
鮮やかな緑色が目を引く「カボス」は、爽やかな酸味と香りが魅力。料理の仕上げに絞るだけで、魚や肉、鍋料理がぐっと引き立ち、ジュースやスイーツにもぴったりです。カボスと言えば大分県の特産品!時期になると大分県民の食卓に出ない日はないといいます。今回は、そんな大分県民が愛して止まないカボスの魅力に迫ります!
産地・栄養・選び方まで!カボスのきほん
カボスの産地
カボスは主に九州地方、特に大分県で古くから親しまれてきた柑橘類で、なんと全国生産量の約9割以上を同県が占めます(※)。江戸時代には薬用や料理用として栽培され、今や食卓の彩りや風味づけに欠かせない存在です。
※出典:農林水産省ウェブサイト

美容と健康に!カボスに含まれる栄養素
カボスには、ビタミンCやクエン酸が豊富に含まれています。ビタミンCは疲労回復や美肌効果、クエン酸は体内の疲れやすい物質の分解をサポートするといわれています。また、香り成分にはリラックス効果が期待でき、料理だけでなく生活に取り入れる楽しみもあります。
カボスの旬と選び方
カボスの旬は主に夏から秋にかけてです。カボスを選ぶときは、鮮やかな緑色でツヤのあるもの、手に持ったときにずっしりと重みを感じるものを選ぶと、おいしい果汁が楽しめます。
カボスの切り方と絞り方のコツ
カボスの爽やかな香りと酸味を最大限に楽しむには、切り方や絞り方のちょっとしたコツがあります。ぜひ試してみてください!
カボスの切り方のきほん
1. ヘタを横にして縦半分に切る
ヘタを横にして、包丁を上から入れて縦半分に切ります。
2. くし形に切る
縦半分に切ったカボスを、さらに4等分のくし形に切ります。
3. 果肉に切り込みを入れる
果肉部分に3か所ほど切り込みを入れると、絞りやすくなります。
絞り方
切ったカボスは皮(外皮)を下に向けて絞ると、種が飛び散るのを防ぎながら、果汁を効率よく絞れます。

料理の格が上がる!カボスの活用法
日常の料理や飲み物にちょっとカボスを加えるだけで、味がぐっと引き締まります。焼き魚や鍋物、デザートや飲み物まで、幅広く活用してみましょう!
[ 定番の使い方 ]
焼き魚、刺身、味噌汁、唐揚げなど、食べる直前に絞る「かけカボス」で味が引き締まり、風味がアップ。

[ 麺類・鍋物 ]
うどん、そば、寄せ鍋などに薬味や風味づけとして使用。
[ 飲み物・デザート ]
焼酎やハイボール、炭酸水、ゼリーやケーキなどに加えると、フレッシュな香りと酸味が楽しめます。

[ 調味料として ]
カボス風味の塩や醤油、ポン酢などにアレンジすれば、料理のアクセントに。

いつもの料理にカボスをひと絞りするだけで、簡単に味わいが格上げされます。ぜひ食卓に取り入れてみてください!
鮮度を長持ちさせる!カボスの保存方法
カボスは保存方法を工夫すると、香りや酸味を長く楽しむことができます。ここでは、保存のきほんをご紹介します。
冷蔵で保存する場合
直射日光や高温多湿を避けて保存します。鮮度を保つには、新聞紙やキッチンペーパーで包み、チャックシール付き保存袋に入れて野菜室で保存を。保存期間の目安は数週間〜1か月程度です。


冷凍で保存する
長期保存には冷凍がおすすめです。果汁は製氷皿で凍らせ、小分けにしてチャック付き保存袋へ。使うときは凍ったままでも、半解凍でも香りや酸味を活かせます。

地元ならでは!大分県民が教えるカボスの魅力
コープ九州で働く大分出身の職員にアンケートを実施。地元ならではのカボスの食べ方や使いこなし術、カボス愛について語ってもらいました!

カボスの定番使いは?

- 焼き魚、だんご汁、天ぷら、唐揚げ、刺身…何にでもかけます(Sさん)

- そうめんには輪切りにして彩りをプラス。ほかに、まるごと冷凍しておろし金で擦り、料理やお酒に活用(Nさん)


- 焼き魚には大根おろしとカボスが必須!皮を削いでお吸い物に浮かべることも。果汁は保存して、炭酸水やお湯で割って飲むのも定番です。(Iさん)

- 鍋にはポン酢ではなくカボス醤油、天ぷらやフライにはカボス塩、焼酎のカボス割りも楽しみます。(Tさん)
意外な組み合わせは?

