一食分の料理を1枚のお皿にのせた「ワンプレートごはん」。いざ盛り付けてみると、彩りが足りなかったり、ごちゃごちゃしてしまったりと、苦戦しがちではないですか? 今回はそんなお悩みを解決する、ちょっとしたコツをご紹介します。

「うつわ屋フランジパニ」地蔵ご夫妻
福岡市早良区で陶器を扱ううつわ屋さんを営む地蔵(ちくら)ご夫妻。ビビッとくる器・職人と出会うべく全国の陶器市を巡るのが、夫の俊一郎さんの楽しみ。約10万人のフォロワーがいるインスタグラムでは、妻の朋子さんが、ご自宅の器を使った日々の食卓を発信している。

難しいと思われがちなワンプレートの盛り付けですが、ちょっとしたコツさえおさえれば、簡単におしゃれに仕上がります。そのうえ、食後の洗い物も少なくてすむので、忙しい日にもぴったりなんです。

コツ① 盛りやすいのは、7寸〜8寸のお皿
7寸〜8寸の(21cm〜24cm)のお皿が盛り付けやすくておすすめです。なるべくフラットなものを選ぶようにしてください。汁気の多いものを盛り付ける時は、豆皿や豆鉢をお皿に重ねるようにして使うといいですよ。
コツ② 盛り付ける時は、高さを出す
一品一品をこんもりと高さをつけて盛り付けるようにすると、メリハリが出て見栄えよく仕上がります。また、同じ色の料理が隣同士にくると全体がぼやけて見えてしまうので、必ず離して盛り付けるようにしましょう。
コツ③ 「赤・黄・緑」を意識する
盛り付け終わったら「赤・黄・緑」が入っているかをチェックしてみてください。足りない色があれば、最後にプラスすると余白を埋められるだけでなく、まとまりもよくなります。「赤」はトマトやにんじん(しりしりなど)、梅干し、「黄」はゆでたまごや炒り卵、「緑」は小松菜(おひたしなど)、ブロッコリーなどを、常備しておくといいですよ。
見た目がおしゃれなだけではなく、たくさんの料理を少しずついただけるのもうれしいワンプレートごはん。片付けも少なくて済むとなったら、本当にいいことづくしですね!地蔵ご夫妻に教わったコツを実践しながら、さっそくチャレンジしてみようと思います。
( SATETO編集部 寺尾 )
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