
今回は甘酸っぱさと独特の食感が人気を集めるNZキウイについて、野菜ソムリエ上級プロの久保ゆりかさんに解説していただきます。色の違いから基本の剥き方、食卓を彩る可愛らしい切り方、アレンジ方法、おいしい食べ方に保存方法まで、NZキウイの魅力を深掘りします。

▲ 教えてくれたのは、野菜ソムリエ上級プロの資格を持つ、フードコーディネーターの久保ゆりかさん。身体の中からキレイになるレシピを得意とされています。
1.知っておきたい!NZキウイの特徴
NZキウイとはどんなフルーツ?
豊かな土壌と温暖な気候に恵まれたニュージーランドはキウイの名産地。その輸出額は国全体の農産物の約半分を占め、世界中に輸出されています。ちなみに“キウイ”という名前は、ニュージーランドの国鳥である「キーウィ」に似ていることが由来だそう。

キウイは日本国内でも愛媛、福岡、和歌山などで生産が盛んで、11月から4月頃に旬を迎えます。一方、日本と真逆の季節のニュージーランドでは3月から6月にかけて旬を迎え、12月頃まで市場に出回るため年中キウイフルーツを味わえます。
キウイといえば色鮮やかな果肉が魅力ですが、緑色の「グリーンキウイ」は食物繊維が豊富、「サンゴールドキウイ」はビタミンCが豊富など、色(品種)で違いがあることも特徴。ピンク色をした「ルビーレッド」という品種もあり、こちらはビタミンCに加えて抗酸化作用のあるアントシアニンを含んでいます。育ち盛りのお子さんやシニアの方まで、幅広い世代の健康に役立つフルーツなのです。
ヘタと芯が簡単に取れる!基本の剥き方
1.ヘタを落とす
ヘタの周りに包丁で切り込みを入れ、片方の手でNZキウイをくるくると回しながらヘタと一緒に芯を取り除く。反対側のお尻部分は5mmほどの厚みに切り落とす。


2.皮を剥く
NZキウイを縦に持ち、上から下へ丸みに沿うように皮を剥いていく。

\ 皮を剥く際のポイント /
今回は小回りがきくペティナイフを使用して皮を剥きましたが、慣れていない人はピーラーを使って剥きましょう。すべて皮を剥いてからカットすると、NZキウイの表面がツルツルと滑って持ちにくいため、先に輪切りにしてから皮を剥いてもOKです。

デザートやお弁当に!NZキウイのアレンジ切り
鮮やかなNZキウイはアレンジすることでさらに見栄えがUP!お弁当やパーティシーンでも活躍できるアレンジ切りを教えていただきました。

\ NZキウイのアレンジ切りを動画でチェック /
盛り付けが楽しい♪カップキウイ
半分にカットしたキウイの皮と実の間にナイフを入れ、皮を剥がして取り除いたヘタを底に敷けば皮のカップができあがり。カットしたNZキウイを入れたり、他のフルーツを入れて盛り付けたりするのも楽しい。

食卓が華やぐNZキウイのギザギザ切り
キウイをギザギザに切ることで、お花のような見た目になるアレンジ方法。パンケーキなどのシンプルな料理の添え物や、お弁当のアクセントにもおすすめです。一見難しそうに思えますが、ナイフの刃先でNZキウイの中央に向かってジグザグの切れ込みを入れていくだけ。あとは上下を持ってパカっと開けば鮮やかな断面が現れます。

そのまま食べるだけじゃない!NZキウイのおいしい食べ方

甘酸っぱくジューシーなNZキウイはそのまま食べるのはもちろん、スイーツのトッピングや、料理に活用できる万能フルーツです。久保さんにおいしい食べ方を教えてもらいました
生のまま食べる際のポイント
シンプルにNZキウイのおいしさを味わう方法は、フレッシュで熟したものをそのまま食べること。食べ頃を見極めるには、ヘタとお尻を軽く指で押して適度な弾力があるもの、甘い香りがするもの、表面にシワがなくハリがあるものを選ぶと良いでしょう。

料理のアクセントに
酸味のあるNZキウイはサラダのアクセントにもおすすめ。肉や魚との相性もいいので、スライスしたNZキウイとレモン汁を使ってカルパッチョを作ればおもてなしシーンにも活躍しますよ。

