
薄い餅皮にあんこを包んで焼いた、福岡県にある太宰府天満宮の名物・梅ヶ枝餅。参道では熱々を手に持って、食べ歩きをする観光客の姿が見られます。今回はそんな梅ヶ枝餅風のレシピを、茶育指導士の資格を持つ海老名さんに教えてもらいます。

▲ 教えてくれたのは、栄養士の海老名博美さん。茶育指導士の資格も持ち、コープの機関誌「ふれあい」の表紙スタイリング、レシピ開発などを手掛けています。

焼き目が香ばしい
お茶焼き餅
調理時間:約30分

表面はパリッと香ばしく、中には甘いあんこが入った焼き餅。海老名さん考案のレシピは、餅皮に水ではなく、冷ましたお茶を加えるので、ちょっぴりお茶の栄養成分が入って得した気分に。そんな焼き餅は、やっぱり焼き立てが一番!子どもと一緒に手作りして、ホットプレートで焼いてアツアツをいただきましょう。
\ 「お茶焼き餅」を作る際のポイント /
3つのシンプルな材料で作る焼き餅は、今回は市販のつぶあんを使って簡単に作ります。餅皮に冷ましたお茶を加えると生地がまとまりやすくなり、カテキン入りで栄養価もアップ。とはいえ味わいは控えめなので、お茶入りとは気づかないはず!こどもも喜んで食べてくれます。


「お茶焼き餅」の材料(4個)
- 白玉粉 …80g
- 冷ましたお茶 …約80ml
- つぶあん…100g
「お茶焼き餅」の作り方
1.餅皮を作る
ボウルに白玉粉を入れ、冷ましたお茶を少しずつ加えて手でこねる。耳たぶくらいの固さになったら、4等分にして丸めておく。



■ 様子を見ながらお茶を加える
使う白玉粉によって必要な水分量が異なるため、お茶を少しずつ加えて生地の様子を見ながらこねましょう。
2.つぶあんを丸める
つぶあんを4等分にして丸める。

■ こしあんでもOK
小豆本来の食感を楽しみたい方は“つぶあん”、滑らかな舌触りが好きな方は“こしあん”とお好みでどうぞ。
3.包む

1.生地を手の上で平たく伸ばす

2.丸めておいたつぶあんを中に入れて、
包み込むように丸める

3.閉じ終わりをしっかりと留める

4.一度形を丸く整える

5.上から手で押さえて平らにする

完成
4.焼く
ホットプレートを200℃に温めて油(適量)を引く。③を並べて両面にこんがりと焼き色がつくまで焼く。(約20分)


■ 軽く押し付けながら焼く
焦げ目が付いたら裏返し、フライ返しで上から軽く押さえながら焼きましょう。餅皮のフチにも透明感が出るまで焼きます。
5.完成

餅皮の焼き目が香ばしい、お茶焼き餅のできあがりです。うっすらとあんこが透けてとってもおいしそう!お茶を淹れておやつタイムを楽しみましょう。
保存方法
焼き立てがおすすめですが、もし食べ切れない場合は、1個ずつラップに包んで冷凍を。食べる時はラップのままレンジで30秒ほど温め、オーブントースターで2~3分焼いてください。あくまで目安なので、様子を見て加熱を!
「お茶焼き餅」で使えるコープ商品
パリッとした焼きたてをほおばると、餅皮の香ばしさとあんこの甘さが口いっぱいに広がります。やっぱり熱々が一番おいしいので、子どもと一緒に作って、焼いたそばから熱々をいただきたいですね。ちなみにお茶の味わいはほとんど感じられなかったので、お茶好きの方は、濃いめのお茶を使ってもいいかもしれませんね。
(SATETO編集部)
教えてくれたのは

- 栄養士 海老名博美
- 雑誌やカタログなどの撮影のフードコーディネートから料理開発まで、幅広く活躍中。茶育指導士の資格も持つ。株式会社「FARM TABLE」所属。お茶好きに育った成人の娘2人の母。
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