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献立いろいろ 蒸し暑い日にうれしいひんやり感「こうや豆腐が主役の冷たい煮物」

うま味をたっぷり吸い込んだ
こうや豆腐が主役の冷たい煮物

食欲のない日にもうれしい、これからの季節にぴったりな「冷たい煮物」をご紹介します。干ししいたけのだしをたっぷり吸ったこうや豆腐が主役。だしが効いた和風ジュレと一緒に口に運べば、ひんやりとした感覚と、うま味が口の中いっぱいに広がります。レシピを教えてくれたのは、料理家のコンドオミユキさんです。

▲ アイディアクッキングが得意なコンドオさん。料理の味はもちろんのこと、食材の選び方から盛り付け、食器の組み合わせまですべてにおいてセンス抜群です。


コンドオさんから教わる 冷たい煮物

だしのうま味たっぷり
「こうや豆腐の和風ジュレ」

コンドオさんが教えてくれるのは、ぷるんとしたジュレと彩り野菜が食欲をそそる「冷たい煮物」。いちから作ろうとするとハードルがちょっと高そうですが、今回は「CO・OPひとくちこうや豆腐」に添付されている粉末だしと、干ししいたけの戻し汁を使って、簡単な味付けで旨みたっぷりの煮物にしました。

\ コンドオさんからのアドバイス /

一見難しそうに見えますが、実は“ほんのひと手間”をプラスするだけで作れるジュレ。日々の食卓ではなかなか取り入れることがないかもしれませんが、食欲が落ちてしまうこれからの季節にぴったりのレシピです。サラダ気分で召し上がってみてくださいね。見た目にも涼を感じられますし、ちょっとした料亭感を演出することもできますよ。

材料(2人分)
こうや豆腐(一口サイズ・戻し不要のもの)…8個
むきえび…6尾
たけのこ(水煮)…100g
ズッキーニ…1/2本
ミニトマト…4個
スナップエンドウ…6さや
かんてんパウダー(もしくは粉寒天)
…小さじ1/2
(A)
干ししいたけ…5個
水…500ml
 
(B)
こうや豆腐に添付の粉末だし…1袋
薄口醤油…大さじ3
みりん…大さじ2
塩…小さじ1/2
 

コンドオさんに教わったポイント:
■粉末だしを使わない時は?

添付の粉末だしを使用しない場合は、干ししいたけのだし汁にかつお節で旨みを加え、しょうゆ大さじ4〜5、みりん大さじ3〜4を、ご家庭の味わいで調節して下さい。冷やすことを考慮して「ちょっと濃いかな」くらいの味つけにするのがポイントです。

下準備

・干ししいたけを500mlの水に浸して戻しておく

コンドオさんに教わったポイント:
戻し汁はだしとして使うので、前の晩から冷蔵庫に入れて戻しておくと旨みがしっかり出て、より美味しく仕上がります。

・むきえびを自然解凍しておく。背わたがある場合は取り除き、酒(分量外)で揉んでおく

コンドオさんに教わったポイント:
酒を揉み込んでおくことで、彩りがよくなり独特な臭みも取り除くことができますよ。


作り方
1.野菜を切る

ズッキーニは、ストライプになるように皮の一部を縦にむいてから一口大の乱切りに。たけのこも一口大の乱切り。スナップエンドウは両ヘタを包丁でカットし、手ですじをとったら斜めに3等分。水で戻した干ししいたけは軽く水気を絞り、軸を切り半分に切る。

コンドオさんに教わったポイント:
ズッキーニはピーラーなどを使って一部の皮をむくことで、歯ごたえのある皮の部分が減り、食感の楽しさが生まれます。さらに、盛り付けた時の見栄えもよくなるのでこのひと手間がポイントですよ。

2.具材を煮詰める

鍋に干ししいたけの戻し汁と(B)を入れ、たけのことしいたけを加え中火にかける。煮立ったら弱火にして10分程煮る。

さらに、ズッキーニとこうや豆腐を加え、クッキングシートを落とし蓋代わりにして5~6分ほど煮含める。

コンドオさんに教わったポイント:
木製やステンレス製の落とし蓋はもちろん、アルミホイルなどで代用することも可能です。

3.その他の具材を加える

落とし蓋を外し、むきえびとスナップエンドウ、ミニトマト(ヘタ付き)を加えて中火にかける。むきえびとスナップエンドウの色が鮮やかに変わったら、火を止める。時間があればこのまま30分ほど置き、粗熱を取りながら素材に煮汁を含ませる。

コンドオさんに教わったポイント:
ここで30分ほど放置することで、具材がだし汁を吸って、しっとりとよりおいしく仕上がります。

4.具材を冷やす

鍋から具材のみをすくい上げ、ボウルなどに入れ冷蔵庫で冷やす。

5.ジュレをつくる

鍋に残った煮汁にかんてんパウダーを加え、弱めの中火で1~2分軽く煮立て火を止める。バットなどに流し込み、冷めたら冷蔵庫に入れ冷やし固める。

コンドオさんに教わったポイント:
流しこむ時にバットにラップを敷いておくと、固まったジュレが取り出しやすくなります。常温でも固まり始めるので、冷蔵庫に入れるとすぐに固まりますよ。

6.完成

冷蔵庫で冷やしていた具材を器に盛りつけ、固まったジュレを崩しながらかける。最後にお好みで千切りのしょうがをトッピングすると、よりすっきりと夏らしい味わいに。

コンドオさんに教わったポイント:
固まったジュレは、バットの上でフォークを使って
混ぜるように崩していくとやりやすいです。
コンドオさんに教わったポイント:
固まったジュレは、バットの上でフォークを使って混ぜるように崩していくとやりやすいです。
\ 盛り付けのポイント /

少し大きめな器を選んで小山をつくるように盛ると、バランスが取りやすいです。アクセントになる色の食材は、最後に散らすように配置するのがポイント。緑と赤を効果的に使うことで、料理がイキイキと見えます。

このレシピで使える コープ商品

ひとくちこうや豆腐

あと一品に悩んだときはこれ
使いやすい一口タイプのこうや豆腐。粉末だし付きですので、煮るだけで本格的な含め煮が完成します。レンジ調理もOK。

大分県産徳用しいたけ

普段使いに便利な 徳用タイプ
大分県の山間部で採れた、身の詰まった歯ごたえのあるしいたけです。原木で栽培しました。煮物や天ぷら、炒め物にも最適です。

かんてんパウダー

海藻100%のかんてんパウダー
海藻100%でつくられた伝統食のかんてんをパウダーで使いやすくしました。杏仁豆腐、あんみつ、牛乳かんなどにご利用ください。


干ししいたけを戻したり、煮物を冷やしたりするのに少し時間はかかりますが、ひと手間の積み重ねで、食材ひとつひとつにしっかり味が染み込んだ煮物が完成しました。“煮物が冷たい”という感覚がとても新鮮で、やみつきになりそうです。
( SATETO編集部 寺尾 )

教えてくれたのは

料理家 コンドオミユキ
イートプランナーとして、レシピ制作や食品撮影スタイリング、器のコーディネイト等を中心に活動。イラストレーター、美容家としての一面も持ち、「食」と「美」を中心とした「暮らしを楽しむ提案」を発信している。コープ組合員歴16年、「ただの炭酸水」がお気に入り。

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