暑い日が続くと食べたくなるのがアイスクリーム。たまにはおうちで作ってみるのもいいですね。缶詰や手に入りやすい果物と“紙コップ”で手軽に作れる手づくりアイスを、料理家のももさんに教えてもらいました。
▲ 福岡県の山あいで飲食店を営むももさん。地産地消・旬の食材を中心に考案したメニューを提供されています。
まるで昔懐かしのアイスバー!?
紙コップでつくるフルーツアイス
今回ご紹介するのは、輪切りのキウイがなんとも可愛い「キウイアイス」と、ビタミンカラーでテンション上がる「黄桃アイス」の2種です。できあがりを想像しながら果物を並べたり、コップにクリームを流したり、果物に棒をさしたりと、楽しい作業が盛りだくさん。食べる前に紙コップをぺりっと剥がすのも、ワクワク感たっぷりの瞬間です。
ぜひ子どもさんと一緒に作ってみてくださいね。
\ 子どもも大人も楽しめる!手作りタイム /
さっぱり大人味のキウイと、クリーミーな黄桃の2種類のアイスをご紹介します。ジュースや果汁だけでなく、ヨーグルトや生クリームを入れてしっとり感をプラスすることで、なめらかなアイス“クリーム”ができあがります。
アイス棒にマスキングテープを巻いたり、カップに模様を描いたりと、子どもたちと自由に飾りつけも楽しんでみてくださいね。
〈キウイアイス〉
キウイアイスの材料(紙コップ小 4個分)
- キウイ…中3個(約300g)
- プレーンヨーグルト…100g
- きび砂糖…40g
- 紙コップ(ミニサイズ)…4個
※今回は容量が60mlの紙コップを使用しました - アイススティック棒…4本
▼用意するもの
キウイアイスの作り方
1. キウイをカットする
キウイは皮を剥いて、3種の形にカットする。ふたになる部分(A)のキウイは約5mm幅×4枚の輪切りに。紙コップの側面に並べる(B)のキウイは、約3mm幅×12枚(3枚1組)の輪切りにして、下にくる部分が平らになるようにカットする。残り(C)のキウイは器にまとめて入れておく。
カットする時のコツ:
■ 飾り用キウイをカットする場所
それぞれのキウイの真ん中あたりから、フタや並べる部分のキウイを切り取っていきます。
2. 飾り用キウイを並べる
紙コップの側面に沿わせるようにして、(B)のキウイを4枚ずつ並べる
3. 具材をミキサーにかける
器に入れておいた(C)のキウイとヨーグルト、きび砂糖をミキサーにかけ、2の紙コップに流し込む
きれいに仕上げるコツ:
■ 8分目くらいまで注ぐ
キウイでふたをするのと、凍らせると少し膨張するので、8分目くらいまで注ぐようにしましょう。
4. アイススティック棒をさす
(A)のキウイにアイススティック棒をさし、アイスクリームにふたをするように置く
刺す時のコツ:
■ 棒はキウイの中心に
キウイでフタをするのは、凍らせている間にアイス棒がぐらついて倒れてしまうのを防ぐため。真ん中にまっすぐさして、気持ち長めに棒をつき出すのがポイントです
5. 凍らせる
ひと晩ほど冷凍庫で冷やして完成
〈黄桃アイス〉
黄桃アイスの材料(紙コップ小 4個分)
- 黄桃(缶詰)…350g(固形部分のみ)
- 生クリーム…100g
- きび砂糖…40g
- 紙コップ(ミニサイズ)…4個
※今回は容量が60mlの紙コップを使用しました - アイススティック棒…4本
▼用意するもの
黄桃アイスの作り方
1. 黄桃をカットする
黄桃を3種の形にカットする。ふたになる部分(A)の黄桃は半分にカット×4個、紙コップの側面に並べる(B)の黄桃は約3mm幅×20枚(5枚1組)にスライスする。余り(C)の黄桃は器にまとめて入れておく。
2. 飾り用の黄桃を並べる
紙コップの側面に沿わせるようにして、(B)の黄桃を5枚ずつ並べる
3. 具材をミキサーにかける
器に入れておいた(C)の黄桃と生クリーム、きび砂糖をミキサーにかけ、2の紙コップに流し込む
4. アイススティック棒をさす
(A)の黄桃にアイススティック棒をさし、アイスクリームにふたをするように置く
5. 凍らせる
ひと晩ほど冷凍庫で冷やして完成
飾りつけたり流し込んだり…作る時間から食べる時間までずっと楽しいアイスクリームでした。キウイのアイスはヨーグルトのほどよい酸味が残り、さっぱりとしたシャーベットのよう。黄桃のアイスは、生クリームのまろやかな甘さが黄桃とマッチ!どちらもクセになる味わいでした。果物でフタをすることで、アイスが溶けても手に垂れにくいという意外な利点も発見!見た目もかわいらしいので、おもてなしにもぴったりですね。
(SATETO編集部 寺尾)
教えてくれたのは
- 中山百代
- 福岡県糟屋郡で飲食店を営む二児の母。
地元でとれた食材や季節の素材を中心に、ごはんや加工品をつくって提供されています。
ひんやり手作りおやつレシピ
暑い日のおやつにぴったり!果物をたっぷり使ったひんやりデザートをご紹介します。どれも簡単にできるものばかりなので、ぜひお子さんと一緒に作ってみてくださいね。
思わずがぶっとかぶりつきたくなる!
「手づくりすいかシロップ」のかき氷
この真っ赤なシロップの正体は…なんと、すいか!砂糖とコトコト煮詰めるだけでここまできれいな色が出せるんですよ。種に見立てたチョコチップのトッピングも楽しい仕掛け。ぜひお子さんと一緒に楽しんでくださいね。
混ぜて冷やすだけで簡単!
断面映えの「フルーツ牛乳寒天」レシピ
お皿に盛った瞬間からテンション上がる、華やかで喉ごしのいいひんやりスイーツはいかがでしょう? 牛乳に食物繊維たっぷりの寒天と好みのフルーツを合わせれば、ヘルシーかつ身体にも優しいデザートのできあがり。まるで宝石のように散りばめられたフルーツの断面に、思わず笑みがこぼれます。
冷凍バナナで簡単アイス
冷凍したバナナと牛乳をミキサーにかけるだけの簡単レシピ。黒い斑点ができるくらいしっかり熟したバナナを使うのがポイントです。バナナの優しい甘みとナッツのザクザク感が絶妙で、毎日作りたくなる手軽さ。黒くなったバナナの救済や、冷凍庫のアイスを切らした時にも役立ちそうですよ。
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