーが周りに飛び散りやすいです。蓋を開ける時は、洋服などが汚れないように気を付けて!

10.調味料を加える

バター、黒糖、レモン果汁、生クリームを加える。

■ 黒糖で深いコクを出す
コク深いしっとりした甘味を出すために、黒糖を使います。無い場合はきび砂糖でも代用可。

11.煮る

全体を混ぜ合わせたら、蓋をして弱火で5分ほど煮る。

12.完成

インドカレーの定番、ほうれん草のチキンカレーの出来上がりです。スパイスを使っているとはいえ、濃厚な生クリームがマイルドな味にまとめてくれるので、あまり辛さを感じません。ライスやナンと一緒にいただきましょう!


このレシピで使えるコープ関連商品

九州のカットほうれん草

あく抜き・カット済で手間いらず。いろんな料理にパッと“ちょい足し”
九州産のほうれん草を使いやすいようにカットして、バラ凍結にしました。炒め物、おひたし等にどうぞ。生産者までトレースが可能です。

もっと詳しく


\宮村さんおすすめ!/
今回使ったスパイスの活用法

クミンシード 餃子のタネ、野菜炒め(キャベツ、ジャガイモなど)、唐揚げ、焼鳥にかける
コリアンダー
パウダー
サラダにふりかける、スープにプラスする
ターメリック 唐揚げの下味に(臭み取りや色付けになります)、ホットミルクに混ぜるとターメリックラテに!
カレー粉 チャーハン、コロッケのタネ、マヨネーズやドレッシングに混ぜる

スパイスを揃えても、カレー以外の使い方がわからないから…とためらっていると「油で温めたクミンを、塩もみしたにんじんに油ごと和えてもおいしいですよ!」と宮村さん。自他共に認めるカレー好きのカメラマンさんも「サラダはオリーブオイルと塩、そしてクミンシードでOK!」とクミン推し。以来、味付けに困ったら、とりあえずクミンシードを使うようになりました。ほかのスパイスも一緒に揃えたので、いつでもカレーが作れるし、料理の幅も広がりそうです!
(SATETO編集部 佐藤)

教えてくれたのは

料理家 宮村ゆかり
栄養士・栄養学教諭・調理師。料理教室「ミヤムの恋するcooking」では、ロースイーツやスパイスカレーなど、一見難しそうな料理を家庭でも楽しく作れるメニューを提案。

買い置きしておくと便利な冷凍ほうれん草。
冷凍のままパパッと作れる簡単レシピ

すでにアク抜きもカットもされている冷凍ほうれん草は、そのまま使えてとっても便利。使いたい時に冷凍庫からサッと取り出すだけだから、使い切れずに無駄にする心配もありません。一度使えばその便利さに常備したくなるはず!

使いたい時にいつでも新鮮なおいしさ。
冷凍ほうれん草の3つのいいこと

まずは冷凍ほうれん草のいいところをご紹介!いいところを知ってどんどん活用しましょう。ほかにも、冷凍ほうれん草を使った簡単レシピや、おいしいの?安全なの?といった疑問に、製造メーカーの担当者がお答えします。INDEXでチェックしましょう!

子どももパクパクほうれん草の小さなおかず

もっと子どもに栄養豊富なほうれん草を食べさせたい!そんな時は、バターやチーズ、卵などと一緒に調理して食べやすくしましょう。冷凍ほうれん草を使ったおかずをお弁当に入れれば、彩りもよくなり、子どももパクパク食べてくれるはず。

ほうれん草とツナのキッシュ風

ジャガイモ、ツナ、コーン、冷凍ほうれんそうを使った具沢山のキッシュは、子どもも好きな具材入り。来客時のおもてなしにもピッタリです。動画レシピで分かりやすくご紹介します。

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