家での時間もできるだけふだんどおり、せっかくだったら、台所に立つ時間も楽しみながら過ごしたい。そんな毎日の欲求を満たしてくれそうなアイディアが、料理家のみなさんから届きました。今こそおすすめしたいレシピ、食材の活用方法、ちょっとした息抜きの仕方など、すぐに実践できる知恵をいただきましょう。
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松竹智子さん
松竹智子さん
- 毎日のお家時間を、工夫して楽しんでいただけるようなレシピをご紹介します。お家にあるもので、普段なかなかできないものを丁寧にちょっと時間をかけてやってみるのもよいかなぁと思います。今回は、子どもたちと一緒に作ってみたい手作りおやつをご紹介します。
- 毎日のお家時間を、工夫して楽しんでいただけるようなレシピをご紹介します。おうちにあるもので、普段なかなか時間かけて出来ないものを丁寧にちょっと時間かけてみるのもよいかなぁと思います。今回は、子どもたちと一緒に作ってみたい手作りおやつをご紹介します。
やさしい味わい
『黒ごまクッキー』
材料をボウルにポンポンッと加えて混ぜたら、ひとまとめにして焼き上げるだけ。材料もおうちにありそうなもので作れます。ザクザクッとした食感で、甘すぎずやさしい味わい。ずっと食べていられるみたいで、うちの子はあっという間に平らげてしまいました。
混ぜたり麺棒で伸ばしたりは子どもも大好きな作業。ぜひ一緒に作ってみてくださいね。
材料 (5mm×5cmのもの60本くらい)
- 薄力粉…100g
- きび砂糖…20g
- 黒いりごま…20g
- 塩…ひとつまみ
- 菜種油(またはサラダ油)…大さじ2
- 豆乳(または牛乳)…大さじ2
作り方
1. ボウルに薄力粉、黒いりごま、砂糖、塩を入れ、手でほぐすようにぐるぐるっと混ぜる。
2. 菜種油を加え、ボウルにひっついている粉を指でこそげ取りながら、油となじませるようにして、さらにぐるぐる混ぜる。
3. 粉と油の固まりが、そぼろのようになったら、両手ですりあわせて固まりをつぶすように混ぜる。
4. 全体がほぼ混ざって、さらさらになればOK。豆乳を全体に回しかけ、手でぐるぐると混ぜる。
【ポイント】
まとまりが悪い場合は、豆乳を少しずつ加えてください
5. 生地がほぼまとまってきたら、外側から手前に折りたたむようにしてなめらかになるまでまとめる。
6. 生地をオーブンシートにのせ、めん棒を縦、横に転がして4mm程度の厚さに伸ばす。包丁で軽く切り目を入れたら、シートごと天板にのせ、170℃のオーブンで30分ほど焼き色がつくまで焼く。
※ご家庭のオーブンの機種によって焼き上がりの時間は調整してください
【ポイント】
長方形になるように周りの4辺は包丁で切り落とします。まな板の上にオーブンシートをのせて麺棒で伸ばすと、天板に移しやすいですよ。残った端の部分は、好きな形に伸ばして一緒に焼いてください。
7. 焼き上がったらオーブンから出し、天板の上で冷ます。
8. 粗熱が取れたら切り目にそって割ったら完成。
【ポイント】
黒ごまがない時は、白ごまやきな粉でも食感よく焼き上がります。甘い方がお好みの場合は、チョコレートを刻んで入れてもいいですね。
- 松竹智子
- 料理家。福岡市内で料理教室や食のイベントをおこなう「深草」を主宰。フードスタイリストとして、食品関係企業のレシピ提案やスタイリングなども数多く手がけている。
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