このページの先頭です

献立いろいろ 冷蔵庫に眠ったジャムが隠し味に 柑橘ジャムソースのポークソテー

お肉に塩こしょうをサッと振って焼くだけのシンプルレシピもいいけれど、たまにはひと味違うお肉のソテーが食べたいとき、ありませんか? そんなアイデアを求めやって来たのは、福岡県近郊の山あいで飲食店を営むももさんのお店。

▲ 福岡県の山あいで飲食店を営むももさん。地産地消・旬の食材を中心に考案したメニューを提供されています。


Recipe

眠ったジャムが、甘酸っぱいソースに変身!
「柑橘ジャムソースのポークソテー」

ももさんが教えてくれたのは、柑橘系のジャムをソースにして食べるお肉料理。砂糖やみりんの代わりに、マーマレードなどの柑橘系のジャムを使って、ソースに自然な甘みを出します。マーマレードっておいしいのですが、わが家の子どもたちは皮の苦みに敏感なせいか、イチゴジャムやブルーベリージャムのようになかなか空っぽにならず、冷蔵庫の奥に眠ってしまう……というのがお決まりのパターン。そんなジャムの救済措置にもなりそうです。

\ ももさんのひとこと /

面倒な下ごしらえが要らないので、気が向いたときにサッと作れるお手軽な一品です。ジャムソースでつくるソテーは照り焼きのように甘みがあるので、子どもも喜んで食べてくれますよ。

材料(2人分)
豚ロース生姜焼き用…約200g
柑橘系ジャム…大さじ1(約20g)
バルサミコ酢(ない場合は酢)…大さじ1/2
醤油…大さじ1/2
塩…少々

作り方
1.ジャムソースをつくる

ジャム、バルサミコ酢、醤油をボウルに入れて混ぜる。

ももさんに教わったポイント:
■ ジャムによって甘みは異なる
わが家では自家製の甘夏や橙(だいだい)のジャムを使いますが、市販のマーマレードや柚子ジャムなど、使うジャムはお好み次第。甘さがそれぞれ違うので、調整しながら甘さを整えてください。

2.豚肉を焼く

熱したフライパンに油をひき、豚肉を重ならないように並べて焼く。表面に肉汁が浮いてきたら裏返して焼く。

ももさんに教わったポイント:
■ あまり焼き過ぎないように
このあとソースを入れると、さらに加熱されてお肉が固くなってしまうので、9割ほど火が通るくらいで大丈夫です。

3.ソースを絡める

軽く焼き色がついたら塩を振り、豚肉に1のソースを回しかける。肉全体にソースが絡んだら火を止める。

ももさんに教わったポイント:
■ “照り”が焦げないように注意
焼きながら絡めることで、とろみが出て“照り”が生まれます。あまり加熱しすぎると焦げてしまうので、ソースがトロッとしてきたらすぐに火を止めましょう。

4.完成

お皿に移し、お好みの野菜を添えて完成。

ももさんに教わったポイント:
■ 柑橘系以外のジャムでもOK
柑橘系のジャムがない場合は、アプリコットやりんごなど、違うジャムで試してみるのもいいですね。どのジャムにも個性があり、それぞれに違った深い味わいが生まれるのも楽しいレシピです。


食べてみると、ジャムの甘みにバルサミコ酢と醤油がいい塩梅にマッチして、ごはんがパクパク進みそう。いつも余りがちなマーマレードが最高の隠し味になるなんて、パンに使うだけではもったいないような気持ちまで生まれてきます。子どもも好みそうなほどよい甘みで、さっそく家族で食べたくなりました。
( SATETO編集部 堀尾 )

教えてくれたのは

中山百代
福岡県糟屋郡で飲食店を営む二児の母。
地元でとれた食材や季節の素材を中心に、ごはんや加工品をつくって提供されています。

この記事はいかがでしたか?ご感想・コメントをお願いします。