
秋の訪れとともに店頭に並ぶ、つやつやとした栗。その自然な甘みをふんわりとごはんに閉じ込めた「栗ごはん」は、秋の食卓に欠かせないごちそうです。ほっくりした栗の食感と、ほんのり塩味のごはんが絶妙なバランス。今回は、手軽に作れる基本のレシピをご紹介します。

季節のうつろいを感じる
「ふっくら香る栗ごはん」
調理時間:約50分
※栗の下準備はのぞく

秋になると、なぜか無性に食べたくなる栗ごはん。ふんわり炊き上がったごはんの中に、甘くてほっくりとした栗がゴロッと入っていると、それだけでうれしくなるもの。ほんのり塩味のごはんが栗の甘さを引き立てて、ついおかわりしたくなるおいしさです。炊きたての湯気に包まれながら、秋の実りを五感で味わってみてください。

▲ 教えてくれたのは、料理家の松竹智子さん。 旬の野菜を中心に、日々の食卓に取り入れやすいレシピを提案されています。
\ 「栗ごはん」を作る際のポイント /
おいしく炊き上げるためには、米を洗ったあとにしっかりと浸水させることが大切です。洗った直後の米は水を十分に吸っていないため、そのまま炊くと芯が残りやすく、ふっくら仕上がりません。特に栗ご飯のように具材と一緒に炊く場合は、米が水分をしっかり含んでいることで、全体が均一に炊き上がり、栗の風味も引き立ちます。


「栗ごはん」の材料(4人分)
- 栗(殻付き)… 300g
- 米 … 2合
- 塩 … 小さじ1
- 酒 … 大さじ1/2
「栗ごはん」の下準備
【栗の下ごしらえ】
1.栗は表面をさっと洗い、40〜50℃のぬるま湯に20分以上浸して鬼皮を柔らかくする。

2.【鬼皮】栗のおしり近くの、ざらざらしている面の境目に包丁をいれる

3.【鬼皮】切り口から栗の頂点に向かって鬼皮をはがすように剥く

4.【渋皮】栗の面に沿って、渋皮を剥く

5.剥き終わったら変色を防ぐために水につけておく
【米の準備】
米はやさしく研ぎ、たっぷりの水に30分ほど浸して吸水させる。新米の場合はやや短めでもOK。
「栗ごはん」の作り方
1.炊飯器にセットする
炊飯器に米を入れ、2合の目盛りまで水を注ぐ。塩を加えて軽く混ぜ、栗を上にまんべんなくのせて、通常通りに炊飯する。


2.炊けたら、酒を振り入れる
炊き上がったら、仕上げに酒をまわしかけ、底からふんわりと混ぜる。栗が崩れないよう、しゃもじを使ってやさしく混ぜる。

3.完成


お茶碗に盛り付けたら完成です。アクセントとして黒ゴマをかけてもOK。
ふっくらと炊き上がったごはんに、つややかな栗がごろりと並ぶその姿は、食卓に並んだ瞬間、思わず気分も華やぎます。
旬の味を楽しめるのは、ほんのわずかな季節だけ。栗は下ごしらえに少し手間がかかる食材ですが、それでも毎年一度は食べたくなるのが「栗ごはん」です。事前に栗をぬるま湯に浸けておくなど、ちょっとした工夫をするだけで、鬼皮をむく作業がぐっとラクになることがわかりました。今年は「一度」と言わず、二度三度とチャレンジしてみようと思います。
(SATETO編集部)
教えてくれたのは

- 松竹智子
- 料理家。福岡市内で料理教室や食のイベントをおこなう「深草」を主宰。フードスタイリストとして、食品関係企業のレシピ提案やスタイリングなども数多くおこなっています。















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