お肉を柔らかく!
キウイにはタンパク質分解酵素が含まれ、肉を柔らかくする効果があると言われています。すりおろしたNZキウイに固い肉を漬け込めば、ふっくらと柔らかくなり食べやすくなります。

デザートにも大活躍
色鮮やかなNZキウイはデザートの材料にうってつけ。実が柔らかいのでアレンジしやすく、砂糖と一緒にさっと煮詰めれば簡単にキウイソースを作ることも。ただし、キウイにはタンパク質分解酵素が含まれるため、ゼリーにすると固まらないのでご注意を。

久保さん直伝!キウイのパンナコッタレシピ
久保さんが教えてくれたのは、ミルキーなパンナコッタに、キウイソースをかけた「キウイのパンナコッタ」。生クリームと牛乳たっぷりの優しい甘さに、キウイの甘酸っぱさが加わって、とろけるような幸せな食感が楽しめます。こちらもぜひ作ってみてくださいね。

おいしさ長持ち!NZキウイの基本の保存方法
NZキウイの保存方法は熟成具合によって異なります。ヘタとお尻部分を押してみて、固ければ完熟前のサイン。その場合は常温で1〜2日置いて追熟しましょう。りんごがあれば、NZキウイと一緒にポリ袋に入れて保存するとりんごが発するエチレンガスがNZキウイの追熟を早めてくれます。

NZキウイが柔らかくなっていれば完熟しているので、冷蔵庫で保存して追熟を止めましょう。乾燥を防ぐためにNZキウイをキッチンペーパーで包み、ポリ袋に入れて野菜室で保存を。

NZキウイは冷凍保存することもできます。皮ごと冷凍することもできますが、皮を剥いてからカットし、フリーザーパックに入れて密閉してから冷凍保存すると、必要な分だけ使えるので便利です。1ヶ月ほど冷凍保存ができます。
我が家では、手頃サイズのキウイは小腹が空いた時のおやつや、食後のデザートに大活躍。今まではただカットしただけでお皿に盛り付けていたので、今回久保さんに教わった飾り切りに挑戦してみたいと思います。冷凍できることも知らなかったので、夏場は“フローズンキウイ”として味わってみようかな!
(SATETO編集部 山本)
教えてくれたのは

- 料理家 久保ゆりかさん
- 野菜ソムリエ上級プロの資格を取得し、書籍やWEB等へ掲載する料理撮影、フードコーディネート、各種メディアへの出演のほか、飲食店のメニュー監修、執筆、商品開発など、多方面で活動中。インスタグラムでも野菜や果物たっぷりのレシピを公開中。
他にもある!キウイのひんやりデザートレシピ
甘酸っぱさが人気のキウイは、いろいろなデザートにもアレンジ可能。ヨーグルトに入れたり、アイスやフルーツポンチにしたりとおいしいアイディが広がります。
紙コップでつくるキウイアイス

輪切りのキウイがなんとも可愛い「キウイアイス」は、キウイとヨーグルトでつくるさっぱりした味わい。できあがりを想像しながら果物を並べたり、コップにクリームを流したり、果物に棒をさしたりと、楽しい作業が盛りだくさんです。
冷蔵庫に常備しておきたいキウイのハニーマリネ

キウイのイガイガした感じが苦手な人は、キウイをはちみつでマリネしてはどうでしょう?酸味がまろやかになって口内への刺激がなくなります。マリネといってもキウイをカットして、はちみつをかけてから30分ほどつけておけばできあがり!
冷蔵庫に常備しておいて、そのままはもちろん、朝のヨーグルトにトッピングしたり炭酸で割ってデザートドリンクにもおすすめです。
つるモチ豆腐白玉のフルーツポンチ

いろいろなフルーツと白玉団子が入ったフルーツポンチは、瑞々しくてとっても鮮やか。白玉粉に豆腐を加えると、水だけで作るより滑らかになり、まるで赤ちゃんのほっぺのような食感に。瓶に詰めれば持ち運びもラクラク。キウイは断面をみせるように入れるとかわいさアップ!















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