- コーラなど炭酸飲料に入れるとスッキリおいしい!(Sさん)

- カボスで餃子のタレを作ったり、ハチミツ割りドリンクにしたり、そのまま飲むことも!(Tさん)

- 刺身にするとほんのりカボスの香りが漂う「カボスぶり」も!(カボス果汁を混ぜた餌で育てたぶりのことです)(Oさん)
料理以外の活用法はありますか?

- 皮を乾燥させてお風呂に入れるとリラックス効果アリ。種で化粧水も作れる…らしい(Sさん)


- 眺める!(Nさん)

- レンジ庫内の掃除に活用(Tさん)

長持ちさせる知恵を教えてください。

- カボス胡椒やジャムに加工(Sさん)

- 鮮度重視。使い切れなくても無理して活用!(Nさん)

- 家では冷凍保存が定番(Oさん)
カボス愛溢れるメッセージをお願いします!

- 唐揚げやとり天にも練り込み、風邪の時は温かい果汁にハチミツを加えて飲むことも。香りが強く、味にアクセントがつくので、減塩にもぴったりです!(Sさん)

- 妻は種無しカボスがお気に入り。息子(27歳)は幼いころ、カボスをそのまま口に入れ、果汁をちゅうちゅう吸っていました。娘(29歳)は今年、すだちの名産地・徳島出身の夫と結婚。ほかにも、カボスハイボール、つぶらなカボス、カボスぶりといった食べ物や飲み物に加え、「かぼたん」といったカボスのマスコットも!大分県=カボスです♡(Nさん)

- 収穫期にはコンテナいっぱいのカボスがあり、どこからともなくやって来るイメージ(笑)。量が多すぎて使い切れず、ご近所も同じ状況。県をまたぐと少しもらってもらえます。(Tさん)

さっぱり香る!カボスで作る簡単レシピ
料理にかけるだけでなく、もっと違う楽しみ方を知りたい!料理家・松竹智子さん直伝のカボスの爽やかな酸味と香りを楽しむ、簡単レシピを2つご紹介します。
\ アレンジレシピ1 /
ホットでも炭酸で割っても!
カボスシロップのジュース

フレッシュなカボスの酸味と香りが楽しめる、お手軽なジュースです。カボスシロップを作ったら、お好みの量をお湯や炭酸水で割っていただきましょう。
カボスシロップの材料
・カボス…3個 ・グラニュー糖…カボスの重量と同量
※保存瓶は洗ってから熱湯をかけるか、アルコールで消毒して乾かしておく。
カボスシロップの作り方
1. カボスを薄くスライスする。
2. 瓶にカボスとグラニュー糖を交互に入れる。
3. 2〜3日、常温に置き、グラニュー糖が溶けてシロップ状になったら完成。
4. 炭酸やお湯で割っていただきましょう。
\ アレンジレシピ2 /
いつものサラダが爽やかに!
カボスドレッシング

カボスのさわやかな香りで、いつものサラダが華やかに。オリーブオイルや塩と混ぜるだけの簡単レシピで、野菜をモリモリ楽しめます。
カボスドレッシングの材料
・カボス果汁…大さじ1 ・オリーブオイル…大さじ1/2 ・はちみつ…10g ・塩…2g
・こしょう…少々
カボスドレッシングの作り方
1.材料をすべてボウルに入れ、混ぜ合わせる。
実は私も大分県出身。大分県民ならではのカボス話に思わず「そうそう!」と頷いてしまいました(笑)。給食にもカボスゼリーやジュースが出ていたので、子どもの頃から身近すぎるくらい身近だったカボス。これでもか!というくらい実るので、消費するのが大変ですが、その贅沢さを改めて実感します。みなさんもぜひ、爽やかな香りと酸味を楽しんでください♪
(SATETO編集部 佐藤)
他レモンの代わりにカボスでアレンジ!
簡単&爽やかレシピ3選
レモンもカボスも栄養価はほとんど変わらず、どちらも爽やかな酸味をプラスできます。普段のレシピでレモンを使うところを、カボスに置き換えて手軽に楽しんでみましょう。
旨みがぎゅっ。簡単せいろレシピ
「野菜と魚介のアクアパッツァ」

せいろに白身魚、アサリ、アスパラガス、玉ねぎ、ミニトマトを並べ、白ワイン入りの調味料をかけて約10分蒸すだけ。食材はふっくら、旨みも凝縮。仕上げにレモンの代わりにカボスを絞って、爽やかにどうぞ。
万能調味料「塩レモン」の基本レシピ
塩とレモンだけで簡単にできあがり!

太陽の恵みたっぷりのレモンを皮ごと塩漬けにした「塩レモン」は、肉料理や鍋、炒め物などに使える万能調味料。実は同じ作り方でカボスもOK!爽やかな香りと酸味が加わり、料理のアクセントになります。
















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