家での時間もできるだけふだんどおり、せっかくだったら、台所に立つ時間も楽しみながら過ごしたい。そんな毎日の欲求を満たしてくれそうなアイディアが、料理家のみなさんから届きました。今こそおすすめしたいレシピ、食材の活用方法、ちょっとした息抜きの仕方など、すぐに実践できる知恵をいただきましょう。
\ Letter From /
宮崎知花さん
宮崎知花さん
- 私は普段、料理教室をしながら3歳と5歳の娘を保育園に預けているのですが、今は教室をお休みにし、娘たちも毎日おうちにいます。一緒にいると楽しいけど、家の散らかりようと言ったら……。だからといって片付けに追われるとストレスになってしまいます。しかも毎日3回食事の準備! そんな中でも楽しむ工夫&手抜き技をご紹介したいと思います。
- 私は普段、料理教室をしながら3歳と5歳の娘を保育園に預けているのですが、今は教室をお休みにし、娘たちも毎日おうちにいます。一緒にいると楽しいけど、家の散らかりようと言ったら……。だからといって片付けに追われるとストレスになってしまいます。しかも毎日3回食事の準備! そんな中でも楽しむ工夫&手抜き技をご紹介したいと思います。
ご紹介するのは
ペーパー食器で工作気分&洗い物ゼロ♪
毎日3食を作って、食べて、そして食器を洗う……。それだけであっという間に時間が過ぎていきます。たまには紙皿とラップで洗い物の手間を省きませんか? ご存知100円ショップには、かわいらしい紙皿が売っています。食器が可愛いと子どもも喜ぶし、食卓もパッと明るくなりますね。色々な模様を選ぶ楽しみも。
模様付きもかわいいですが、白い紙皿には子どもたちに絵を描いてもらうこともできます。ペタペタとシールを貼ってもいいですね。わが家ではベランダがアトリエ代わり。外の空気も吸ってリフレッシュします。
紙皿に絵を描き終わったら、ラップをかけてお料理を盛りつけます。食べ終わったらラップをクシャッと丸めて捨てたら終了。片付けは楽チンだし、紙皿も再利用できます。ちなみにこの「紙皿+ラップ」アイデアは、水道が止まった時など被災時にも役立ちます。
運動したい子どもたちと掃除タイム
とにかく体を動かしたい子どもたち。おうち生活が長くなると、体が鈍るだけじゃなく、家も心も乱れがちになります。そんな時は、思いっきりお掃除&運動を一緒にしませんか?
子どもたちには掃除道具ではなく、捨てる予定のタオルやウエットタイプの床拭きシートを使わせています。 掃除の置く場所を決めておくことで「よ~し片付けするよー」と声をかけると、ばーーーっと走って自分でとってくるようになりました。「よーいどん!」のかけ声で、子どもたちのテンションをUP!運動不足解消になるし、お部屋もきれいになるし、いいことずくめです。
私が口ずさむ「天国と地獄」の曲に合わせて猛ダッシュ。運動会でも馴染みのある曲なので、競争心があおられるようです(笑)
床掃除以外には、やっぱり遊んだ後の“お片付け”も大事。ふだん保育園生活でもやっているように、お昼ごはんの前、おやつの前、帰る前……と、できるだけ“区切り”を目安に片付けを心がけています。とはいえ、細かい整理整頓は難しいので、大きめのおもちゃ箱を用意して、それに放り込んでいくだけ。なかなか動いてくれないこともありますが(笑)、そんな時はスマホのタイマーをセットして「よーいどん!」。勝ち負けを決めると喧嘩になることもあるので、あくまで勢いをつけるため。上手にできた時は「おうちでもうまくできたね!」と、思い切り褒めています。何かを最後までやり遂げた達成感は、子どもとっても親にとっても気持ちがいいものですね。
- 料理教室「スマイルスマイズ」主宰
宮崎知花 - 大手料理教室で13年間務めた後、第2子出産をきっかけに自宅で料理教室を開始。料理とパンづくりを同時に学ぶことができる1回完結レッスンや、親子で一緒に料理が楽しめる親子レッスンなどを定期的に開催しています。
この記事はいかがでしたか?ご感想・コメントをお願いします。
※こちらはご覧いただきました記事に関するご感想をお聞かせいただくことを目的としております。商品等個別のお問い合わせにつきましては、正確に調査・回答させていただくために、こちらのフォームをご利用ください。